デジタル vs アナログ

年末に大掃除をした。

冷蔵庫を担当した旦那は、新種の菌類の繁殖実験場と化した瓶詰めモノたちを安全に廃棄する任務を遂行する傍ら、冷蔵庫内で数年間(というか...10年間)ほったらかしにしたままだった私の撮影済みのフィルムに目をつけ、誕生日に私を驚かすため、ひそかにそれらをBootsで現像しておいてくれた。

1本は1999年、イギリスへ出発する前と後に撮影したフィルム。もう1本は2004年に行ったパリでの撮影。両方とも当時の愛機、Nikon FM2を使ったものだ。





フィルムカメラで撮影した写真は何かが違う。

粒子が目立ち、洗練されていない様が見る側の懐古の情をそそるのか、それとも一コマも無駄に出来ない撮影状況が撮影する側をより注意深くさせるのか。





デジタル時代の昨今、ショップを通したフィルム現像のお値段はというと、現像、プリント1セット、CD合わせて11.99ポンド。フィルムは36枚撮りで1本約3ポンドだから合わせて15ポンドといったところか。たっけー。





それでも、point and shoot anything you fancyのデジタルペースがどうも趣味に合わず、否応なくスローダウンを強いるシステムにチャレンジとアートを感じるタイプのアマチュアフォトグラファーにとっては、フィルム撮影はいまだに魅力的な選択肢なのかもしれない。

自分で現像してスキャナーで取り込み、デジタル画像処理をするというワークフローならそんなにコストがかからないかもしれない...。Nikonのセットはレンズ群ともにまだ手元にあるしな。

昨年末、Leica UKの15% offプロモーションで再び清水の舞台からまっさかさまに飛び降りてSummilux 50mm f1.5を注文したばかり。それでも、LeicaがM9を出してきたら、いっそのことMPに切り替るという手もあるわけだ。
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by uk_alien | 2009-02-02 04:12 | photography