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英国パスポート取得



イギリスの市民権を取得して以降、怠っていたパスポートの申請を済ませた。

仕事前に指定されたインタビューに出向く。別に後ろめたいことはないのだが、なぜか映画のGreen Cardが頭から離れず、緊張する。

特に両親の生年月日。母は大正生まれ、父は昭和。これらを西暦で考えたのはパスポートの申請書を記入したときが初めてで、母の誕生日に関しては正直言ってまったく定かではなかった。

インタビュー前に申請書のコピーに目を通しこれらの年号を予習しておこう…と考えたのだが、飼犬ウォルターの急病でそんな気持ちの余裕はなく、また、この場合、「暗記した返答」は「本当のところよく覚えてないという真実」より性質が悪い気がしてやめることにした。映画Green Cardで一生懸命暗記したにもかかわらずBrontë(Andie McDowell)が使うクリームの名前をインタビューで答えられず「いつもこれだけは覚えられない!」と口を滑らせたGeorges(Gérard Depardieu)に「他の答えは全て暗記できたのに?」と訪ねるインタビュアーの映像が頭をかすめる…。

そうして案の定私は両親の生年月日をきかれた。「うーんと、生まれた国では西暦じゃない年号を使っていたので…」ともごもご言い訳をしながら、父の生年を私の生年から計算して「大体こんな年号のはずです。で、母は父よりX歳年上でした」と返答する。

他のいろいろな質問に緊張しながら返答し、インタビューは無事終了。そうして本日パスポートが届いた。

自分なりに心の準備に何年もの時間をかけ一つ一つのプロセスをこなしてきただけに、こうして新たなパスポートを手にするとちょっとうれしかったりする。
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by uk_alien | 2012-04-20 02:49 | going native