しめくくりの電話

How's your life?
How are things?

とかきかれると、聞き手が特に親しい友人でない場合は答えにつまる。適当にごまかす。
べらべらべらべらききもしないことをことの詳細まで話す輩は、聞いている分には短時間なら問題ないが、単に話のネタのためだけに私のことをあれこれ詮索されるのはたまらない。私は私事は私事にとどめておきたい人間なのだ。旦那からはアンチ・ソーシャルと笑われる。

さて、先週の土曜日、義理ママの家を訪問した際、お暇するちょっと前に思い出して犬を飼うことを報告した。「あら、よかったわね~、楽しみね~」といったやりとりの後、穏便に帰路についた。

数日後の火曜の夕方遅く、ブリーダーからウォルターがどんなにスイートかといった電話があった後、ブログをアプデートし、白ワインを一人であけて幸せに浸っていた。すると義理ママから電話があった。

「こないだ犬のことを一日の最後までふれなかったのはなぜ?何か理由があるのかしら?日中にホリデーの話とかも出ていたのにどうしてもっと早くに言い出さなかったわけ?」

幸せな気分は一気に冷めた。うざったい。大体私たちが犬を飼おうが飼うまいがあんたにゃ関係ないし、それを私がいつ話そうがあんたのしったこっちゃないだろうが?

「さあ、私は自分のことは進んであれこれ話さない人間なので、そのときまで触れる機会がなかっただけでしょう。それだけのことです」
「あら、そうなの?ま、いいわ。ところでウォルターは私の義理の兄の名前なの。ウォリーといってね。家に来たときには間違ってウォリーと呼んでしまうかも知れないわね。ウォリー、ウォリーなんてね。」
(私: むかっ)
「ところであなた達が帰った後本で調べたのだけど、その犬、かなりコートの世話が大変なようね。」

言葉のとげを何気にそのままにしてまくしたてる彼女に私はむちゃむちゃ腹が立ってきた。

「いいえ。覚えてます?私は以前この犬種を飼っていたっていいましたよね。一日一回のブラッシングだけで全く問題ないですよ。いい犬ですっ。」

とりあえず形だけは平和に会話を終え電話を切った後、全身に怒りがみなぎった。
なんだったんだあれは?

3分おきに怒りの叫びをあげつつ、ヴェルディのオペラをものすごいボリュームでかけながら夕飯を作った。(ハドックにおろしガーリック+マヨネーズを塗って、レモンとパン粉とパセリを混ぜたものを上にかけ、チェリートマトをトレーに散らしてオーブンで焼く。美味。)

子ども達がでっかくなってもいまだに物事にinvolveされたい、そしてされないとすねるマザリーの権化の義理ママ。限られた人間以外には私事に踏み込まれたくない母性本能が欠落した超プライベート人間の私。

二人は両極端に違うんだから怒っても仕方ないよ、という旦那に、(わかっちゃいるが)その晩は牙を剥きふて寝した。
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by uk_alien | 2006-05-18 20:05 | family