恒例の、ファミリーBBQっ!

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義理の家族が集まる一族郎党BBQは、大きな家が立ち並ぶ高級住宅街の一角にある義理の長兄の家で行われる。

この義兄の4人目の妻は料理をしない。3番目の奥さんの時はいつも地元の肉屋から仕入れた美味しい子羊のすね肉を赤ワインやら蜂蜜やらで下味をつけたレストラン顔負けの料理だったのに、彼女と交代してからのこの2年は、ワインはともかく、センズベリーズのパックからそのまま取り出しただけの、金持ちにしては驚くほど質の悪いBBQだった。

そうした食べ物に対する期待感の薄さに加えて、今年に入ってから、義理ママの連続的にかかってくる電話やいらぬ忠告、根性の曲がった二番目の義兄からの私への個人的な不意打ち攻撃等々もあって、今回のBBQへ赴くのは非常に気が重かった。

しかし、人生極力明るい面を見据えて生きていくべきもの。久しぶりのお出かけだし、ウォルターの教育上もってこいだし、何よりめったに口に出来ない高級ワインが浴びるように飲めるのだ!と自分にいいきかせ、ずる休みしたい衝動を押さえつつ重い腰を持ち上げた。

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駆け付けでピムズを2杯、80云年のバーガンディの白を2杯飲み干し、エネルギーを充電。

6万ポンドかけて3番目の妻が改築したキッチンを抜け庭に出ると、なんと、今年の食べ物のパックはウェイトローズのものに格上げされていることがわかった。去年、一昨年とかなり質が悪かったため、どっかしらから苦情があがったに違いない。バーガーとステーキをきっぱり断り、チョリゾとチキンのケバブを一つとって二種類のサラダを山盛りにプレートに盛り、84年のボルドーの赤と、85年のリオハで胃袋に流し込んだ。

父親の後光のおかげでおポッシュなパブリックスクールのアクセントとグラマーを身につけた前妻との子供たちはもういい加減大人になってきた。過去数年妙に鼻につく彼らの存在が現妻の間に生まれたニュートイ、もとい、ニューベイビーのおかげで心なし影が薄いのにサディスティックな満足を覚える。

根性曲がりの二番目の義兄とその妻はきっぱり無視し(売られたけんかは買わないが、けんかを売られた事実は絶対に忘れない)、その他の皆さんと差しさわりのない会話を交わす。ダイエットを気にして「私は遠慮するわ」とにっこり微笑む義理の甥っ子の今年のガールフレンド、パブリックスクール・ブロンディを尻目に、デザートのチーズとベークドアラスカン(アイスクリームをメレンゲで覆ってさっとオーブンで焼いたデザート)一切れとミントチョコレートアイスクリームをしっかり平らげた。

再び電車で帰り、家に到着したのは8時頃。結構食べたんだから...とも思ったが、なんか無性に違う食べ物で胃袋をリセットしたい気分は止まず。結局一日の最後は納豆スパゲッティで締めくくった。

く、食いすぎた。
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by uk_alien | 2006-07-18 00:45 | family