嘘かホントか

新聞沙汰になった出来事でも、それが事実なのかどうか受け取る側にはどうでもいいこと、というのは残念ながらよくあるもので、今週のゴードン・ブラウンのスピーチの中の'a privilege to work with the most successful Labour prime minister'というラインに対する、シェリー・ブレアーの'well, that's a lie'発言がそれ。

このスピーチでリーダーという地位を決定的に印象付けなくちゃだわというブラウンの決意はいうまでもなく、各国のメディアがこの「次期首相」のスピーチに注目していただけに、翌日のヘッドラインをかっさらったこの「出来事」、ガセだったとしてもあまりのタイミングのよさと信憑性、軽いタッチが絶妙だ。発言を「耳にした」のがBloombergの女性記者という話だけど、もしこれがすべて計算づくしのでっちあげだったとしたら怖いけど賢い。発言を否定するシェリーも内心ではこの記事がもたらした効果に有頂天に違いない。

f0045624_20181519.jpg


トニーの、僕はまだ行きたくないんだけどな、という泣かせるスピーチの後、夫を誇らしげに抱擁するシェリー。「He is mine!」とPMを抱きしめて離さないLittle Britainのけな気なセバスチャンの姿が重なった。
[PR]
by uk_alien | 2006-09-27 20:23 | just a thought