家族の肖像

クリスマスが来る。

我家はいつも義理ママの家に動物達一同を連れて泊まりに行き、贅沢な食事とワインを楽しみ、TVを観てだらりんと過ごす。義理の家族行事とかクリスマスとか掲げると妙に重々しいけど、クリスマスディナーを囲んで家族郎党が一同に介するわけでもないし、宗教的ではないので、それはそれで結構気軽で楽しい。

さて、今年の夏は義理の長兄が多忙で、彼の家で毎年恒例に行われる家族結集BBQが行われなかった。これはいけないと奮い立った義理ママは、この冬彼女の家で結集パーティーを行うことを決めた。しかもクリスマスに。

どーん...

気が重い。

根性が妙にひんまがった2番目の義理兄は、こうした家族の集まりであからさまに人の感情を逆なでするような発言をし、意図的に言い争いを起こす傾向がある。今年の春には義長兄が大判振舞いしてくれた義理ママの70歳誕生日ディナーを当日電話でドタキャンしてひんしゅくを買った。

しかも、彼がライバル心を燃やすこの義長兄は、今年再びものすごい金額の実入りがあり、目下何を買ってどうするという話がしたくてしたくて仕方がない。本人は単にわくわくして別段自慢するつもりではないのだけれど、話のスケールがスケールなだけに、これに2番目の義理兄が耐えられるかどうか。

兄弟同士で言い争いなんてことになったらやだな...

でもそんなのは思い過ごし。みんなもう大人なんだからきっと和やかに過ごせるわ、大丈夫!と自分を励ましていたら、本日義理ママから電話が入った。

彼女の母親が彼女に残した遺産(といってもそんなにすごい金額ではない)は現在信託され、利子を受け取るパートナーの死を待っているのだが、それをどうするのかを彼女は最近決意している。要は、長男は金持ちだから微々たる実入りは実質的に意味がない、次男は一貫して自分を苦しめてきた上にこれまで一切何の助けもなく、これからも一切助けは見込めないからこの分の遺産は渡さない、よって残りの二人に相続権を譲渡する、というもの。

「それはよくない、兄弟決別のもとだ」という反対意見もじっくり考慮したようだが...「結局、私がしたいようにすると決めたの。でも遺書に残して後々面倒を起こすのではなく、私が今電話で本人に直接伝えたわ。理由をはっきり言ったの。後は話を変えたわ」

おいおい、なんでクリスマスを前にそういうことをするかな。一体何がおこるかわかったもんじゃない。

二男は夫婦ともどもプロフェッショナルでかなりの高収入、のわりには借金で首までつかっているという。大した金額でなくても祖母の遺産の取り分がなくなる...というのは決していいニュースではないだろう。


ず~ん

あ~、やだよ~~~。
三男家族も私たちも日ごろから本当に義理ママの面倒みてきてるんだってば~、で、老後もみるんだってば~...でもそんなことおかまいなく逆恨みされるんだよね~きっと...
クリスマスなんかこなければいいのに~...

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by uk_alien | 2007-11-18 03:45 | family