楽しいサンデーランチ

今日は義兄ちゃんちでサンデーランチ。
Weybridge駅へ到着すると、早速St George's Hillへ。

門番付のゲートを過ぎると、そこはHollywood、ということは全然なく、lumpsで速度制限がされている極めてquaintなうねった小道に繋がれた大なり小なりのお家達。え、こんなもんなの?というのが正直な感想。逗子の披露山の方が豪奢だったりして...とも思ったが、よーく考えればお互いのプライバシーを守るのために背の高いヘッジや木々で家々が区切られているだけで、「小なり」レベルでも結構な大きさだ。家を建てるのに最低の敷地は1エーカーだそうだから、そう考えると込み合いすぎているということはない。

Grand Designsレベルのモダンな家が次から次に現れるのかと期待していたが、それらはちらほら目にする程度で、殆どはSurrey南西部のカントリーサイドで目にするお宅そのものの普通のスタイル。義兄ちゃんによると、やはり超モダンな家というのは投資面から考えるとあまり得策ではないそうだ。

実際、同じ値段を出せばM25の外に10~15エーカーの土地付Manor Houseが買えるらしい。しかし、世界にいくつも家があって留守がちにする義兄ちゃん一家のような人達たちや、安全第一を考える人達にとってはこの24hr/7days門番付安全エリアのSt George's Hillは魅力なのだろう。それに、ヒースロー/ガトウィック空港への利便、手ごろな庭=メインテナンスが楽というのも魅力だ。

さて、当然のごとくになめらかなシャンペンが空いた後の本日のスターターは昨年のクリスマスプレゼントに私たちが贈った、フランスのフォアグラとワインのセット、とのこと。これまで開ける機会がなかったということで、贈り主がギニーピッグ。「げ、まずかったらどうしよう」、というのが本音だったが、穏やかめの味のフォアグラに少し甘めのBergeracがとてもよくあい、とっても◎。義兄ちゃんも義姉さんもすっかり気に入ってくれて一気になくなった。ほっ。

メインは義兄ちゃんお得意、ちょっとしたレストランなんかよりよっぽど質が高くて品よくマリネードされたラムの脛肉と野菜のロースト。お供は1994のPauillac(Ah, nector!)とBurgundy。飲んだ、飲んだ。へへー!

私たちがランチをちょうど終えた時に図面No2を携えた建築家の訪問。Pauilliacを片手に色付図面=2ミリオンの使い道計画書を挟んだ双方の会話に耳を澄ます。嗚呼、なんて豪奢な日曜の午後の過ごし方なんざんしょ 笑。

でも、二人の話をきいているうちに、私はすっかり、チェスの試合を上から眺める人の気分になり、「突込みが甘いよ、二人とも~」といらいらしはじめた。建築家君にとっては義兄ちゃん一家は知り合いの推薦を通して得たクライアント=お客様=神様(かどうかは知らないけど)。クライアント側の義兄ちゃんは建築家は専門家で、St George's Hillの家々のデザインにも長けているからよくわかっているだろうというスタンス。何がどうなのか、どうするべきと考えているのか、どうもそれぞれの主張が足りない。

まったくもう、それじゃ我家のコンサーバトリーの打ち合わせレベルじゃないの!2ミリオンなんだからもちょっとダイナミックにいってよ!

あと少し見物していたかったのだけれど、残念ながら今晩から出張する旦那の飛行機の時間が迫っていたのでお暇となった。ちっ。

それでも、今回はいつもと違って私たちだけがゲストだったので、「一体フェラーリなんかのどこが魅力なの?」「なんでボートが楽しいの?」「どうしたらお金に目がくらまないで、目前の欲望と老後の資金への投資とのバランスがとれるの?」「それだけあちこちに家があって、どの家が一番homeと感じるの?」といダイレクトな質問を投げかけてフランクに楽しめたサンデーランチだった。
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by uk_alien | 2007-12-03 04:30 | family