頭の中の会話

(いや、ついに頭の中で声が聞こえるレベルにいっちゃった、というのではなく...)

最近、ちょっと気付いたことがある。

Nice Factor: the art of saying NOの中に、

他人のことを思いやりがちな人は、交わした会話を頭の中で何度も再生して、自分の発言がどうとられたか、相手の発言がどういうニュアンスでなされたのかを無意識に考え続ける傾向が見られる。また、実際あった会話を思い出すだけでなく、正しくはこうあるべきだ、とか、こう言えばよかったのだ、こう言ってやりたい、等々、架空の会話をいつまでも頭の中で続けることで、自分ではアンテナを張って次回起こる同じような場面に対して準備しているつもりが、そうすることで自分を疲弊させ、実際には同じような場面に遭遇したときでも、自然で直感的/瞬発的な対応は妨げられ、採択しえる反応の選択肢を自ら制限してしまう

といった内容が書かれていた。

「私、これそのものじゃん...」と思っていたら、先日厩舎の連中と派手にもめた向かいのおばちゃんが、

「厩舎に行く度に、気がつくと自分の頭の中で延々と会話してるんだよ。くりかえし、くりかえし嫌なことを言われた会話をいつまでもいつまでもこねくり回して(churning)。で、結局知らず知らずのうちに自分ひとりでストレスを増幅させてるんだよね。でも止められない」

と笑う。そうか。大なり小なり皆同じなんだ。

今回の隣家との騒動後、最初の晩は、夢を見ても起きていてもこの状態が続いていた。2日目くらいになると、メタ思考する余裕が出来て、寝てても起きてても「あ、また頭の中で会話を始めた!」「お、まただ!」「あ、あ、あー。まただ、ストップ」と、会話が湧いてくること自体は止められないにしても、気付いた段階でストップすることが出来るようになった。これが、すごく楽。「ストップ。言いたいことを用意したり考えたりするのではなくて、その場で言いたいことを言えばいいんだから」と自分に説く。

こういう思考パターンを習慣化して、更に、言いたいことを言いたい相手に言いたいその場で(社会的に受け入れられる範囲で)伝えられるようになったら、人生がすこぶる楽になりそうだ。もし言い切れなくて悔しい思いをしたとしても、<少なくともその場で言おうとした/切り出した/少しでも言葉に出来た>事実は、事後の<言わなかった/言えなかった>形のないフラストレーションに比べれば月とすっぽん。

人生、学ぶことはまだまだ沢山あるのね...。

何を言っているのか皆目わからない、という方はご容赦。
そんなことはいつもやっている、という方には拍手。
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by uk_alien | 2008-05-29 01:10 | just a thought