好き好んでの苦労

カメラを変えたため、以前使っていたキャノンの楽ちんソフト、Digital Photo Professionalが使えなくなった。暫くの間、新しいカメラについてきたCapture One LEを使ったが、どうもピンとこず、作業の流れも好みに合わない。仕方がないので買って以来ずっとお蔵入りになっていたCS2に戻ることにした。同時期に買った本を取り出し、読みながら何とか慣れようとするが、結果は昨日のポストをご参照あれ。本が悪いのか私の脳みそが機能していないのか...(後者に違いない)。

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コントラストの強いイメージを修正するのが難しい。RAWの段階でハイライトとシャドウがとばないようにトーンを調整する。調整しているうちにどんな画像が理想なのかが頭の中でぼやけてくらくらしてくる。SharpeningやSaturationの調整もそう。太古の昔、実験心理学でやった弁別域の実験を思い出す。慣れて自分に向いたワークフローが構築できてくれば、目じゃなくて数値に頼れるようになるんだよね、きっと。

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キャノンのEOSは、ピント合わせがオートなのは勿論、カメラの平均測光やホワイトバランスがものすごく信頼できる。また、ついてくるソフトウェアは操作がとても簡単で、色のりもとてもきれい。ファイルやサイズの変換もスムースにこなすことが出来る。Photoshop Elementsと組み合わせればきれいなイメージがあっという間に出来上がる。

一方、レンジファインダーはピント合わせが本当に楽じゃない。15年前ニコンのFM2からライカM6に切り替えようと思ったとき、とてもじゃないけど動いている被写体をあの小さなピント合わせの窓でフォーカッシングできるとは思えずに諦めた。それでもやはり憧れのライカは諦めきれず。成仏する前にMシリーズを...と思って今年の始めに清水の舞台から飛び降りてM8に切り替えたが、やはりピント合わせは無茶苦茶無茶苦茶難しい。

また、中央重点測光は以前使っていたFM2で慣れていた、とはいえ、未だに以前と同じ失敗を繰り返している。ちょっと油断していると、明暗の混じるシーン、例えば暗い森の中で明るい空が部分的に見えるシーンなどでは明るい森にとびまくりの空というケースが少なくない。

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「大枚はたいた上、一体なんで自分で自分をこんなに苦しめているのかわからない。しかも以前と同じことが出来るようになるために」と旦那に言うと、「あなたはいつもそうでしょう?他人任せの楽なやり方が嫌なんだよ。険しい道を自分の足で歩かないと生きて行けない人。70になっても同じようなことぼやいてるよ、きっと」

そう明確に指摘されるとぐうの音もでない。
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by uk_alien | 2008-10-29 04:40 | photography