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カテゴリ:misfortune( 34 )

麗しの都心生活

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うるさい。セントラルロンドンはうるさい。

「そんなことはないわ。我が家はコベントガーデンから歩いて数分、でもコートヤードに面していていてとっても静かよ」...というお宅はお気のゆくまでどっぷり優越感にひたっていただき、われらのようなハウスホールドを哀れんでただきたい(涙)。

昨今の投資の目玉商品だった都心のstudents accommodation には9月の新学期スタートにあわせて集結した金持ち留学生たちが、例年に違わず彼らの青春を存分に謳歌し(=24時間飲んだくれて踊りまくり食べたケバブを道路に吐き散らす)朝の4時に大声でわめきちらす。中国語なまりで半音はずしてポップソングを歌いあげる彼らの頭には「他人に迷惑をかける」という概念は存在しない。

この朝帰り留学生の波がひいてしばらくすると、建設関係の大型トラックが景気回復を象徴するかのごとくシティーに聳え立つ数知れぬクレーンに向かって走り出す。彼らに合流するかのごとく、なんでこんなに毎日ごみを回収しているのかと首をかしげたくなるくらいそこらじゅうでいつも働いているごみ収集トラックが今日もものすごい音とともに働き出す。バックグラウンドでは最近空路を変更したシティーエアポートとヒースローの飛行機たちが轟音をたて上げつつ通りすぎ、そのフォアグラウンドでは医療/メディア/観光/警察関係のヘリコプターが一体いつになったらいなくなるんだと怒鳴りたくなるくらいいつまでもいつまでもぶるぶると旋回している。

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うーん、きつい。音に敏感な人間には結構きつい。
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by uk_alien | 2014-09-29 20:34 | misfortune

私をおいていかないで

離婚して長い元旦那。地球の反対側でお互い生活していることもあって以後もずっと親しくしている。

その彼が心筋梗塞で大きな手術を受けた。

連絡を受けて、生まれて初めて切実な孤独と喪失感への恐怖に襲われた。

両親が亡くなった時には全く感じられなかったのに、なんでだろう。

痛かっただろうに、怖かっただろうに。

それでも私は自分勝手に大切な人においていかれる恐怖でおののいている。

年老いていくというのは、つぎからつぎへとだんだん高くなるハードルを飛び越えなければいけない障害物競争のようだ。

次はもう越えられないと悟ったときに心の平安が訪れるのだろうか。そして乗り越えられないとわかっている最後の障害に体当たりするときは、トラックで感じたのと同じように、不思議にそれが自分の実力の賜物だと割り切れる思いがするのだろうか。
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by uk_alien | 2014-02-17 20:59 | misfortune

ばいばい モーバイル

2ヶ月前、2年間使っていたSamsungの携帯、元祖Note N7000が壊れた。

旦那いわく、昨今のガジェットは2年期限で壊れる仕掛けがしてあるんだ、とのこと。本当にそう信じたくなってしまう。

滅多に携帯は使わない私でさえ、いざ携帯が壊れたとなると大層不便。早速S4のコントラクトを購入した。

興味半分でOxford StreetにあるGeek Squadに行き、修理可能か訪ねてみる。

「マザーボードがいかれましたね。2年までならメーカー保証で無料で修理できますが、期限がきれているので170ポンドです」

と、いうことでこの傷一つ無い私のNoteに死亡宣告がなされた。

ちーん。
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by uk_alien | 2014-01-06 04:02 | misfortune
先週の木曜に道路で転んだ。

曲がってきたタクシーをよけるため自転車で急ブレーキをかけ、車輪がロックし、右半身強度の打撲。痛い。ものすごく痛い。

「それでも運がいいほうだよ。私の友人は同じように転倒して両肘骨折だったよ」と上司に慰められ「そんなもんかいな」と納得。

右の手のひらをかなり擦りむいたので、金曜は左手だけを使ってシャワーだけ浴び、土曜の朝は恒例のファミリーパーティーにむけて旦那に頭を洗ってもらった。

さて、大金持ちの義兄宅。毎年恒例で行われるファミリーパティーではとっても美味しいワインを振舞ってくれる。今年も昼からゆっくり楽しんで夜はピリオドドラマのようにミュージックルームで甥のひくグランドピアノに酔いしれる。うーん、なんて贅沢なんだろう。

と、犬の用足しのために広い芝生を暗闇の中一人で歩いていたら転んだ。やれやれ。やだね、酔っ払いは。

ゆっくり立ち上がるとどうも左肩の様子が変だった。脱臼かな?

WeybridgeからLondonまで電車で戻り、その足でA&Eに行く。

「鎖骨が折れてますね」

なんてこったい。
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by uk_alien | 2013-09-11 01:01 | misfortune
My deepest sympathy and sorrow for Ms Saldanha. The whole incident pierces my heart.
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by uk_alien | 2012-12-08 20:09 | misfortune

'SHIT'

There is a time when one senses a powerful urge deep inside and feels compelled to follow it disregarding all the inconveniences and obstacles. Yep, it happened to me the other day. I suddenly decided to visit my family in Japan after a five long years of absence and arranged it all in a ridiculously short period of time. Six nights, travelling inclusive. Mad, I know but hey ho I had to do it.

It was after seeing my mother in a nursing home whose mind is more or less gone while waiting for the train at a JR station still with my luggage when the earthquake struck.

Why now, why when I am so improbably yet in actual fact standing right here?

There are various ways of loudly exclaiming one's strong emotions at a time like this. In my case it was pretty unimaginative: 'Ssssshhhiiit! Why now? SSSSSSSSHHHHIIIT!'

...

Five nights have passed since and here I am, after a long bus ride from my sister's, lying myself on the bed in a hotel room on the eleventh floor near Narita airport, being petty much swung and rocked from time to time at the mercy of the ocean plates, and waiting for tomorrow's flight back to the UK.

Though I perhaps have lots of things to share with you, for now, may I just please say:

'SHIT'
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by uk_alien | 2011-03-15 23:40 | misfortune

ポンドにしとこう

暗くて寒い気候が続く冬。Retail therapyで気分を盛り上げたくなるのは私だけではないはず。

しかしながら、懐がいたく寒いのであれが欲しいこれが欲しいと思っても購入にまで至らないのが常。じっと金食い虫の家をにらむ。ま、仕方がない。

先日までiPadに少しわくわくしていたのだけれど、読書のためにわざわざあんなにでっかくて重いものを通勤に持ち歩く気はさらさらないので、すっぱりあきらめることに。他のメーカーがこぞって出してくる商品を楽しみにしていよう。

読書といえば...

ここのところebook readerとして使っている化石のHP iPaq。ebookから直接ジャンプできる辞書はLongman Dictionary of Contemporary EnglishとWordnet Dictionaryを使っているのだけれど、大きくて使いやすい辞書が欲しいと、CollinsのUnubridged English Dictionaryを購入することに。

いくつかサイトを見て回って結局米ドル払いだけれどfranklin.comで買うことに決める。ところが、支払いを済ませてもダウンロードができない。「この小売店は販売許可がない」という警告が出るだけ。

電話したくとも「こういう場合はメールで連絡」となっているようで、やむなく要領を得ないカスタマーサービスを相手に数通のメールとサイト上のオンラインヘルプチャットでやりとりをし、最終的に返金の確約を取り付けた。それでも結局カードの締日までにクレジットは戻らず、カード会社を相手に面倒な支払い拒否の手続までするはめに。ちっ。

今回の久しぶりのドル購入で気が付いたのは、カード会社が支払手数料を請求するようになったこと。前からそうだったっけ?もちろんこの分は返金には含まれていないから、単に私が損をすることになる。まぁ、ドル建てのものを安易に買うものではないという勉強をさせてもらったということで、仕方ないか...。

ん?ちょっと待て。

ということはもしKindle 2を所有していたとしたら、今のところe-bookはほとんどすべて米国のamazon.comのキンドルショップて購入するわけだから、米国価格に40%上乗せされた上に、さらにショッピングのたびに支払い手数料をカード会社に払うってことか。うわー、それってものすごくうざったい。皆さんどうしているんだろう?年始に衝動買いしなくてよかった。

とりあえず他のMobipoketものに関してもおとなしくポンド建てで売ってるイギリスのサイトで買うことにしよう、と心に誓う私であった。
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by uk_alien | 2010-02-04 02:08 | misfortune

UKバス利用の心得



UKは大雪。凍った道路が札幌の冬を思い起させる。

水曜は電車が動いていなかったので会社には行かず、木曜の朝に重い腰を上げて出勤。車は勿論使えないので久々のバスと電車通勤。

メインの通りのバス停まで歩いて、バスを待つ。氷点下の気温に体の芯まで冷えかけた頃にやっとバスがやってきた。

この国のバスの運転手はバス停で待つ人に気がつかずそのまま通り過ぎてしまったり、降車の合図のブザーを押したにもかかわらず、そのまま無視して走り去ってしまったりすることが多い。一体彼らは自分の職業を何をする人だと思っているんだろう?一昨年前の自動車事故の後、暫くバス+電車で通勤していたときには何度もそういう目に合った。おかげでおとなしい私も人前で叫びちらすことにすっかり慣れた、と、思っていた。

今回もバスの運転手に気づいてもらうためにかなり手前で手を振る。そして、再び少し手前で手をあげる...。

そんな私の目の前をバスはスピードを落とさずに走りすぎていく。あまりの信じられなさに声もあげられず、目を見開いて無言で「一体なぜに?」と問いかける私のまなざしに答えるかのように、バスの運転手は私に向かって肩をすくめ、そのまま走り去っていった。

混んでもいないのに、どうして停まらなかったんだろう?lay byが凍っているように見えるからバスを寄せるのは危険と判断したのかな。それとも、遅れた分の時間をとりもどしたかったのかな...

と、咄嗟に自分の頭を捻ってしまった自分に、次の瞬間無償に腹が立った。なんで運転手の頭を捻る勢いで叫ばなかったんだ、私は?

どうやら車通勤ズレしすぎて、UKの公共交通機関マナーを忘れてしまっていたようだ。こういう場合は叫ぶ。行き過ぎるバスに向かって、腹の底から叫びちらして数十メートル先でも停止させる、というのが公共バス利用の心得というものだ。Shame on me。

状況を目撃した女学生さんが、「あの運転手、あなたに気がつかず、気づいたときにはもうブレーキを踏むタイミングを逸してしまったんだよ、きっと」と慰めてくれた。

嗚呼、それにしても腹が立つ。

明後日の日曜にはまた雪が振るようだから、来週も暫くは公共交通機関のお世話になりそうだ。
しかし、この一件のおかげで心の準備はもうすっかり整っている。
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by uk_alien | 2010-01-09 01:59 | misfortune

天に唾す、とも申します



今年も義理ママによる、すこぶる美味なクリスマスディナーを堪能することができた。彼女がいなくなったらまずターキーを食することはないだろうな。しっかり肥えた体を引き摺って我が家に戻り、消費税が上がらぬうちにと、ネットで半額になったベッドリネンと念願のオーブンを注文する。

痛い出費だけれど、仕方がない。あとは年末に向け休暇をゆっくり過ごそう...と思いながらベッドに入ろうとした12月28日の月曜の晩、階下の方でどしんと音がした。猫か犬が何か重いものをひっくり返したのかと思って反射的に見回すと、彼らはそれぞれの場所ですやすやと眠っている。

気にせずしばらくベッドの中でぬくぬくとくだらぬコメディーを観る。と、旦那がぬっと起き上がって階段の窓のブラインドを引き上げた。「家の前にパトカーが停まっている」



窓を開け身を乗り出して見てみると、パトカーの他に、救急車と乗用車、そして4x4が一台狭いレーンの脇に停車している。あたりはまるで雪が降ったように、真っ白。いや、雪よりたちが悪い。道路の表面が凍結してスケートリンク状態になっている。

またこのカーブでの事故だ。どうせなら滑って隣の家のメルセデスにぶち当たってくれればよかったのに。

こういう罰当たりなことを考えると罰が当たる、と考えるのは私が仏教徒だからだろうか。天に唾す、という諺もあったっけ。しばしの観察の後、それが乗用車と4x4の衝突事故ではなく、凍った道路上でブレーキを踏んだ4x4がコントロールを失って近所のBTの電柱に突っ込んた、ということが判明した。我が家の電話線も含め、この電柱からそれぞれの家に向かって伸びている電話線たちが衝突のショックで引き抜かれて道路に垂れ下がり、電柱の天辺にしつらえてある分岐ボックスは完全にひしゃげている。

げ、電話もネットも使えないっちゅーことかい。この年末に。しかも家でゆっくり過ごそうっちゅう、ホリデーの真っ最中に。

29日、火曜の朝一番ににBTに連絡すれど、電信柱をまるごととりかえなければならない、ということで、なんだかんだでやっとつながったのが1月2日。

うーん、ついてなかった。

それにしてもあの4x4、あと1m手前で滑ってくれれば...。(懲りてない)
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by uk_alien | 2010-01-04 04:10 | misfortune

家電の悲劇



イギリスで家電を購入しなければならないとき、日本が恋しくならない人は少ないと思う。第二次産業をとうの昔にうっちゃった国、だからすべて輸入品。

日本の家電はまず売っていないから(なんでだろう?)とりあえずある程度の質の製品を求めるならドイツ産ということになるのだが、ドイツの家電は、とても高い。

数年前に冷蔵庫と洗濯機をMieleに買い換えたときに目玉が飛び出たのだが、今年になってオーブンを買い換えなければならなくなった。悲しい。で、どうせ買うなら消費税が17.5%に戻る前の今年中に買ってしまいたいのだが、どれにするか決められない。

どうしよう。

ネットで情報を仕入れ、やっぱりドイツ産だよなと思いつつも、Mieleのオーブンのプライスタッグは800ポンド。沈黙。ワンランク下げて、BoschかNeffにしようと思うのだが、これまたどちらがよいのかわからない。You get what you pay forという一般常識に従って涙をのむか、もっと財布と相談するか。

で、ふと思ったのは、たとえばハイファイを買うのにSonyかPanasonicかSanyoか等々、と迷ったときに、なんとなく日本人ならpros and consがいえるような気がして、ならばドイツ人に聞け、というシンプルな発想で人生暦80年のドイツ出身の婦人に意見を求めた。主観が入るのは当たり前だけど、ここまでくるともうわらにもすがりつく思い。

「妹がMieleのオーブンを使っているけど、とても不満がっている。感覚としてNeffはBoschの安いバージョンというイメージだけど、最近新しくした自分のキッチンにはNeffのオーブンが組み込まれていて、目下それにはたいそう満足している。でもチョイスがあるなら私はBoschね」

というお答え。ちなみに中道派の義理ママの一押しもBosch。

あとは旦那に決めさせることにした。オーブンを使う率は彼の方が高い。それでも500-600ポンドの出費になりそうだ。痛い。とても痛い。
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by uk_alien | 2009-12-27 22:51 | misfortune