カテゴリ:english( 30 )

第二言語を使う暮らしが長くなるにつれ、時間がたった割に生活言語は中途半端なまま上達はせず、遥かかなたに置き去った母国語もすっかりさび付いて、「いったいぜんたい私ったら、もう!」と大層ストレスがたまります。(たまらない人もいるかもしれませんが私はたまります。)

そんなときのための、テスト。結構刺激になります。

自分が思っているより語学力はずっと伸びているかもしれませんよ。

まずは、語彙数を推定してくれるWeblioの英単語テストです。登録しなくても出来るから、ひまつぶしに挑戦してみては?日本語訳とのマッチングなので訳に慣れてない人はちょっと目がくらくらするかもしれません。私の今回の診断結果は「レベル16」推定語彙数「9001~10000語」称号「上級者」grade「advanced」回答時間「3分54秒」スコア「97.3」はい、まだまだです。

語彙テストといえばこれもいいかもしれません。
これは一つでも意味を知っている、という単語をティックしていくという自己申告制のやり方で、知っていると思っている自身過剰なタイプはハイスコアになり、あ、でもちょっと自信ないからこれはティックしない...というタイプの人はロースコアに出ます。私の今回の診断は17,700語。彼らの統計によると、ネイティブスピーカーは大体20,000から35,000語、英語が第二言語の人は2,500から9,000語、なのだそうです。Weblioの結果との差が7,700語...というのは私が「知っていると思っている自信過剰なタイプ」だからでしょう。

次に文法のテスト。
私は2分42秒かかってC2レベル。はい、遅いです。

最後にリスニングのテスト
珍しくブリティッシュイングリッシュ。私は10分51秒でC2でした。「イギリスで暮らしてんだから当たり前だろう」、はい、その通りです。でも、いつもいつもいつもいつも聴解力のなさに泣いているのでこういうリスニングテストですこしでも背中を叩いてもらうと、うれしかったりする...涙。

がんばりましょーねー、皆さん。



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by uk_alien | 2015-06-09 20:19 | english

忘れた単語

たった5語なのに、前日に勉強したことさえ忘れてしまう単語がある。昨日の中ではperuse。ちっ。

peruse = read/study/examine thoroughly e.g. In the vast reading room at the British Library, I sat quietly amongst people who seemed to be lost themselves in perusing their books.

頭のいい人は全くこの苦労がないのだろうからもう私のブログなんて忘却の彼方にに葬って頂きたいのだが、私のような金魚の脳みその持ち主はそれでもなんとか小さいなりにこの脳みそを活用しようと努力する。そこで、私は新しく触れた英単語をどのように記憶に(暫くの間)保持しているのだろう...と(これまた金魚の脳みそで)考えてみた。

うーん、やっぱり自分の中に作り上げた小さなドラマだな。イメージ、色、音、感触、それから引き起こされる感情。

例えば、in effigyなんて淡白な試験勉強じゃ頭にのこらないタイプの単語だけど、ストリートで燃やされたBoris(結構笑えるロンドン市長)の人形のシーンが強烈で、「Boris was burnt in effigy」は忘れる方が難しいほどよく覚えている。

personalisationが要なのね、金魚は。

もう一つ気づいたことがある。この単語シリーズをアップし始めたのをきっかけに、英単語の日本語訳を調べるようにし、例文の訳も拙いながらつける努力をしてきた。しかし、私の場合これらの日本語訳は全く頭に残ってもいなければ、全然記憶再生の助けにもなっていないということがわかった。通訳さんや翻訳家さんたちのような真っ当なバイリンガルさんたちなら話は違うだろうけど、私のようなすちゃらかな人間は日本語と英語があんまり繋がってないからなぁ。

訳をつけるよりイメージを集めたり(自己満足的でも)背景をしっかり考えた例文を考える方に時間を使ったほうが自分のためになるような気がする。

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by uk_alien | 2015-05-21 18:12 | english
在英15年の私には、グラスゴーなまりの英語はいまだドイツ語にしかきこえない。

電話でニューキャッスルなまりを耳にすると理解できないかもしれないという恐怖感ですぅっと血が引くが、グラスゴーなまりの電話をとると全くお手上げで、お腹をさらけだして「降参」の気分になる。

私:「お名前を頂戴できますか?」
電話の相手:「じり」
私:(じりなんて名前聞いたことない。Gillianのニックネームかな?Gillie...?)...綴っていただけますか?
電話の相手:(少し驚いて)J U LL IE
私:(ジュリーだろうが!)

先日、「スコットランドからの旅行客が旅先のアメリカでで熊に出くわした」というニュースが流れていた。現地アメリカのニュースでインタビューに答えているスコッツの画面にはしっかり英語の字幕が出ている。

ははは、私だけではない。
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by uk_alien | 2014-02-23 21:21 | english

Geekな私

経験も知性も不足している私の英語クラスの先生は、それでも努力と根性はあるらしい。

マニュアル通りの導入、展開、応用を試みたり、目新しいスタイルのアクティビティーを使ったりと手を変え品を変え、手探りで授業を進めている。試験を受かりたい連中にとっては心からうざったいようだが、試験はどうでもいい私としては見ていてとても面白い。

そして先週、

「無記名アンケートを配るので、クラスに関するあなたの率直な意見をきかせてちょうだい」

という。今行っているティーチャートレーニングコースからのアイディアらしい。なんであろうと、タームの最中にこういうことをしようというのは見上げた根性だ。偉い。多分、真剣にこのレベルを教えていきたいのだろう。

何を書こうかな、と迷ったが、結局ポジティブなトーンの建設的批判と素直な英語学習への喜びを短くまとめた。

次の回にレッスンに出てみると、クラスは3つのグループに恣意的に分けられていた。昔の小学校みたいだな、と思って指定された席に座る。私のグループは愉快痛快ローマニアン、熱血チェコママ、好青年ハンガリアンハーフ、そして氷のようにクールで知性と色気の漂うポーリッシュ麗人、と私。

それぞれに他のグループに説明する文法項目があてがわれた。私達の課題はwish/if only。

私は普段はとても大人しく、人の注目を集めたり仕切ったりするのがあまり好きではないのだが...こういうことには人が変わったように心から燃えてしまう。「はい、じゃあまず文法構造は全く無視して、最初にこれらの表現を使って何が言えるのか/何が言いたいのかを考え、それぞれの項目に典型的な例文を作ろう」といきなり始める。

文法の参考頁を参照して、項目をあげてもらい、それぞれの例文を皆で考える。
1. regret(後悔) - I wish you were here.
2. unlikely(ありそうもないこと)or hypothetical(仮想した状況)- I wish I won the lottery.

次は構造。まず大きく分けて、wishingしているのが①今(I wish)、と②昔(I wished)に分ける。昔はちょっと置いておいて、今に集中。

wishしている内容は事実ではないことを望んでいるわけだが、それが昔の状況/出来事に関してなのか、今の状況/出来事に関してなのか、未来の状況/出来事に関してなのかに分け、それぞれにどういう文法のルールが当てはまるのかを考える。この内容のタイムフレームに関わらず、wishしているのは今だからメインの動詞wishは現在形に固定する。

① 今wishしてる場合

昔:I wish I had studied harder for A leves (高校でもっと勉強しとけばよかった). - 過去完了形を使う
今:I wish the teacher was more capable (先生がもっといい先生だったらなあ). - 単純過去形を使う
未来:I wish I weren't settling down so soon (こんなに早くに結婚しなきゃいけないなんてことがなかったらな). - 過去進行形を使う

次に、wishしたのが過去の場合を考える。タイムフレームが動くことで、私はいつもwishedした内容の時制をずらしてしまうのだが、それは間違い。単純にメインの動詞wishに、-edをつけ、残りは全くそのまま、というシンプルな話。

② 過去にwishedした場合

wishしたときより昔:I wished I had studied harder for A leves. - 過去完了形のまま
wishしたとき:I wished the teacher was more capable. - 単純過去形のまま
wishしたときより未来:I wished I weren't settling down so soon. - 過去進行形のまま

if onlyを使うことで同じ内容が強調と感嘆をもって表せる。I wishと差し替え(If only the teacher was more capable!)wishingの内容部分の形はまったく変わらず。もっと細かい部分の注意事項を考えるときりがないが、このツボさえ抑えておけば外人として十分、ということでグループ意見一致。

すばらしい。DONE.

「まったく、英語は本当に複雑。いやだわ、もうやんなっちゃう」と知性と色気のポーリッシュが美しくぼやく。彼女としてはこの程度の文法はしっかりマスターしているにもかかわらず。

「そう?私はもう面白くて、やめられない」と私。同様に英語に熱血なチェコママに「家に返って辞書でも読んでいるんでしょう?」とからかわれる。「そう、懐中電灯で夜中に辞書を読むの。English geekな私」

ひとしきり笑って、知性と色気のポーリッシュが「こんなことになんで1時間半もかけるのかしら。もう帰りたい」とクールにぼやく。「このアクティビティーは理解を深めさせるためには決して悪くない方法だけど、このレベルのこのクラスでは私だったら使わないな。週一回のクラスでは単純に時間をとりすぎるもの」と私。「賛成。私、今回渡したアンケートで徹底的にこきおろしたわ」と彼女自身も英語教師であるチェコママ。「私もよ」と意味深にポーリッシュ。

おお、来週の先生の顔が見ものだ。開き直るか、落ち込むか。ま、でも批判を読むこと自体はいい気はしないだろうけど、自分で頼んだことだし。役に立てて、いつかは経験のあるいい先生になってくれればいい、と思う。
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by uk_alien | 2008-11-14 02:22 | english

蝙蝠外人の性

イギリスでは新学年は9月にはじまる。

成人を対象にしたイブニングカレッジのコースも同じ。この入学時期を逃すと、殆どのコースは翌年の9月まで待たなければならない。

新しくフランス語を習い始めるか、未だ中途半端な英語のファインチューニングを続けるか...。さんざん迷った挙句、ここは一学期分だけ授業料を払って、両方週一回ずつ始めることにした。いずれもつまらなければ続ける必要はない。

初級レベルのクラスはどこでも見つかる。なのでフランス語のクラス選びには困らず。家から車で10分のところにコースを見つけた。

英語はというと...2年前に通っていたカレッジのコースの授業料が年550ポンド以上に跳ね上がってしまったため、少し遠くなってしまうが今回は仕方なく別のカレッジを選ぶことしにた。「え?これだけでクラス決めちゃうの?」というシンプルなクラス分け試験を終え、プロフィシエンシークラスにサインアップ。「このチューターはとても実力のある人よ」という。

期待と落胆への不安をしょってクラスに参加した。

英語クラスに通う一番のメリットは自分とよく似た境遇の外人達と交流出来ることだ。老若男女、アホからエリートまで母国語で暮らしている連中の中に紛れながら、語学力の不自由さがつきまとう生活を続けていると真剣に自分の知性に疑問を持ち始めてしまうというもの。似通った思いをしながら移民生活を送る連中と交わうことが、いかに自分が「普通」なのかを改めて認識させる貴重な関係枠を提供してくれる。

ま、勿論面子によりけりなのだが。それでも大抵は上のクラスに行くにつれ、とんでもない輩というのは少なくなるものだ。

さて、お楽しみのクラスメートの面子は...

ソマリア生まれの'smooooooth'スウェディッシュはケミカルラボエンジニア、古今稀に礼儀正しいイングリッシュ/ハンガリアンハーフは私に娘がいたら婿にもらいたいくらいの好青年、見事に脂ぎった中年小太りギリシャ人はきわめて短時間で他人をいらだたせる才能を備える歯医者、母国では英語を教えイギリスでは絶望的にチェコ語を教える熱血チェコママ、クラスで唯二のオリエンタルというだけでなぜか気が合うチャイニーズ/バーミーズのハーフガールはクールな会計士、高い英語力を備えスローなテンポの授業にいらだちを隠し切れない高慢なwhingingリトアニアン、どう見てもどう聞いてもネイティブのビルダーとしか思えない愉快痛快なローマニアン、「正しいグラマーを身につけることが尊敬される英語を話す唯一の道」とのたまってステレオタイプをくつがえすジンジャー頭のイタリアン、どう見ても聞いても「『30代半ばの二児の母』にしか見えないが実は『20代前半のサイズ18生粋イギリス人女性』」としか思えないポーリッシュウーマン...etc

それぞれ高度な知性と英語力を備えつつも更なる努力で語学力のファインチューニングを志す外人郡。

面白そうでしょう?

ところが。受付の際に「実力がある」といわれていたチューターは無謀にホリデー焼けしたアングロ肌に目一杯のつくり笑いの皺を寄せ、超スローな英語で「初めてこのレベルを教えるの、このクラスはあなた達のクラス、あなたたいが何を学びたいのか教えてね」という。うーん、こうきたか。

語学の上級レベルを教える場合、経験やティーチングテクニックが不足していても知識と知性さえ備えていればなんとかなってしまうもの。「教え」なくても生徒側が「学んで」くれるからだ。だからこそ教える側の怠慢さが蔓延しやすく、また、だからこそ教えられる教師が重宝されるというもの。

しかしながら、このチューター、どうやら知性も知識も経験と同じくらいに浅いようで、言葉の意味も文法の説明も痛々しいほど出来ない。同意語の微妙な意味やコロケーション上の違いの説明となるともう全くお手上げ状態となり、見ているこっちが顔を覆いたくなってしまう。また、授業のペース運びはとてつもなくスローで、そういう意味ではwhingingリトアニアンの不平は最もとしか言いようがない。カバーするマテリアルが少なければ準備も少なくて済むというのはあまりに、あまりに初歩的なトリックだ。初回の授業では5ヶ国語を話すアフガニスタン生まれのダッチウーマンが切り込んだ。「え?このクラスはプロフィシエンシーのクラスでしょう?試験に向けて効果的に訓練するという試験クラスだから入学したんですけど」(このダッチウーマンは初回以降姿を消してしまった。)

ま、そういうこともある。授業料は払ってしまったのだし、授業自体に意味がなくても、クラスメートに会えるだけで楽しいのだから、英語クラスじゃなくソーシャルイブニングと思えばいい。そう思いつつ顔を出した4週間目、授業の終わりに「ちょっと残ってくれる?」とチューターが言う。

率直に言って私の英語力と他の生徒のそれとに大きな差があり、彼女は「どうしたらいいのかわからない」のだそうだ。文法知識から作文まで彼女が私に教えらることはなく、週を重ねるにつれ私側に退屈さが増すのは目に見えており、語彙、聴解、作文力を伸ばすという私の目的は「まず達せられないであろう。You should be teaching here」。はい、はい。どうやら彼女は私の存在に脅威を感じているらしい。「部分的にはあなたが知っている授業内容にはなるけど、私は/あなたはXXすることであなたの弱点を伸ばすことができるわ」などというポジティブなアプローチとは程遠い、意地悪な愚痴に近い感じ。

誤解を避けるために説明するが、私はクラスでも割と大人しい方だ。何も機会あるたびに知識をひけらかしチューターを脅かす、などということはしない。大人しくなりすぎないようそれなりに自分をプッシュして発言はするし、チューターが説明に詰まれば(これが頻繁なので困るのだけれど)「私はこう思うけど、どう?」と他のクラスメートやチューターに問いかける程度だ。

それに、私だけが抜きん出ているわけではないわい。バーミーズガールは母国にて初等教育から英語で教育を受けており、文法知識から語彙力まで私と同等かそれ以上。彼女はクールで大人しいだけだ。smoooooothスウェディッシュも同じ。彼は幼少のみきりにスウェーデンに移民して以来英語は第二言語。彼もsmooooth&nice過ぎてこれまた大人しいだけ。

出る杭が打たれたという典型だろうか。作り笑いが蔓延した気詰まりな空気の中、とりあえずは興味を持てるクラスが何か別にあるかどうか、そこに移れるかどうかカレッジ側に私が確認してみることで話は落ち着いた。

このミーティングに先立って、皆が教室を去るのを待つ間、愉快痛快ローマニアンビルダーが帰り際に太い指を私に向けながら力強い声でこう言ってくれた。

I'll tell you. Your English is very good. Considering where you came from, the place where everything is so different from the West, from the alphabet to the culture and everything; you've come a long way. I'll tell you - Well done!

It hasn't been easy, and it won't be easy. But thanks. Thanks for your compliment. It means a lot to me.

彼の褒め言葉を思い出すことで愉快とはいえない気分をなんとか奮い立て、家にたどり着く。チューターに腹を立てる旦那に蝙蝠外人の性を説いてなだめ、ジョニーウォーカーの黒ラベルをすすりながら、恐らく結局は払った学費分だけ現在のクラスに残ることになるだろうなとぼんやり考えた。
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by uk_alien | 2008-10-12 06:12 | english

思いもよらぬチャレンジ

イギリス生活ももうすぐ9年。

にも関わらず、いまだに英語で大変な思いをしている状況は相変わらず。終わりのない苦難の道...と頭ではわかっていても、終わって欲しいと思うのは人の常。

さて、私が勤めているオフィスは全員にダイレクト番号があるにもかかわらず、なぜか殆どの電話が会社の代表番号ににかかってくるようになっている。多忙な二人のレセプショニストがとりきれないコールはPAを中心に「誰でも気がついた人がとる」ようになっているのだが、anybody=nobody、結構長い間放置されていることが多かった。

そこで今回正式にレセプション→お局様→私というline of defenceの図式が決まった。理由は単にレセプションの電話の音が聞こえやすいという地理的要因。何年もここでレセプションをこなしている女性が、電話の転送システムを5分間説明してくれ、「Don't worry, it's easy peasy」と言って去っていく。

うーん。英語でも、自分がかけたり、自分や自分の部署にかかってきたり、自分がPAをしているボスにかかってきたりする電話なら慣れている。でも、誰にどこから誰がどんな理由でかけてくるか皆目検討のつかない英語の電話、というのははっきりいってびびる。

「Xの〇で△の人と話がしたいんだけど」と早口でいわれると、△あたりでようやく耳が慣れ、どういう内容の電話かも推察できるのだが、×と〇は明確に聞き取れていない。「×の方ですか?」と確認すると、「だから最初にそう言ったじゃないか。聞いてなかったわけ?」とぴしゃり。くやし~、このじじぃ~!

通訳をしている在英40年近い大先輩にぐちると、「そりゃそうよ、10年くらいじゃまだまだ。他の通訳を見ていても在英10年くらいじゃ本人もわからないで聞き逃してるところが沢山あるわよ。さすがに40年近くいるとブリティッシュなら95%は理解できるようになったわね。でもこの聞き逃した5%が問題でね。ネイティブなら経験推測でこの5%をなんなく埋めることが出来るのだけれど、外人にとってはいつまでたっても空白の5%なのよね」

ふんふん、そういうものなのか。自分を在英10年の通訳さんと比べる気はないが、少なくとも在英10年くらいではまだまだひよっこ、ときいて少し安心した。

それでも苦難は続く。今日ジャマイカからかかってきた若い女性は何をいっているのかさっぱりわからない。とりあえず保留にして、レセプショニストに泣きつくと、「ときどきジャマイカからかかってくる聞きづらい女の人がいるの、XXさんに回して間違いないと思うわ」という。そこでXXさんに連絡すると、「その人の名前は?」ときかれる。「それがまったくわからないんです」と正直に答えると「わかるわ。ジャマイカの人って何を言ってるか全然聞き取れないのよね。いいわ。転送して」といって受けてくれた。ほっ。

名前やその綴り方も驚くほどいろいろあり、英国人なら当たり前の名前でも私にとっては見たことも聞いたこともない、というものも結構多い。大体自分のオフィスのスタッフの名前だって殆どわからないのに...。

状況が少し違えばなんてことはないのだろうが、実際は高校新卒で勤め出した役立たずさん気分。「ここにきて、こういうチャレンジが待っていたか...」と半分笑ってしまう。外人が一人もいないオフィスで同情を得る由もなく「もう負けそう...」と思いつつ、そのうち慣れるさと、なんとか気を取り直している。
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by uk_alien | 2008-08-20 08:05 | english

エイゴ、エイゴ

ジャパンタイムスを久しぶりに除いたら、英会話のNOVAがつぶれた記事が載っていた。当然というか、よくここまでもったものだと感心した。

私も以前日本にいたとき、仕事柄あせりを感じて英会話学校をあれこれあたったことがあった。結局、地理的事情と予算でNOVAにサインアップしたのだけれど、講師も教材も予想以上に質が悪かった。

教材など使わず、自分が読んだ読みかすのジャパンタイムスの記事を生徒に読ませ、わからない単語があると意味を説明するという手抜き講師や、授業の度に、自己紹介&アイスブレイクに半分以上の時間を費やす講師。払ってしまったお金と時間の無駄を図りにかけ、結局時間の無駄を優先して辞めてしまった。

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英語といえば...話変わって。先日面倒をみた、とってもおとなしくてスイートなオランダの13歳の生徒達。学校で本格的に英語を習い初めて2年目、という割には語彙、会話、リスニングとも異様に優れている。まるでハーフの子どもたちのようだ。

インターナショナルスクールか何かなの?ご両親のどちらかがイングリッシュスピーキングなの?ときいてもnoという答え。私の興味はつのり、ある日デイナーの席で詰め寄った。一体あなたたちの学校ではどういう授業をしているの?先生はなに人?一年で外国語力をそこまでひきあげるのはどう考えても不可能だわ!Tell ME!

話をじっくりきくと謎が解けた。

まず、彼女たちは小学校で週に一時間の選択英語のクラスを受けていたそうだ。そこでは単純な基本単語など英語の基礎を習う。これは多分日本でもやっていると思うのだけれど、違うのは、中学にあがる際、学年のうち数クラスがバイリンガル指定コースになっている公立学校が選べるところ。

その学校に入ってバイリンガルコースを選ぶと、そこでは数学、歴史、科学などの基本科目がすべて英語で教えられる。勿論試験もレポートも全て英語。すなわち、英語で習い、英語で考え、英語で答えるという環境が12~13歳から与えられるというわけだ。基礎としての国語力が確立している一方、外国語を受け入れる柔軟性もピークに達している最適な時期だ。

語学としての英語のクラスと国語のオランダ語クラスは別にあり、さらにドイツ語やフランス語などの第二外国語も教えられる(言語は選べるらしい)。家庭では両親ともに生粋の南部オランダ人だからもちろん南部なまりのオランダ語(私はわからないけれど、アムステルダムのオランダ語と比べると「ズーズー弁」的なニュアンスがあるらしい)。

ヨーロッパね、といえばそこまでだし、言語力が全てではない!という見方もあるけれど、将来に向けて国際的競争力を強化する上では国にとって大きなプラスなのだろう。
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by uk_alien | 2007-11-10 18:35 | english

ケンブリッジ英検の結果

先生から6月に受けたケンブリッジ英検CPEの結果の速報をもらった。
なんと、Aパス。ほんとかいな。
とりあえず、Party!
いぇい!
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by uk_alien | 2007-08-04 03:28 | english

英検にチャレンジ

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机に向かっていると無性に机の上や引き出しを整理したくなる人がいるが、私の場合は妙にお勉強風景のスナップを撮りたくなる。で、これはこないだの試験に向けた5月のお勉強風景スナップ 笑。この日は天気がよかったので庭で復習。

さて、ケンブリッジ英検が終わったら英検一級を受けてみようかな、と以前思ったのを思い出した。

英検のウェブサイトへ行くと過去問題をダウンロードできる。(登録しないといけないけど、とりあえず架空の内容でIDとパスワードはもらえる)早速昨年の筆記とリスニングを試してみた。英語は使うだけ、テストは滅多に受けない...という方も面白半分にやってみるとよいと思う。英検一級ときくと神棚に載せて拝んでしまいそうだけれど、やってみると意外に簡単で驚くかもしれない。

紛らわしい問題や選択肢に注意を要するケンブリッジ英検と違い、英検の筆記はシンプルな問題をいかにすいすいスピーディに解くかが鍵なようだ。そういう意味ではどちらかというとTOEFLに近い。作文は200 wordsと極端に短いが、語彙・リーディング・エッセイ全て含めて時間制限100分しかないので、語彙・リーディングをそつなくこなし、作文は迷わずプランし歯切れよく書き上げる...ということが求められているのだろう。

リスニングは一貫して落ち着いた若めのアメリカンスピーチ。問題や選択肢も驚異的にシンプルだ。アイリッシュ、スコティッシュ、超ポッシュに老若男女という様々なスピーチに悩まされながらトリッキーな問題を速読し超紛らわしい選択肢の中から正解を選ぶ...という神業は要求されない。

しかしながらスピーキングの試験の内容例を見てちょっとびびる。
・科学の発展は常に有益か
・芸術への財政的支援増加の是非
・世界経済における日本の役割
・選挙権の行使を義務化するべきか
・遺伝子組み換え食品の安全性
・公共の場における治安改善の必要性
...ものすごいヘビー。2分間しゃちほこばって話した後、いかにおばかな内容をもっともらしく支離滅裂にしゃべりまくったかを思い出して砂に頭を沈めたい自分が目に浮かぶ。

結局問題の内容から、あまり自分の弱点補強にはならないと思った。やっぱり遥かなるケンブリッジ英検Aパスを夢見て地道に日々の努力を重ねるしかないのかな。
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by uk_alien | 2007-07-04 01:29 | english

試験終了

ケンブリッジ英検、CPEの試験がついに終わった。結果は8月頃に出るらしい。

気持ち的にはベストを尽くしたかったのに、試験のスタイルに即した準備がしきれなかったのがちょっと悔しい。でもそういうコンディションづくりのスケジューリングも実力のうちなのだろうから仕方がないとあきらめよう。

こういう試験勉強をする利点は、語彙が増えることは勿論なのだけれど、なにより独特のスタイルの問題に触れることで普段の生活では気付かない弱点が見え、それに取り組むことで弱点強化の方向が見えることだと思う。

集中力及び知能の欠落という根本的な問題はさておき(涙)、私の多々ある弱点の一つは英文独特のパラグラフの構成に関する経験/理解不足と、それに伴う推測力の欠落だ。さらに、曖昧なところはさらっと飛ばしてわかるところだけを「受身読み」する癖がついてしまっている。

これはばらばらになったパラグラフを正確な場所に入れ込むスタイルの問題で弥が上にも浮き彫りになった。

また、同じ弱点に端を発していると思うのだが、選択肢付きの読解問題は結構得意なくせに、「著者がいう〇〇とは何をさしていっているのか自分の言葉で書きなさい」で外したり、「二つのテキストを××という観点について著者がいうポイントをひろって自分の言葉で要旨をまとめなさい」という問題で4~5点あるはずのポイントがひろいきれなかったりする。

分析的な読み方が苦手なのだ...(反省)。

幸いなことに今回の試験ではこの「ばらばらパラグラフ」問題と、「中学国語」問題は比較的お手柔らかだった。うう、よかった、よかった。

「この試験勉強をすることで目覚しく実力が伸びた」なんて口が裂けてもいえないけど、試験が終わって久しぶりに新聞を読んだとき、どういう読み方をすれば混乱せずポイントをひろっていけるのか、なんとなく方向が見えたような気がした。

1年お休みしてまた勉強を始めて...2年後の2009にまた受けてみようと思う。そうして繰り返して、いつか悠々とAパスするくらいになった頃には少しは英語にも自信がついてくるかな...と夢見ている。
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by uk_alien | 2007-06-16 20:30 | english