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コミュニティー通訳のクラスに行ってきた。

チューターはセルビア出身。15人の生徒の出身国はスーダン、メキシコ、フランス、アイルランド、モロッコ、イタリア、ソマリア、インド、ベトナム、ポルトガル、トルコ、...そして日本。まさに国際色豊かな半面、授業の進め方やクラス内の雰囲気は何気にブリティッシュで不思議な感じだった。皆頭がきれて、英語も達者だ。おとなしく引っ込まないよう、意識的にクラスに貢献するように頑張った、つもり。

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資格をとって収入アップを目指している生徒も少なくなかった。チューターによると需要が大きい言語ではコミュニティー通訳一本でまあまあ稼げるそうだ。それに、フルタイムの会社勤めと違ってフレキシブルなのも魅力なのだろう。日本語はとてもではないがそういう需要はない。

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学校に頼んで友人とは別の曜日のクラスに変えてもらった。今日一人で参加して、やはり別の曜日にしてよかったと実感した。

「Why don't you join us for lunch at a restaurant near my house?
We'll be there till 14:30, so please join!」(留守電から)
「...(居留守。だって彼女の家は遠いんだよ~!)」

「I'll ask my tutor to change my class too.」
「そうする必要はないよ。同じ国出身の人がいるんだからロールプレイの練習にはそっちの方が有利だよ。私はどちらのクラスにも日本人がいないもの。」
「She might be from my country, but she is not my friend.
By the way, when can we meet? Monday? Tuesday?」
「来週は人に会わなきゃいけない用事があるし、その次の週もちょっと忙しいんだ。また連絡するね」

まるでガールフレンドを避ける不器用なやさ男の気分になって非常に弱気な自己嫌悪に陥るが、これは今は私達にとって必要な距離なのだ、と自分を励ましている。

来週彼女が私のクラスにひょっこり現れたら...そのときはそのとき。
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by uk_alien | 2006-04-29 04:09 | garden

ワンダーランドに届く声

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昨日、英国看護士協会(the Royal College of Nursing)の会合にて 厚生大臣パトリシア・ヒューイットが演説を行った。この年に一度のRCNの会合は「労働組合の会合の中で最も品があり静か」なのだそうだ。しかし今年は、NHSの巨額な負債への対応策としてのリストラ、それに伴う患者ケアへの影響に多大な懸念を持つRCNの聴衆が、冷たい対応とやじとブーイングで怒りを表していた。

本日、首相のスポークスマンは、これを「rude」な態度と批判。壇上であくまで冷静に対応したパトリシア・ヒューイットを賞賛している。

こざかしい。私は彼女のスピーチクリップ全体と、質疑応答の部分部分の場面しか観ていないが、その限りで言えば、はっきり言って聴衆は静か過ぎる、とすら思ったくらいだ。

たまの怒りをあらわす声(やじ、という表現はこの際正しくない)を除いてはしっかりスピーチを静聴し、賛成する部分ではしっかり拍手もしている。勿論熱のこもったものではないが、いかにも怒りを同意へ導こうとする陳腐なスピーチ内容を考慮すれば無理は無い。

一番腹立たしかったのはパトリシア・ヒューイットの話しぶりだ。いつもそうだが、彼女の話し方はまるでいうことをきかないやんちゃな子ども達をしかりつけるような、patronisingな話し方。医療の現場で働くプロフェッショナルを相手にしているという頭はないらしい。聴衆から怒りの叫びがあがると、「私はあなた方の言い分に耳を傾けているのに、あなた方が私の言うことはきかない。というのであればどうしようもありませんね。」という彼女。

しかし、質疑応答の際RCN側の一人が、「私達はこれまでずっとあなた方政府の役人の要求に準じるよう、精一杯努力してきました。しかし、もうたくさんです。(Enough is enough!)」と怒りに震えて訴える声に、彼女は本当に耳を傾けているのだろうか?

先日の「The NHS has just had its best year ever」発言で世論の怒りを買い「パトリシア・ワンダーランド」と皮肉られた厚生大臣。彼女の耳がプレスコットくらい突き出ていれば、RCNの真の怒りの声もかすかに響いたのだろうか。いや、声が届いたとしても、ワンダーランドできくその声はきっときかん子のいやいやくらいにしか聞こえないのだろう。
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by uk_alien | 2006-04-27 22:55 | venting

あなたな~らどうする?

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氏名: ジョン・プレスコット
職業: 副総理大臣
年齢: 67歳
最新ヘッドライン: プレスコット、秘書との浮気を認める

質問: あなたは、このヒキガエル男と浮気をしますか?
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by uk_alien | 2006-04-27 00:42 | venting
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たまげた、という言葉ではもう言い表せない。

イギリスで刑務所に服役中の人間が77,774人
そのうち外国人は9,000人(11.6%)
英国で服役する外国人は過去5年間で75%の増加

という数字から、いかに、刑務所における外国人人口の増加と釈放後の彼らの取り扱いを、ここ数年で急激に問題視しなければいけなかったのかがわかる。

労働党政権下の過去7年間に釈放された外国人国籍の人間が1,023人。内務省は彼らの強制送還を考慮もせず、そのまま通常通りの手続きで釈放、彼らの居場所は把握されていない状態。
この1,023人に含まれているのは...

3 murderers
9 rapists
5 paedophiles
7 convicted of other sex offences
57 convicted for violent offences
2 guilty of manslaughter
41 burglars
20 drug importers
54 convicted of assault
27 convicted of indecent assault

237人は難民申請を却下された人間達。このうち54人はまだ彼らの申請が現在も再吟味されている状態。役所は横のつながりがないからね~、といってもお人よしがここまでくると...IDIOT。
しかも、昨年夏に内部で問題視されはじめてから後に釈放された人数は288人(!)。昨年10月に保守党議員がNational Audit Reportの数字をもとに、「237人の難民申請を却下された外国人達がその後どうなったのか」を疑問視し、掘り返すまでこの問題に関しては一切説明もなし。

刑務所(The Prison Service)は外国人釈放にあたって、内務省移民局(Immigration and Nationality Directorate)へ通告、必要に応じ法廷にて強制送還の指令が出されるそうだ。一体何がどうなっちゃってこうなっちゃったのか、詳しいいきさつは本日説明されるようだが、内務省は刑務所側ではなく内務省側の落ち度を認める発言をしている。

1,023人のうち、107人しか足取りはつかめていない、ってことは、性犯罪関連の罪を犯した外国人の皆さんは、では、Sex Offender Databaseにも載ってないのね、多分。

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こういうことが現実に起こっちゃうこの国も、そして、高そ~なスーツ着てカメラにむかって「これはblame gameではない」なんて真剣な顔して言っちゃうミニスターも、マフィアのボスの方があってる'Bully'内務大臣も、私はもう、すごいというか、あきれるというか、まるで赤塚不二夫のワンダーランドを垣間見ているような気がするのである。

さ、美味しい紅茶でも飲んで血圧を下げよう。
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by uk_alien | 2006-04-26 16:59 | venting

アイロンで瞑想

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なんだかむしゃくしゃする。

隣のセミを所有するビッチがついに本格的に引越してきた。彼女のきんきん声がしばしば聞こえる。

最近私をいいように使ってくれちゃう友人からの連絡にぐっと足を踏ん張って距離をとりはじめたことを、なんとなく後ろめたく思う一方、変わらぬ一方的な態度に腹が立つ。

週末に会ったブリーダーの、「日本からの駐在夫婦に仔犬を分けたことがあるが、そのとたんに東京に呼び戻されて。(東京にウチの仔犬が連れてかれるなんて)どうかと思ったけど...」というゼノフォビアめいた言葉が妙に引っかかる。

犬を飼う...とはいったものの、もしまたこの犬がハイパーアクティブで知恵遅れだったらどうしよう...なんてことを心配し始める。

ばかげている。これじゃまるで神経症じゃないか。これはよくない、と思ったので...アイロンがけをすることにした。私はアイロンがけは草むしりと同じくらいキライだが、瞑想(?)には意外と効果的で、何より実用的。

午前中いっぱいを無心にアイロンがけに費やした。
う~ん、すっきり...とまではいかないが、とりあえず旦那の服が片付いたのでよしとしよう。

最近イギリスで朝の3時に起床し、一日15時間を家事に費やすニューロティックなハウスプラウドの主婦達がメディアで話題になっているが、ふと今日の自分の行動を省みて、こうしてハウスプラウド主婦が出来上がるのだろうか?と思ってしまった。くわばら、くわばら。
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by uk_alien | 2006-04-25 01:34 | venting

やっぱり犬も好き

3年前の大型犬を飼って大失敗したトラウマ。これを繰り返すまじと思いつつも、仕事を退職して以降、再び犬を飼うかどうか、飼うとしたらどの犬種にするかを考えていた。

飼うなら私が以前日本で飼っていた犬種、シェルティがよいと思った。ずば抜けて利発で忠誠心が強く、サイズも手ごろ。旦那も賛成。他の犬種も十分吟味してみた。11月にEarls Courtで行われたイベント、Discover Dogsにも行ってきた。(沢山の種類の成犬が実際見れてブリーダーとも話が出来る。)でもやっぱりシェルティーが一番私達と2匹の猫のライフスタイルやパーソナリティーに合っていると思った。

家計費の年度予算の見直しをし、ジムのメンバーシップを解約すればイニシャルコスト及び年間維持費を楽勝でクリアできることも確認した。勿論来年度からワンオフのコスト分の予算が他に回せる(貯金か二匹目の犬か?)。

犬か、滅多に行かないジムか...。答えは明瞭。犬!

ひと月前、「会社勤めはもうしない」と最終決断し、誘われていた仕事の話もきっぱりお断りした。その後地域のシェルティークラブの仔犬担当に連絡、前日に仔犬が生まれたブリーダーを紹介してもらった。そしてついに本日顔合わせ。

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現在生後4週間。8週間後にひきとりとなる。

動物嫌いでフラットに住んでたままだったら年に何回ホリデーにいってるんだろう?と時々思うのだが、ま、それはそれ。やっぱり私達は犬や猫や庭いじりが好きなのだ。
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by uk_alien | 2006-04-23 02:05 | animals

納豆スパゲッティ

私が高校生だった頃は、ファミレスなんかなくて、食事をするとすれば喫茶店だった。

それでもちゃんと選べば安く美味しいものが食べられた。そうした喫茶店メニューの中に、いかたらこスパゲッティーや納豆スパゲッティーがあったっけ。そんなことをぼんやり考えていたら急に昼にいか納豆スパゲッティーを作ろうと思い立った。ぽん。

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写真ではものすごい量にみえるが、実際ものすごい量。それでもぺろっと平らげた。
美味しかった。満足。
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by uk_alien | 2006-04-21 22:15 | food
労働党政権以降、手違いで支払われたベネフィットが、20億(2bil)ポンドに上るそうだ。

これは、低所得者手当て(lncome support)及び求職者手当て(jobseekers allowance)の過払いをあわせた額。これらの数字に税金控除(tax credit)の過払いは含まれていない。

<昨年の過払い内訳>

低所得者手当て income support: 2億ポンド(200mil)
求職者手当 jobseekers allowance: 5千万ポンド(50mil)
税金控除 tax credit: 10億ポンド(1bil)

ものすごい額だ。「うっぷす、間違えちゃった」ではすまない。

ちなみに、さすが、イギリス。「もう使ってしまっているだろうから」ということで、とりかえさないことを大前提に話が進んでいる。確か同じような姿勢が年金の過払いの時にもみられた。日本でも社保庁の年金の過払いが問題になっているが、日本は「本人と調整」といいつつ基本的に返済が強いられている。

蛇足: ハッピーバースデー、クイーニー!
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by uk_alien | 2006-04-21 18:34 | venting

なんかちがうぞ

早期に刑期を終えた保護観察中の犯罪者がひきおこしす昨今の悲惨な犯罪。
これに対応して内務省(Home Office)が、再犯防止のための新しい指令を発令する。

リスクの高い犯罪者達に関し、夜間外出禁止やスポーツ観戦の禁止、アルコール消費量の限定等を義務付ける権威を判事に与え、保護観察機関の監視を強めるというものだ。

すばらしい。見るからにお金がかかっていない。

...これが答えなの?

各地の保護観察機関に、各犯罪者それぞれに与えられたこれらの制限を守らせる方法が、そして人的資源があるかという点で大いに疑問だ。監察官が24時間罪人に張り付いている訳にはいかない。また、こうした制限を言い渡すことで過去数年に実際発生した事件が防止出来たか、というとそれも疑問だ。事実チェルシーの殺人犯は昔のシマであるこの区域に入ることは「禁止」されていた。しかし彼は出所した直後からこの領域で「仕事」を開始している。

問題は量刑、及び早期釈放自体にあるのではないのか?

ちなみに、策といえば、例のタッグシステムはどうなったのだろう?刑務所の許容量を確保する目的で罪人を早期釈放/一時釈放し、タッグをつけ、トレース、管理出来るようにした、といきまいていたのは数年前だ。一体機能しているのか?

また、効率化のために面接なしで罪人の早期釈放の最終決定を下すという前代未聞な状態は解決されたのだろうか?

保護観察機関側にも確かに問題はあるようだ。ある保護観察を受けている男が定期的に参加しなければならない監察官とのミーティングに大幅に遅れた。本来であれば、そうした遅れは彼のファイルに記録され、保護監査状況に影響を与えるはず、なのだそうだが、「It was easy. No problem, the door was open and I had the meeting. No record.」この犯罪者自身が「これじゃ駄目だよね、システムが機能してない」と「嘆いて」いた。

ここでもBlame Gameか。内務省の役人は保護観察機関を責め、予算を増やさず責務を増やす。保護観察機関は過重な負担とリソース不足で役人を責める。そうしている間にまた別の健全な納税者が被害を被る。

正当化のための短視眼的かつ姑息なギミックはやめて、長期的視点で真剣に取り組んでほしいと心から思う。
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by uk_alien | 2006-04-20 18:13 | venting

やっぱりきれい

毎年恒例のイースターマンデー・Wisleyビジットをしてきた。
木蓮、終わりかけの椿、和桜が美しかった。

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次の予定は5月の藤。今年は(まだ?)霜が藤のつぼみを全く傷めていないのでこのままいけば見ものだ!わくわく。
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by uk_alien | 2006-04-18 18:46 | garden