「ほっ」と。キャンペーン

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ロンドントリップ

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金曜日はウォルターのはじめてのロンドン・トリップ。

田舎からのおのぼりさん気分で、しかも「友人の家で粗相するなよ~」と緊張しながら出かけたが、なんということはない。マーケットでチーズとサラミ・ソーセージを調達し、テムズのほとりでのんびりおしゃべりをしている間も結構行儀よくしていた。

記念にカメラでも持ってくればよかったとぼんやり思ってふと携帯にカメラがついていたことを思い出す。堤防に座るウォルターをSouthwark Bridgeと川向こうのセントポール寺院をバックにパチリ...のつもりがセーブするのを忘れたのを後になって気がついた。テクノロジーについていけない悲しいジェネレーション。記念写真だったのにぃ!

友人の家では暫く羊のぬいぐるみで遊んだ後はすやすや眠っていた。

昼からジン&ライムではじめ、リオハでフレンチ・サラミ、とろとろのブリー、まろやかなスティルトンと美味しいパンを楽しんだ。だって金曜日だも~ん。

ウォルターの夕方のビジネスは大きいほうも小さいほうもフラットのコートヤードで無事完了。ほっ。

夜から旦那と友人の旦那様がジョイン。リラックスして本当に楽しい一日だった。
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by uk_alien | 2006-07-31 17:37 | animals

感激のlamb

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もうすぐ在英7年になろうとしているのに、英語に関してはあらゆる面で自信が持てない私。

最近ことに思うのは、英語圏に住んでいようがいまいが、発音/イントネーションは意識的に磨いていかないと、どんどん模範の音から離れてしまうということ。ま、年齢も関係あると疑うけど。もっと若い人たちはきっと上達の一途をたどれるんじゃないかな...とも思う。

ともかく、私の場合、放っておくと、「ぱーどん?」「うぉっと?」「せいったげん?」はまだしも、イギリス人特有の「(外人が何いってるのかわからないけど、何度も聞き返せないわ)にっこり...」という反応回数が増えてくるのがわかる。こうした反応回数の周期的な増大に背中を押されて、私は年に2回は発音の教科書を取り出し、化石のソニー・カセットテーププレーヤーでテープを聞きながら一日30分約二週間くらい結構真剣に発音練習をする。こんな季節労働ではなくて、もうちょっとちゃんと定期的にやってれば美しいイギリス英語が身につくのかしらと思いつつ。

で、今は子音の練習中。/p/b/t/d/k/g/の破裂音とs/z/sh/dge/tch/thなどの摩擦音を終える。/sh/tch/dge/などはこうした練習をしないで半年も経つと、大分日本語のしゅっ、ちゅっ、じゅっの音に近づいているのが自分でもわかり、いらだたしく感じる。逆にこうしてちょっと練習しただけでスムースに本来の音に近い音が苦労なく出せるようになる。

次は/n/m/と/ng/の鼻音。今回注意深く読んでみて、私の/m/の音は根本的に間違っていたことに気付いた。今までは唇を合わせればいいと思って、歯も一緒にかみ合わせている場合が多かったようだ。でもなんか私の「lamb」は人と違うなあ、と常々思っていたし、イギリス人もどうやら私の発するこの音がききとりにくいようなそぶりを見せている感じがしていた。昨日教科書の図を見ていたら、/m/の音は舌はどこにも触れておらず、歯も噛み合わさっていない、その上で唇が閉じ合わさっているのがわかった。「lamb」。おお、この音、この音!久々の感激。

こうした個々の子音や母音の音、前後の子音によって変化する母音の長さ(dockとdogでは同じ母音でも後者のが長い)や、文全体の意味によって変わる音(What about Walter? Well, I might take himのhimが弱いimになる等)、イントネーション等々...音だけとっても英語の道のりは本当に長すぎる。

本格的にジャズを歌う日本人の友人がいるが、彼女の音のセンスはとてもいい。やっぱりこれも才能なのかな、とも思う。仕方ない。素振りを繰り返す才能のない野球選手のように、今日も俄矯正レッスンに励もう。
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by uk_alien | 2006-07-28 19:19 | english

暑い夏にはダイエット

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しゃれにならないくらいの連日の猛暑。
近頃体重が気になるわ、という方は是非お試しあれ、直伝、紅茶ダイエット。

これは私がまだ日本にいたときに築ん十年の風呂なしの6畳間のアパートで過ごした暑い夏に偶然発見したもの。痩せたかったわけではなかったんだけど、気付くと結構痩せてしまった。きっと夏の暑さと、アロマとミルクの甘さが引き起こす飲んだ後の満足感でが合わさって、強力に食欲が抑制されてしまうのだと思う。だから気をつけないと体が「飢餓状態」になっちゃう。試すのであれば、意識的に果物と野菜をとるようにして、軽い運動で筋肉が落ちすぎないように気をつけて。

コツは

■ 薄手のボーンチャイナの小さめのカップアンドソーサーを用意する。マグではだめよ。
■ アロマチックな紅茶の葉を使い(当時はオレンジ風味のアールグレーを使用、でもロンドンでは似たようなのはまだ見たことない)、沸騰したお湯でティーポットを使って約4杯分くらいを正式に入れる。ティーバッグはだめよん。
■ ハーフ・ファットミルクをミルクジャグに入れて電子レンジで暖める。ミルクボトルから直接じゃーっと注ぐのはご法度。
■ これらを素敵なトレーかなんかにのせ、暑い夏に優雅に楽しむ。

効果はテキメン。でも、日本人には必要ないんだろうな、やっぱし。
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by uk_alien | 2006-07-27 19:21 | food

健康のゆくえ

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昨日の労働党のイベントで「国民は政府に頼らず自分で健康管理をすべき」とのたまったトーニー・ブレアー。私もまったくその通りだと思う。オーウェルのビッグ・ブラザーかみのもんたでも呼んでこない限り、お上が国民の健康管理なんてできるわきゃない。

肥満、過度の飲酒と喫煙が蔓延するイギリス。医療サービスを無料で提供するという崇高な理念を掲げるNHSの将来は暗い。

恣意的ではあるが、私は健康管理が出来ない輩が金銭管理を出来るとは思っていない。従って、そうした人々が年老いたとき、彼らの多くが医療・福祉サービスにおんぶに抱っこという状況になるとにらむ。ない袖は振れないのだからカウンシルも抱っこせざるをえない。

一方、健康に気をつけ、勤労に励み、貯蓄と家のローンの支払いに生涯を費やした人々が老後のケアを必要とする際には、文字通り全額自費でまかなうことが強いられる。福祉介護の提供は収入および貯蓄と不動産の査定によるから、一定の額を超える貯蓄と不動産を所有している限り、サービスは提供されず、自腹を切リ続けることが要求される。

更に、自費でまかなっている人たちと、同じケアで社会福祉を受けている人達を比較すると、前者にはより高い金額がホームから請求されている。見方によれば、小額しか支払うことの出来ない社会福祉の不足分を自費組が支払っているともとれる。

自費で支払いきれなくなれば福祉に頼ることになるが、その時点でまだ家を所有していれば、この家を売り飛ばすことがカウンシルから要求される。国に頼らず何とか自力でやってきた人たちは、年取って目を凝らして初めて自分達の脛に国がしゃぶりついてきたのが見える、という図式。しかもコイツ、年老いて筋肉を失った細い脛にしゃぶりついて離れない。脛の持ち主が家を売って、さらに、その見入りが尽きるまでは。

そんな社会で、このイギリス国民が「明るい老後のために今から健康に気をつけよう」なんて殊勝なことを考えるとでも思っているのだろうか、この首相は。
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by uk_alien | 2006-07-27 00:53 | venting
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週末はロンドン中心に住む友人夫婦を招いて、お気に入りのロング・ウォークに出かけることにした。このコースは10.8km(6 3/4 miles)、約4時間弱のアップダウンがないコース。LeighというSurreyの小さな町に車を駐車して出発し、Four Weddings and A Funeralの撮影に使われたBetchworthの教会を見て、その向かいのカントリーパブ、The Dolphinsでパブランチするのがハイライト。

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古くて可愛らしいテラスト・コテッジの窓辺で幸せそうに寝そべる黒猫に思わず笑顔をそそられる。このコテッジの脇の道を抜けるとすぐに古い教会が見える。ちょうどサンデーサービスが終わったようで、品のよいローカル達がぱらぱらと現われては、私達のような絵に描いたような観光客にも笑顔で挨拶をする。「Good morning, there!」

お年を召したご婦人はウォルターを見ると立ち止まって「なんて可愛らしい!いくつになるの?なんというブリード?」と質問を浴びせてくる。こうした、イングランド南東部の村に特有な、ゆったりとした雰囲気を存分に堪能しつつ、The Dolphinsでフィッシュアンドチップス&ビールを注文。うーん、ブリティッシュ。ちなみにフィッシュは美味しかったけど、チップスはぺけ。8ポンド以上もしてこんなものかい?とやや憤慨するが、テーブルで主のように幸せそうに寝そべる大きな猫が幸せな日曜の午後を更に幸せにしてくれている。ま、こんなものかとあきらめる。

ビール二杯でいい気持ちになった後、残りのコースを見て「え、まだこんなに歩くの?」と腰がひけるが、腹ごなしにちょうどよく、結構歩けてしまう。

ウォルターにとっては初めてのロングウォーク、とても楽しんだようだった。

ちなみにこの家はこのコースを歩きに来るたびに、こんな家に住みた~い、と思わせる、ほどよい大きさの四方が庭に囲まれた明るく気持ちのいいコテッジ。

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ドライブウェイには高そうなお車達が並んでいた。
宝くじ、あたらないかな?
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by uk_alien | 2006-07-24 21:29 | walks

Walkie, walkie

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金曜日、旦那は人事部、上層部、そして部下一名同席のもと、この部下の女性の懲戒手続の正式会議。去年末からの超多忙な毎日に、この1~2週間はこの一件がオントップとなって、旦那は「よく金曜日までもったね」というストレスト・アウト状態。だからこの金曜の晩は自宅で思いっきりtreat dinner!

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チョリゾとパルマハムで2002タスカニーの赤をすすり(私のチョイス!土っぽくてパワフル、当たり!)、海老とイカの白ワイン煮で2003バーガンディの白を空けた後、タスカニーの赤に戻ってメインのローストラムのベリーソース添えを食した。つけ合わせの自家製日本キャベツ(そう、日本のキャベツ!)のバター煮と、バターと粒マスタードをからめたボイルドニューポテトもとっても美味だった。このニューポテトはとってもお勧め。ゆで終わったポテトにバター少々とたっぷりの粒マスタードを絡めるだけ。一味変わってとっても美味しい!とどめに洋ナシのタルトをデザートワインでいただいた。

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翌朝旦那はベッドから起きられないくらい疲れていたため、私一人でウォルターの散歩。

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気温が少し下がってとても気持ちのいい散歩だった。あまりに美しかったのでポケットカメラであちこちをぱちり、ぱちり。

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以前は旦那が定時きっかり帰宅の超元気状態、私は24/7常にストレスト・アウトという全く反対の立場だった。ただでさえ仕事で頭がいっぱいなときに、いつもうじうじと文句を言われたものである。今度は私がうじうじ言ってやるぞ、と思わないでもないが、まあ昔のことだから許してやろう。

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早く旦那の仕事がも少し楽になるといいな。

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by uk_alien | 2006-07-22 21:05 | walks
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猛暑と干ばつが続くイングランド南東部。庭の水遣りが冗談じゃなく重労働になってきた。

昨晩はフロントガーデンを旦那と二人で約20分かけて、今朝はバックガーデンの一部を一人で一時間半かけて淡々と水撒きした。もう、ジムいらず...。

我家には雨水を貯めるウォーター・バットが3つ設置してある。しかし、いちいちウォーターバットまで水をとりに行って、ジョウロに水が溜まるのを待ってる暇なんか、ない。お日様と気温はぐんぐん昇り続けているのだ。

そこで、大きなウィーリー・ビンを水で満たし、それを注意深く、しかし蓋との隙間からこぼれる水でズボンをまだらにしながら、ごろごろと芝生の上を転がしてフラワーベッドの近くに運ぶ。この点傾斜になっている庭はラッキー。ざばっとジョウロを中に入れ、ものの数秒で水を汲み上げ、そこを拠点に一つ一つの植物の根元に静かに水を流し込んでいく。それを十回くらい繰り返し、水が尽きると水道まで戻り、そこで再びウィーリービンを水で満たし、フラワーベッドまで転がす...ということを2~3回繰り返すと、大体9:00amになってきて、気温も22度くらいまで上がっている。今日はここまで、と片付け終わった頃には、もう一日が終わった気分。まだ朝だって、朝。

よし、今日の午後はご褒美で有閑マダムすることにしよう。だって金曜日だ(関係ないか)。バラを切って花瓶に挿し、冷たいアイスティーとともに読みかけの小説を。チリング・ホラーのスカーペッタシリーズ(はい、悪趣味です)。
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by uk_alien | 2006-07-21 21:51 | books
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悪いことをする人というのは、悪事のタイプにもよるが、頭がよく根性がものすごく座っているのだろう。ぼうっと生きているとあまり関わることのない(そして関わりたくない)犯罪は実はそここで当たり前のように起こっているのかもしれない。

売上税に関する詐欺のドキュメンタリーを見て、あまりのシンプルさに感心してしまった。

ヨーロッパの単一市場内では売り上げ税率が一律ではないから、輸入元の国では税金を払わず、輸出先の国で販売する際に売上税を乗せ、その分は3ヶ月ごとに国に治めることになっているらしい。要は単純にこの売上税を集めた後、国に治めずドロンしちゃうというもの。この手の詐欺はインボイス等の書類がとりあえずそろっていれば数ヶ月間は表面化することはなく、表面化する頃には悪者はとんずら先のバハマで葉巻でも吸ってる、というシナリオ。また、英国の査察局、日本でいう「マルサ」はそうしたケースの氾濫から、告訴に十分な書類が揃うケース以外は黙って見逃すしかないという状況なのだそうだ。

さらにこの詐欺の上級編の詐欺が「回転木馬詐欺(carousel fraud)」。

例えばこうして無税で英国に輸入した商品を会社Aは次の会社BにVATを乗せて売ったと見せかける。会社Bは売上税をAに支払っているからその分の償還を国に請求する権利がある。会社Bは次の会社Cに商品を売ったと見せかける。CはBと同じように払ったとされる売上税を国に請求する権利が発生する。それをいくつもある会社の輪の中で繰り返せばモノを動かさずに大蔵省から売上税償還分のお金が受け取れるという仕組み。そして皆ドロン。マイクロチップや携帯電話などの小さく高価な商品を扱うことで数ヶ月で数ミリオン単位のお金が稼げる、という仕組み。

この大蔵省からの償還分のお金は、勿論あなたや私が収める尊い税金。そしてこの悪者を捕まえようと悪戦苦闘する査察官達の給料も、告訴にたどり着いたときの裁判の費用も...私達の税金。

大人たちがなぜあんなに完全懲悪番組を好んで観ていたのか、最近わかるような気がする。

ちなみに、この回転木馬詐欺で38milポンドを国庫から稼ぎ出し、運悪くつかまって告訴されたケースのMr Ray Woolley。しっかり有罪判決が下った...のだが、なんと彼はOpen Prisonに送られ(アホかいな?)、そこから彼は(勿論)歩き去って、今はインターポールで指名手配になってはいるものの、売上税詐欺では国外強制送還を法律上行わないスイスでひっそり裕福な暮らしをしているそうだ。
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by uk_alien | 2006-07-20 22:20 | just a thought

とても暑い日

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日本は活発な梅雨前線のためものすごい豪雨に見舞われているようだが、干ばつのイングランド南東部は雨が降らないまま本日は39度に達する見込み。雲のかげりもみられない。

周りのイギリス人に同調して、これはどこにもいかずにカーテンを閉めて家でじっとしていたほうがいいわね、なんて考えてはみたが、ふと思えば私は日本の猛暑をん十年耐えてきた熱血オリエンタル。こんなことでは参らないはず。

犬の散歩から帰ってから小一時間、朝のうちにと二本のジョウロで斜面の庭を何度も往復して新しく植えた木や潅木たちに水をやった。9時にはもう外に出ていられないくらい暑くなっていた。このまま何もしないでだらりんとしていたいが、こう天気がいいと、やっぱりなんかじっとしていられず動きたくなる。やっぱりアジアの血?

ここのところずっと和食にご無沙汰していたため、数日分のメニューをたてて買い物に行くことにした。

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昨日の夕飯はから揚げサラダと冷えたオーストラリアンシャルドネ。パピーパーティーの前に急いで食べたが帰ってきてから小腹がすいたので残ってた油で冷凍春巻きを揚げて残りのワインとともに食した。
だから太るんだって、ね。
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by uk_alien | 2006-07-19 18:44 | food

ベビーシッティング

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今日はおむかいのおばちゃんが馬のショー・コンペティションに出かける。日中イギリスにしてはものすごい暑さ(35度近くになるらしい)になるというので、大事をとって彼女の愛犬ピックルはお留守番。我家で預かることにした。

ウォルターにとってピックルは兄貴分。わくわく、のはずだったのだが...喜んだのもつかの間、大の猫好きのピックルは我家の兄猫から目が離せない。かれこれ一時間半、ずっと兄猫に向かってきゅうんきゅうんいいながら半径1.5mの円を描き続けている。最初はその後を追いかけていたウォルターも、ここまで無視されるとつまらないらしく、クレートの中にはいって眠ってしまった。

この家では自分はトップキャットと信じる兄猫は、うざったそうにはすれど、もっと静かなところへ移動する気は毛頭ないようで、ゆうゆうと、ちょっと高めのソファーや椅子に座り続けている。

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晴れて三角関係成立。
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by uk_alien | 2006-07-18 18:33 | animals