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旦那が料理好きというのは本当に重宝。写真は彼が先日作ってくれたトマト&モッツァレラソースパスタの自家製野菜のロースト添え。

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涼しくなるにつれ食欲も増すのだけれど、最近はカロリーの高いものばかり食べていたような気がするし、肉中心の食生活が続いたから、今週から頑張ってダイエットしようと決心。日本食に切り替えて旦那のウェストを減らさなければ!

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ダイエットで便利なのはなんといってもお粥。昨日の夕飯は卵粥と味噌汁、柴漬け風佃煮、ひじきの煮物、トマトときゅうりの即席漬け(醤油とお酢とからしでからめたとっても美味しい一品)。こうしていろいろつまむものがあると、結構満足感があるものだ。美味しかったし、とりあえず成功。

でも、ああ、今日はどうしよう。
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by uk_alien | 2006-08-30 23:18 | food
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季節の変わり目というのは不思議と風景が心にしみいるものだ。特に8月の終わりから9月にかけては空気が冷たく澄み、それがまだ少し暖かい陽の光とあいまって、独特の雰囲気をかもし出す。まさに芸術の秋のはじまりにふさわしいというものだ(才能があれば...の話)。昨年までは駅に向かう通勤途中、こうした景色を眺めては、「ちっ、なんでこんな日にみすみすコンクリートの中でコンピューターを眺めてなきゃいけないんでぃ」と思ったものだ。

さて、では家にいるようになってはじめての9月。やりたいことはいろいろあれど、やらなくちゃいけないこともいろいろあり、資金には限りが。とりあえずは現在進行中のコンサーバトリーのプロジェクトを無事完成させなければ。まだフロアー選び、家具選び、ブラインド選びが残っている。しかし、気に入るものはどれもこれも気が遠くなるくらい値段が高く、とてもではないが手が届かない。

旦那と私のインテリアの趣味は大抵似通っていて二人とも実用的な生活にフレンチ・カントリーをイヤミにならない程度に取り入れたインテリアが好きだ。でも買うのは高いから、我家では義理ママのいらない家具をもらうけ、私がリノベート(i.e. ペンキ塗り)したものが多い。だから、形はイングリッシュで仕上げがフレンチ風という不思議な感じ。例えばこのランプ。義理ママがその昔「おハロッズ」で購入したイタリアもので、ものすごく毒々しい赤や緑で塗られており、シェードはビロードのぼんぼん付のピンクだった。もういらない、というので譲り受け、壁の色と同じ白で塗ってHomebaseオリジナルのシェードをかぶせると...ね、なんとなくフレンチでしょう?(え、違う? 笑)

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話をもとにもどして。幼少のみきりから義理ママのコンサーバトリーで育ってきた旦那は、今回に「やっぱりコンサーバトリーの家具は質がよくすわり心地のいい、揃いのスイートだ」と思っている。これを翻訳すると、「デザインはだっさいが数十年は壊れないだろう籐家具の一式スイートを高額で購入する」となる。いやだよ~。

私はどちらかというとデザインの違う椅子やテーブルをちりばめて全体的に統一をとる方向でいきたいんだけどな。コロニアル風なテラスチェアかなんか置いちゃって。でもデザインを重視すると質が落ちるし(質がよく見栄えもいいのは買えない...)、確かにスイートで買ったほうがsafer & cheaper。

うーん、どうしよう。とりあえずこれからその情報探し。
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by uk_alien | 2006-08-29 18:42 | conservatory

世界を楽しむ50の質問

ロンドンでファッションを学ばれ英国帰還をもくろむ、ふつうな生活 - めざせロンドンのAmyさんから受けた「世界を楽しむ50の質問」バトン。受けたら走る!長いのでご覚悟を。

バトンをまわす人は(今回はまわすわよ、でも忙しかったらパスしてね)...
①どこへ行っても異性人の3ぱいんとさん
②Posh Townのisguraukさん
③You are beautifulのikkibooさん
④日本語ができないダンナさまのmaxeyさん
⑤それでも茨のイギリス英語の琴乃葉かすみさん
の5人。ihokoさんはバトンやらないのかな?leira-londonさんはちと大変そうなのでパスしましたよ。お時間あれば是非。

世界中を楽しむ50の質問

1 お名前(ハンドルネーム)、生年月日、血液型、性別、などを教えてください。

uk_alien、A型に間違われるO型、女性。生年月日を笑顔で語れる日々がなつかしい...

2 生まれた場所、育った場所、今住んでいる場所を教えてください。
生まれた場所は神奈川、以降転々、今はイングランド南東部

3 海外に興味を持ち始めたのはいつごろから?なにかきっかけはあった?
特に海外に興味を持ったわけではなかったけれど、4歳くらいのときにまったく違う言葉を話している自分の夢を見た。20代半ばを過ぎた頃、突然英語を話すようになるんだと決意して勉強しだした

4 今までの海外旅行経験、海外長期滞在経験を教えて! これから行ってみたいところもどうぞ。
旅行: ヨーロッパ以外ではバリ島のみ
長期滞在: イギリスに計8年
行ってみたいところ: フランス各地、イタリア・タスカニー

5 話せる言語、かじった言語、これからやってみたい言語をすべて教えて!
日本語・英語・ドイツ語・フランス語。今は英日限定。

6 学校時代のクラブやサークル、好きだった教科、学生時代の専攻などは?
陸上系で専攻はは心理学

7 あなたの顔はほかの人に、どこの国っぽい、またはどこ系、といわれる?またはいわれたことある?
色が黒く、東南アジア系

8 好きな航空会社は?理由も教えて!マイルは貯めてる?なにか貯める工夫もあったら教えて!
KLMやVirgin。エアフラとアリタリアはバゲッジをすぐなくすのでパス。エアマイルはテスコのクレジットカード

9 一週間朝昼晩食べ続けてもいいくらいおいしかった料理は?いくつでもどうぞ! 母の作る素朴な日本食

10 まだあまり海外に行っていないころ憧れていた国は?理由もどうぞ!
...特になかった

11 海外で披露できちゃう文化関係の特技(外国のでもいい)はある?エピソードもあればどうぞ
ない(悲)けど、エセ和食は作れるのでそれでカバー

12 日本にも取り入れたら面白いんじゃないか?と思う海外の生活習慣は?
フランスの国語に対する愛着と誇りと保持する努力

13 言葉での失敗談があれば教えて!
ありすぎる...(泣)。
10数年前、ロンドンのパレスシアター近くのパブでrum & cokeを注文するのにlamb & cokeと言って、バーのお姉ちゃんに驚かれたこと。暫くやりとりして間違いに気づき、皿にのった羊肉のコーラ煮の絵が浮かんで爆笑

14 お祭りやイベントなどで、面白いな、と思ったものは?
イギリスで多い野外クラシックコンサート、土地の名産を楽しめるカントリーショウ

15 日本に来る外国人(なにじんでも可)の立場になってみて、日本で不便なんじゃないかな~?とか、これがあったらいいんだろうなぁ~?と思うことは何?
和式トイレは不便に違いない

16 外国人にあげて、喜ばれた日本のお土産、意外に喜ばれなかったお土産は?
評判よかったのは釣りを楽しむ甥っ子にホッカイロ、義理ママにサロンパス

17 海外のお土産や特産品で、ミョーなもの、面白かったものなどを紹介して!
オーストラリアの安価なからすみ、料理に使うもよし、酒のつまみにするもよし

18 おお~すごい!!と思った、外国の建築物は?
ロンドンのHouse of Parliament。昔、ロイヤルオペラやバレエに行くのにいつも車でWestminster Bridgeを南から入り、橋を渡りながらビッグベンを見上げて「うん、まだ余裕だな」と時刻を確認していた。ぼうっと照らし出されるHouse of Parliamentの美しさもあいまって、ふと、なんて贅沢なんだろう、ビッグベンで時刻を確認するなんて...と感激したものだった。なにより、当時は車の数も少なく、テムズ川沿いに路駐が出来た

19 おもわずうっとり見とれてしまった風景は?
①10数年前はじめて一人で車で周ったコッツウォルズ
②現在の我家の前に広がるdownsにはじめて旦那に連れてきてもらったとき。そこに面した家々を見て「You, lucky, lucky, bastards!」とつぶやいたのを覚えている。今はその家のひとつに住めてとてもうれしい

20 海外でのスポーツ観戦や映画鑑賞のエピソードをどうぞ。
テムズの水があふれるオックスブリッジのレガッタ戦。岸に帰れなくなって立ち往生する観客を毎年こりずにピックアップにくる救助船がいとおかし

21 海外に行く前に日本から持っていったもので、現地でとっても「助かった!(泣)」っていうものはある?あればなに?
特になし

22 あなたが思い描いていたその国のイメージと実際に行ってみて感じた印象がだいぶちがった国はどこ?それはどのように?
スイス。ハイジのイメージで牧歌的でリラックスした印象があったけど、ぎすぎすしていて(私には)退屈で物価が高い

23 自分は大丈夫!と思っていたのに起こってしまったことはある?あればそのエピソードを!
昔、スペイン人の友人の家族とともにスペイン北部でホリデーをすごしたとき、attitude/culture/personalityの差が浮き彫りになってお互いホリデーを楽しめず、ホリデーを中断してロンドンに帰ったこと

24 自分が外国人だとあんまり感じなかった国は?理由も教えて!
外国人と感じない国はないけれど、日本を含め外国からイギリスに帰ると、とてもat home。我家が一番

25 外国人から聞いた(またはメディアなどで見た)、間違っていると思われる面白い日本のイメージや情報は?
国民総員でくじらを毎日食べてると思われているふしが...

26 海外であった冷や汗&困っちゃったハプニングや、危険な目にあった(または見た)エピソードを教えて!
①職場から家に帰る途中、電車が間違って急行路線に入った。私の降りる駅を通り過ぎ、車内アナウンスもよくわからず皆怪訝な顔。結局乗客全員そろってかなり離れた駅で降ろされた。みな慣れたものであまり怒っている人がいないのにも驚いた。
②上記の①のトラウマも薄れてきたある日、会社の接待で遅くなり、夜中にロンドンから電車に乗ったら、とんでもない方向のとてつもなく離れた駅に向かう電車だった。プラットフォームの電光掲示にずれがあったようで、費用は鉄道会社もちで、タクシーで高速を使って同じ境遇の人たちと相乗りして帰った。社中でおっちゃん達が「フランスへ行っちゃうのかと思ったよ」と笑う。タクシーの運ちゃんによると、こんなことは頻繁(え?)なので、鉄道会社と特別レートで提携しているそうだ。

27 日本人も外国人もあまり変わらないもんだなぁ、と思ったエピソードは?
先日空港や大英博物館に久しぶりに行って、オリエンタルの団体はチャイニーズもコリアンも日本人もあまり見分けがつかないなと思った。アメリカ人のようにうるさくはない反面、人にぶつかっても誤らないし女性の歩き方が醜い

28 海外で触れたこころ暖まるエピソードをどうぞ!
80を超えたおじいさんが私の名前を覚えて、会うたびに「ほら、忘れていないでしょう?」と言わんがばかりに名前で読んでくれるのがとてもうれしい

29 ここはカッコイイ男性や綺麗な女性が多いかも、などと思ったところはある?あればどこ?
若い女性は一般に南欧、あとはターキー。年寄りの女がかっこいいのはパリとミラノ。若い男はイタリアかな?でも私の好みではない

30 世界のどこかに別荘をもつならどこがいい?老後を過ごしたいところもあればどうぞ
セカンドホームはフランス・プロバンスのリュベロン地方
でも年老いて言葉の問題で苦労するのはつらいから老後もやはりイギリス

31 海外で病院に行った事はある?あればエピソードをどうぞ!
悪評高いイギリスNHSの緊急外来。同性の同情と危機感を煽り立てる「ビジュアルな」症状が幸いし、トリアージ看護婦自身が「だっと」医師探しに「走り回り」、その晩のうちに「3人の医師」(!)の診察を受け、しかも最後の医師は「スペシャリスト」だったという、宝くじ当選確率並の経験をした

32 海外のトイレでのエピソードをどうぞ!
夜中flushの音で迷惑をかけないよう、小水は貯めて朝流す、という習慣に驚いた

33 海外の美容室でのエピソードは?
エピソードはないけど、美容師は絶対日本人が一番

34 機内・空港・その他交通機関での面白いエピソードをどうぞ!
特になし

35 あなたの中にすでに根付いてしまっている(または根付きつつある)海外の習慣は?
話し言葉、仕草、個人主義としての考え方はやはり必要性から強く根付きつつあると思う

36 海外で経験した奇妙な体験は?
友人宅を訪ねたときの霊的体験!私は外人なんだから絶対ないと思ったのに!

37 海外で経験したお金にまつわるエピソードをどうぞ!
テスコのレジでパッキングをしていると、8歳くらいの女の子がささっと寄ってきて、「You dropped this, Miss」と1ペニーを私に手渡した。私のではなかったけれど、彼女のマナーのよさと善良な行為への純粋な熱心さに対する驚きと感動で、以来、ラッキーペニーとして台所に飾ってある

38 外貨預金や株などをしていますか?よかったら具体的におしえて!お勧めもあったら教えて!
株に直結したISAを毎月。株は細く長く

39 これから日本でも人気が出そう!と思う海外の商品等はありますか?
Little BritainをもじってLittle Japanというコメディはどうでしょう?お子どものお笑いじゃなくて皮肉と風刺をたっぷりちりばめて

40 英語以外で世界共通語を決めよう!ということになったら何がいいと思う?理由もあったらどうぞ!
フランス語。やっぱり美しい

41 あなたがどこかの国のTOPにならなければいけないとしたら、どこの国のTOPになってみたい?理由もどうぞ!
イギリス。ベネフィットシステムを根本的に見直す。医療は無料という理想を撤廃。グリーンベルトは徹底して守る

42 世界の中の「なにか」を1つだけ変えられる能力を授かったとします。なにを変えてみたい?
テストストロンレベルを全地球的に下げる

43 自分の子供を視野が広~い子の育てたいと思ったら、何をしてあげたい?もしくはどんなことをしたらいいと思う?
時間を割いて一緒に経験したり勉強したり、ディスカッションしたりすること。親自身が視野を広げる努力を辞めないこと。その親の価値観を鏡にして子どもが自分なりの価値観や生き方を見出すのが一番だと思う。あとは、食べ物。偏食は絶対にさせない。偏りなく、新鮮で美味しいものを親が作ること。一見関係なさそうだけど、視野を広げるのにものすごく大事だと思う

44 日本以外の国で働くとしたら何処でどんな仕事がしてみたい?(非現実的でもOK!)日本以外でやってみたい習い事などもあったらどうぞ。
私は仕事はしなくていいならしないのが一番と思っている

45 世界中を楽しんではいるけど、実は外国にいると○○で疲れちゃうのよ・・・ということはある?あればどんなこと?
やはり言葉の壁は大きい。でも生きていくというのであれば私は日本の方が疲れちゃうと思う

46 あるとき突然見てしまった「私ってやっぱり日本人だったのね」と思う部分は?そのエピソードをどうぞ!
assertivenessの足りなさ、相手の気持ちや立場を考えすぎなところ、rとlの苦悶

47 海外に出て改めてあなたの国(の豊かさ、便利さ、またはその逆など)について気づいたことは?
「あなたの国」が「日本」だとすると...
良: 鉄道システム、製造業とそれに携わる人々のすばらしさ、平均的人口の仕事に対する責任感の強さ、食文化のすばらしさ
悪: 一般に笑いの質が低い、個人としての意識が低い、オープンスペースがない

「あなたの国」が「イギリス」だとすると...
良: 英語が通じる、移民にフェア、成熟した社会保障システム、自立した個人主義、公正と正義への理想、風景の美しさ、欧大陸への近さ
悪: 食べ物、天気、鉄道システム、責任感のない(全体をみて仕事をすることがない)国民性

48 あなたが外国人だったらもっと興味を持つかも!?と思われる日本の文化等は?
茶道、空手

49 生活必需の3つとして、「衣食住」がありますが、あなたの人生必需の3つを自由にあげてください!
旦那、犬、猫

50 最後に一言どうぞ。
結局、私はイギリスが好きに違いない...
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by uk_alien | 2006-08-27 08:02 | run with a baton

勤労は報われるべし

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コンサーバトリーのためのビルディングワークは着々と進んでいる。「着々」という言葉はイギリスには存在しないと思っていた。ビルディングワークに関しては特に。

評判がいいと、仕事の注文はひきりなしに入ってくるようで、来週も多忙なスケジュールが詰まっているそうだ。だから我家での土台工事のジョブは今週中に仕上がってしまう予定。今日はこの小さい作業現場で6人(!)が働いている。

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今日は金曜日。やっぱし金曜はフライデー・トリートだよな、と思い、ビールを振舞うことにした。私はビールはさっぱりわからないので、出掛けに居合わせたごっつくてこわ面のエセックスラッド(gentle giant風で結構私は気に入っている)に聞いてみる。彼はにっと笑って一言、「ステラ」。

ご指定のビール、グレードアップされたビスケッツ、そしてウォーカーズのクリスプスのでっかいパックを買い込み、ビールは冷蔵庫で冷やした。作業が終了するまではアルコール禁止だそうなので、終わったらふるまう予定。

何につけいつもそうなのだが、「ぶりかえし心配性」の私は、プロジェクトが始まった後でも、自分自身を説得させるために、意思決定プロセスの議論を頭の中で繰り返す。

「建築許可を取得する課程で全長の3分の1を削ったはいいけど、そうではなくてもっと全く別のデザインを考えた方がよかったんじゃないか」、「ドアの位置は別の場所にした方がよかったんじゃないか」、「本当にこれらのディティールでよかったのだろうか」、「色はもっと違う色にした方がよかったんじゃないか」...等々。

様々な要素を思い起こし、結局このプランが「最大公約数」であることを自分の中で再度確認する。一旦決心するとそのプランを絶対に疑うことのない家の旦那は「ああ、また始まった」と脇で笑う。フン、「注意深い」のよ、私は。「あきらめが悪い」ともいえるけど。

もし本当に今日中にdwarf wallが仕上がるようであれば、次はコンサーバトリーの上側のデリバリーを待って、屋根の接続部分のフォールスドーマーの作成、組み立て、という流れになる。そしてコンクリートの床部分が固まるのを2週間くらい待って、その後アンダーフロアーヒーティングを入れ、その後に表面のフロアーのフィニッシュ、プラスターリング、ペインティング...というジョブが並ぶ。

完成はうまくいけば9月下旬頃。どうなることか。
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by uk_alien | 2006-08-25 20:19 | conservatory
日本からの客人が去った。

彼女は広々とした半田舎暮らしが大変気に入ったようで、しかも動物が苦手な割には我家の犬と猫を大層お気に召してくれた。一番印象に残ったことは「ウォルター」だそうだ。そして犬との散歩、リビングルームからの眺め。確かにこういうスローライフは日本では難しいかもしれない。

近所付き合い、建て込んだ家々、人の目、強制される共通価値観、(大人の)お子ども文化、地震や台風などの自然災害の恐怖...そうした窮屈さはとても嫌だけれど、それでも楽しく幸せにご主人と暮らしているそうだ。

異国で幸せに暮らすことは、はたから見るほどは容易ではなく、それでも皆一生懸命に「幸せに暮らす」ことを実現しているのだよ、と思ったけど、心の中のつぶやきにとどめ、「いいよね~」という感嘆に「そうだよね」と答えた。

彼女と私が日本で一緒に働いていたのは9年前。当時やはり同じ会社で一緒に働いていたイギリス人の女性が我家のすぐ近所に住んでいるので昨夜二人で訪ねた。当時のいろいろな話に花が咲く中で、時間と距離がぐっと縮まる。その分、日本との現実的な距離感は浮き彫りになる。私にとって日本は本当に遠い。遠い過去の場所だ。

ご存知のように、客人が去った後の虚無感は独特のものだ。
ごく親しい友人や親兄弟の場合は耐え難いものであるが、今は清少納言の潔い表現がなぜかぴったり合うような感じ、「火をけの火も しろきはいがちになりてわろし」といった気分か。

人さみしいので午後は向かいのおばちゃんと一緒に散歩に行くことにした。目の前のフィールドの草が刈られ、並びの家々のバックガーデン沿いを歩けるようになったので、ご近所が庭をどんな風にしてるのか興味半分で見物に行く。一人ではちょっと勇気が出ないけど、チーキーなおばちゃんとならば鬼に金棒。

Life goes onなのだ!
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by uk_alien | 2006-08-24 21:20 | just a diary

秋の気配

風邪がぬけきらないまま、ビルダーへのお茶だしと客人の世話で8月が通り過ぎて行く。ふと気付けばもうエキネッシアが咲いている。これらやアスターなど菊系の花がそこここで幅をきかせるようになると、本当に夏ももう終わり、という感じだ。

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我家の庭では「いや、まだまだ」と、干ばつのために育つのが遅れたホーリーホックが今咲いている。すごくガーリーなピンク色。

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このホーリーホックとそこここで花をつけているバラが合わさって、まだ夏の余韻が残っているものの、空気がもう秋。ちょっとさびしいかな。

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明日はヒースローまで客人を車で送って一段落だ。
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by uk_alien | 2006-08-23 20:22 | garden

目の保養

今日からコンサーバトリーのためのビルディングワークが始まった。
7:30amにやってきたのは現場監督と体格のいい3人のエセックス・ラッズ。旦那も居合わせたので彼が主に監督さんと打ち合わせをし、作業が始まった。

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それにしても驚いた。何に驚いたって...、彼らの引き締まった半裸な姿...ではなくって(...もそうだけど)、この硬いチョークの地面をつるはしとスコップで掘っている。し、信じられない。なんか特殊な機械かなんか使うのとばっかり思っていた。尊敬の念にかられ、必然的に午後の紅茶は午前の紅茶より質がアップグレードされ、お水はレモンと氷入りになった。いい仕事は報われるべし。

15:00にはコの字形の土台部分はすっかり掘りあがり、15:30には彼らはエセックスの彼方に向け帰っていった。

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このまま問題なく進んでいくようであれば、来週のビスケットはもちょっと美味しいのにしようと思う。
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by uk_alien | 2006-08-22 01:27 | conservatory

しばし休息

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日本から客人が来ると、もう当たり前と思っている日常の細かいことが、彼らにとっては当たり前ではないということを改めて認識する。家の中のことから電車のシステム、ものの買い方等々。客人が来るのはせいぜい年に一度あるかないか、だから私の気遣いも行き届かず、きっと日本人の繊細な心を知らず知らず傷つけているに違いない、と思うと胸が痛む。

こういうときはホスト側にとっても多かれ少なかれ大変なもの。私の経験では、「旅慣れていないが英語が達者」なタイプが客人としては一番タチが悪い。言葉は問題ないし、大抵こんなもんだろうと構えているから注意も散漫になり、びっくりするようなことも結構起こったりする。

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そういえば、イギリスに一年半住んで落ち着いた頃、もと同僚が遊びに来たいといので、それでは是非とお迎えすることにした。卒論のための調査を日本側で手伝ってもらった礼も兼ねていたので一週間分しっかりともてなしスケジュールをたてる。彼女はアメリカの大学を出た後は暫く現地のエアラインなどで働き、日本へ帰国後も英語を使う仕事をしていたので、「外国」や「英語」に関しては全く問題ない...はずだった。

が、その彼女、どこに行っても、もめる。
もめる、もめる、それもものすごいアメリカンアクセントで。
どこでもめるかというと...

ロンドン塔の土産屋のレジで、袋を多めによこせ、袋には入れたでしょう?、セットで買った土産を日本に帰ったら小分けにしたいから袋が必要なんだ、いやそれは出来ない、なんで出来ないんだ、で数分もめる。オックスフォードストリートのBooks etcのレジで本をギフトにするからそれをギフト用に包め、それはちょっと出来ないんですけど、何で出来ないんだ、ともめる。昼時でにぎわうサンドイッチショップで、自分の番になっても、「えーと、これは何?それは?んー、どれにしようかなぁ?」とだらだらして店員にあきれられ、明らかに無視されてどんどん次の人を先に接客され、「信じられない!」と怒る。あげくの果てにはウィンザー城のチケット売り場(?!)でもめていて、旦那も私もあきれはてていたので「どうしたの?」という気にもならず、勝手にもめさせておいたので何をもめていたのかはよくわからずじまい。

バスルームを2時間占領して出てこないとか、どこに観光に行っても一人でいなくなっちゃうとか、他にもいろいろあって、ヒースローで背中を見送った直後は旦那と二人でなが~い安堵の吐息をもらしたっけ。いまだ彼女は我家のレジェンド。

今回の客人はというと、その伝説の彼女と同じ会社で働いていた同僚。結構不思議なキャラで、やっぱりふといなくなっちゃったりするけど、伝説を塗り替えることはなさそう。観光や散歩の最中も海外で使えるドコモの携帯を使って、頻繁に日本にいるご主人と話をしたり、メールを送ったりしている。電話代、高くないのかな?とか、初めてのヨーロッパなのだから下ばかり向いていないでもっと景色を見ればいいのに、なんて余計なこと考えてしまう。

今朝はユーロスターに乗る彼女を車で送るために5時半に起き、眠い目でふと階段の下を見ると、フロントドアがぽっかり開いている。心底ぎょっとして旦那と顔を見合わせ、二人で恐る恐る一階に下り、誰もおらず、ラウンジにほったらかしになっているラップトップやデジカメもそのままなのを確認して胸を撫で下ろした。昨夜遅くに帰ってきた客人が閉めた際にフロントドアのラッチがかかりきっておらず、風で押されて一晩中開いていたようだ。かなりたって心を落ち着けてから、客人にドアが一晩中開いていた旨を話し、日本では行儀悪いと思われるくらいの勢いで確実にバタンと閉めもらうよう念を押した。「ああ、ホテルと同じ感じね」とさらっと言われ、ちょっと拍子抜け。

火曜に帰ってくるまではホスト役もお休み。ほっと一息。
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by uk_alien | 2006-08-20 18:11 | just a diary

「犬、貸します」

金曜日は日本から来ている知人を案内するため、おのぼりさん状態で犬を連れロンドンを観光した。ウォルターのおかげでどこでも大勢の人に話しかけられ、旦那はもう大喜び。

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ロンドンブリッジのパブで友人夫婦と合流したときも「The greatest secret. Get a sheltie. It's a babe magnet!」と意気込んで話す。「なんでもっと若いときに気がつかなかったんだろう?」だって。

半信半疑のご主人。それでは実験ということで、Sheltie、5 months old、Walterというfactsを暗記し、パブを取り囲む人ごみをウォルターを連れて一人で歩き出した。「ぜったいに声かけられるよ、でも彼はウォルター連れてるとゲイに見えるから、声かけてくるのは絶対に男だな」

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数歩も歩かぬうちに彼はピンクのシャツを着たグルーミングばっちりの若い男性に見事に声をかけられる。それを遠くで見守る私達は大爆笑。その後も「抱っこさせて~!」と女性達に声をかけられ、絶大なウォルター効果に驚いたようだった。ふむ、独身者を対象に犬のレンタルビジネスでもはじめようかな?

それにしても子どもや女性は勿論、不思議と若い男性を惹きつけるウォルター。
和み系なのね、きっと。
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by uk_alien | 2006-08-20 03:23 | animals
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先日ここにも書いた季節労働の発音トレーニング。なんだかんだで伸ばしていた母音の練習に昨日やっと手をつけた。

発音なんか完璧に出来なくても、要は誤解されたり、理解不能でなければそれでいいのだが、外人ならば「必ず」誤解されたり、「必ず」理解不能マークが相手の頭の後ろに浮かぶ日常生活用語はいやでも出てくるもの。これらは少なければ少ないほど精神衛生上よい、というものだ。

先日記したLambはその一例。さらにもう一つあげるならば、私の場合、Henry。必ずといっていいほど、Harryと聞き違えられる。大人はさりげなく聞き返すが、子どもはてきめん。「Harryって誰のこといってるの?」

先週末も義理の甥っ子にそういわれて、くっそー、なにが違うのかな?と思ってテープに向かってHarryとHenryを繰り返してみた。ほんとだ、ほぼ全く同じにきこえる。

そういえば前に私の/e/は/ae/に近くてわかりにくいときがあるって言われたっけ。また、/n/の音が、舌を上あごにつけて完璧に鼻音にする英語の/n/ではなくて、舌の根元でのどを閉じて軽く出す日本語の「ん」の音になっていて、/ri:/も弱すぎるようだ。

だから/'henri/ではなく、/'hae(g)_ri/になっている。何度かちゃんと/'henri:/になるように練習。よし、これから猫の名前を聞かれても、もうHarryと間違えられることはない、...はず。

まてよ、じゃあ、ヘンリーはどうして旦那の「Henry」にも私の「Harry」にも反応するんだろう?不思議だ。

今朝は久しぶりにパーソンズ・テリアを連れたもと官僚のおっちゃんカップルに会った。夏休みで彼らを訪ねているおっちゃんの太った妹と荒い性格のヨークシャーテリア、そして、色づき始めたワイルドブラックベリーの、熟した実だけを器用に選んでペロリペロリと食べるゴールデンレトリバー(今まで二回名前を聞いているが、覚えられない...カリムだかケリムだかだと思う)を連れた近所の品のいいおばさんも一緒。せっかくだからと一緒に歩き出す。大人5人、犬四匹。ウォルターはわくわく。

暫くすると、ゴールデン・レトリバーのおばさんが「あなた、ここで生まれたの?」ときく。
「いいえ。私は日本からです。」
「それは、わかるけど、でもここで育ったのでしょう?アクセントがまったくないわ。驚きね。姿が見えなければまったくわからないわよ。」

とても励みになるほめ言葉だ。ね、練習の甲斐はあるでしょう?

勿論散歩途中の世間話程度だから、暫く話せば化けの皮は簡単につるりんとはげてしまうのだけれど。やはり会話はHow do you do?とThe rain in Spain stays mainly in the plainに限っておこう。

さて、明日は日本から友人が訪ねて来る。ちゃんと面倒みれるのかな、と、ちょっと緊張。今日は家中を掃除しなくては。
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by uk_alien | 2006-08-15 19:19 | english