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Clearing the first hurdle

今日は仕事を休んでLife in the UK testを受けてきた。結果は合格。
まずはめでたし。これで再び本が読める。

iPadにちょっと興味あり。

PS 試験のために買った二冊の本は低価格で設定したので昨晩中に売れてしまった。義理ママが今週末私たちが訪ねる際これらを見てみたいと楽しみにしていたので、少し残念。
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by uk_alien | 2010-01-28 21:53 | going native

オーブン洗礼ディナー

購入したBoschのオーブンが到着した。

早速古いオーブンと取替えてスイッチオン...なーんて甘いことを考えていたら、やっぱり落とし穴が。電気オーブンは結構な電力を要するので専用回路が設置されているのが普通、なのだそうだが、セミ隣に住む強欲なビルダー夫婦がdo upしたこの家のwiringは案の定手が抜かれていて、古いオーブンはキッチンの他のメインと同じサーキットに繋がっていることがわかった。

古い付き合いの友人に空港とかの電気配線の設計をしちゃうような人がいるので相談すると、配電盤からキッチンユニットの裏をくぐって専用の新しい回路を引き、ヒューズとスイッチがついたメインを新しく取付ける必要があるのだそうだ。 ざっと見て約5時間位の仕事とのこと。友人価格でウィークエンドにやってくれるという。

「材料費が約70ポンド、labourを上乗せしてキャッシュ120ポンド、プラス軽食のランチ、プラス満足のいくディナー」

という見積もりをメールでもらい喜んでスケジュールを入れた。いまどき5時間50ポンドでいい仕事をしてくれるelectricianなんて、どこを探しても見つかるわけはないので、食事とワインには金に糸目をつけないことに決めた。Christening the new ovenということでオーブンを使ったメニューを作る。

当日は、生ハム&チェダーのバゲットサンド+赤ワインのランチを含め、きっかり5時間後に終了。わーい。せっせとディナーを作る旦那を尻目に、友人夫婦と私ははワインを片手にカウンターに座り、Life in the UK testの練習問題で得点を競う「イングランド北西部の人口は近年減少傾向にある - True or False?」という設問に、「We don't f(beep)ing care!」という奇声があがる。ははは。

ディナーは、薄いFilo pastryをベースにクランベリー、パルマハム、ヤギのチーズをのせて焼いたスターター(でっちあげにしては成功)、ちょっとひねってレモンゼストを使ったWaitroseのレシピのムサカ(美味、お勧め)、デザートは冷凍のブルーベリーとバナナをフードプロセッサーにかける簡単シャーベットと各種チーズ。豪勢なワインとともに時間をかけてゆっくり楽しんだ。
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by uk_alien | 2010-01-27 00:50 | food

リサイクル

先日、電子ブックリーダーが欲しい、と書いた。

プライベートの医療保険のノンクレームボーナス(350ポンド!)がもらえることだし、この際買ってしまおう...と思ったが、やっぱりどうしても、どれも今ひとつぴんとこない。やめた。あと2年くらい待てばマーケットも成熟してUKの消費者にとって利点の多い選択肢が増えることだろう。

電子ブックリーダーに関してサーチしていたら、ebayで私の古いiPAQ(h4150)がMSソフトウェアがついた便利な「電子ブックリーダー」として売られているのを見かけた。「詐欺だよな、詐欺」、と思いながらも、そういっているなら...なんとか再びこれを使えないものかと考え始めた。

自宅のPCのオペレーションシステムをVistaに変えてからPDAをPCにリンクするソフトウェアのActiveSyncが使えなくなり、私のiPAQは戸棚の隅に押しやられていた。しかし、Vista用のリンクウェアを使って無理やり繋げてみたら意外なことに認識され(なんでもっと早く試さなかったんだっろう?)、それならばと期待してMobipocketをPCにダウンロードすると、電子ブックリーダーとしても問題なく使える。News Feedもまったく問題ない。

クラシックを何冊か無料でダウンロードして読んでみる。辞書をダウンロードして、読んでいる本のわからない単語をハイライトしてlook upの機能を使って引いてみたが、リンクの仕方は思ったほどぎこちなくない(辞書を離れて本に戻るのがどうもいまいちうまくいかず、backを3回押さないと戻らない...なぜだろう?)。

専門の電子ブックリーダーに比べれば画面は小さすぎるのかもしれないが、OutlookとシームレスにリンクするPDA+電子辞書+本/新聞がこのiPAQひとつで用が足りると思えば全然悪くない。

ここのところ、電子ブックリーダーは一般うけするかどうか...とずっと考えてきたが、この小さなガジェットを実際使ってみて、きっと売れるだろうなと思った。いろいろなgenreの読み物が常に手元にあり気分次第で読み移れる、というのは頭で考えるより遥かに便利で快適感を感じるものだ。「何かを読みたい」という欲望は「xxを読みたい」という欲望とは別の形で存在しているような気がする。

Forumなどを読むと、辞書がすぐに引ける、という利点は外国人に限らずネイティブにとってもとても魅力的なようだ。それにネットへのインスタントアクセス+ワイヤレスでの書籍購入という利点が加わればいうことなしだろう。

目下UKでは電子ブックリーダーからのネットアクセスはなく、従ってWikipediaは使えず、amazon.comにおいてはUS国内に比べ約40%割高な値段で本を購入しなければならないそうだ。

10年前に逆戻りしたように、毎朝PCにPDAを繋げてNewsをfeedしなければならないが、とりあえず今のところ私は化石のiPAQで満足することに決めた。
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by uk_alien | 2010-01-17 22:18 | books

Snowed in

再び雪。

状況を軽く見て出発したドライバーたちが坂道カーブを曲がりきれず回転し、それが上ってきた車を停止させ、再び坂道を上り始めようとした車が滑って回転し...と、まるで乱されたチェスの駒のように数台の車があちこちを向いている。このスキースロープ状態の坂道を夏タイヤで降りられると思った彼らの根拠は一体何なんだろう?

わらわらと車から降り、車の向きを立て直そうとしている運転手たちの脇を通り抜け、バスに乗って最寄り駅までたどり着く。いつもなら20分くらいだが、今日はとろとろと1時間半。もう...死にそう。BachのCello Suitesを聴きながらH G WellsのA Dream of Armageddonを読んで時間をつぶす。駅についた頃にはもう既に出勤時間を回っていたのでオフィスに遅れる旨連絡すると、ボスのボスに電車のダイヤも乱れきっているから家に帰るよう言われる。

再び1時間半かけて家に戻る。疲れて何をする気にもならないのでGwyneth Paltrow主演の映画、EmmaをYoutubeで観た。Jane AustenのEmmaは、ほのぼのとしつつも'accident of birth'という言葉が常につきまとい、うすら寒さを感じさせる。

今日はボランティアにも行けない。
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by uk_alien | 2010-01-14 00:35 | just a diary

久しぶりにお勉強



重い腰を上げて、イギリス帰化の手続きを始めることにした。

最初のハードルはLife in the UK test。コンピューター上でイギリスやイギリスでの生活に関する「一般常識」に関する24問の選択肢問題に答え、75%以上の正答すれば合格、というもの。同僚に「ああ、あたしたちでも答えられないっていう試験ね」と笑われた。ちっ。

注文しておいたテキストと練習問題が届いた。終わったときに売れるよう、あまったクリスマスのラッピングペーパーを使ってカバーをつける。書き込みやアンダーラインを引かず、借りた本のように丁寧に取り扱う。

試験というとまじめに全力で取り組もうとする東洋の血100%の私に、旦那が「僕の職場でも2-3人が受けてるけど、みんな超簡単だったって言ってたよ」とのたまう。頭からなめてかかって、後になって1%の差で落ちて自分を罵るのがいやだから今きちんと勉強ておこうっていう思考なのよ、ほっといて。

試験場に何度も連絡すれど繋がらない。ここで「じゃあ、また明日かけてみよう」なんて、あきらめてはいけない。自分が少しでも何か他のことをしていれば、たとえそれが同僚とのおしゃべりであっても決して電話をとらないイギリス人の姿が目に浮かぶ。会場のアダルトスクール施設に勤める事務員の遅番シフトが、出勤し、お茶を入れ、デスクについた...くらいのタイミングを狙って予約ラインの締切り3分前にかけたら繋がった。Life in the UK 'practical' test - パス。なーんて。

2週間後に予約を入れた。と、昨日読んだChapter 1の歴史(2000年/20頁、豪快なスピード)の部分はテストには出ないと言われた。せっかく読んだのに。ちっ。
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by uk_alien | 2010-01-13 02:13 | going native

ブログの古典



BBCのニュースサイトを見ていたら、Public hangings and gossip - the diary of a Victorian と、面白そうな記事があったのでのぞいてみた。

Westminister City Councilが、めずらしく今に残る、ビクトリア時代に生きた男性の日記をオンラインで誰でも読めるようウェブサイトに転記したという。

このイギリスのヴィクトリア時代というのはイギリス人だけでなく、外人の私にとっても非常に興味深い時代。中世を思い起こさせるような古めかし慣習と、科学や産業が猛烈な勢いで発展するモダンな気風が共存し、そこに明瞭な階級区別が存在していた時代だ。



何より興味深いのは、この日記を書いた1826年生まれのティーンエイジャーNathaniel Brycesonが、上中流階級の人間ではなく労働階級の子として生まれていること。現存する分の日記は1846年に書かれ、Nathanielは当時19歳。ここでの記載によると、「Buckingham Palace Roadから少し入ったところにあったLea’s Coal Wharf (Eccleston Wharf)という会社に祖母のコネクションで入社し事務員として働いていた」そうだ。どんなもんだろう...と想像したとき、DickensのCristmas CarolのScroogeの会社につとめる事務員のBob Cratchitを10年くらい若くした青年をなんとなく思い浮かべた。



早速Westminster City Councilのサイトに行ってみる。日記は1846年に書かれた分だけが現存しているらしく、目下1月1日から1月10日までが転載されている。

1846年1月1日の日記を見ると、

木曜日
同僚のエドワード・ハスケットがディーン通りとオックスフォード通の角にあるホワイトハウスに手紙を届けなければならず、一緒に行くことに。そこでエールを一杯飲む、彼のおごりだ。

といった内容の短い記載。

Westminster CouncilのAdult and Community Servicesの役員であるEd ArgarはBBCの記事の中で、

Despite the passage of time and the huge advances in technology, his diary shows that human nature has remained fairly constant over the years - people are still interested in many of the same issues that Victorians were in their day.

と書いている。まさにその通りで、まるで誰かのブログを呼んでいるような気分になる。たまたまそれが1846年に書かれたというだけ。

このアーカイブを皆が読めるようにオンラインに載せる、という行為にも感心させられる。
読み手にとってはまさにinsightfulなアーカイブだ。
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by uk_alien | 2010-01-11 00:02 | great about it

Winter blue?

Try this: Max Bruch, Concerto No. 1 in G minor by Midori

Absolute treat for soul.

BruchのConcerto No. 1はコンサートでも見甲斐がある。若い女性のバイオリニストがストレートナーで丹念にアイロンした長い髪を振り乱して楽器をかなぐり弾いているパフォーマンス(ばかりではないけれど)がBruchの感情のこもったロマンチックな音楽とあいまって、終いのFinaleでは観客の心をロックコンサート並みに盛り上げてくれる。残念なのは演奏者の気分が高揚しすぎてしまうせいか、しばしばバイオリンのソロの音が昭和演歌のくどい「こぶし」のように耳障りになってしまうことが多いことか。

このMidoriの演奏はとても艶っぽい。神童と呼ばれたYehudi MenuhinのMendelssohn Concerto E minor & Bruch Concerto No.1 in G minor (with the Philharmonia Orchestra, 1959) を私はvinylで持っており、これも繊細で完璧な演奏だけれども、私はこのMidoriの演奏の艶っぽさがとても好きだ。Adagioでは真に魂をくすぐられる。

興味がある方はwe7でフルトラックが聴けるので是非お試しを。(Track 4, 5 and 6)
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by uk_alien | 2010-01-09 23:31 | great about it

UKバス利用の心得



UKは大雪。凍った道路が札幌の冬を思い起させる。

水曜は電車が動いていなかったので会社には行かず、木曜の朝に重い腰を上げて出勤。車は勿論使えないので久々のバスと電車通勤。

メインの通りのバス停まで歩いて、バスを待つ。氷点下の気温に体の芯まで冷えかけた頃にやっとバスがやってきた。

この国のバスの運転手はバス停で待つ人に気がつかずそのまま通り過ぎてしまったり、降車の合図のブザーを押したにもかかわらず、そのまま無視して走り去ってしまったりすることが多い。一体彼らは自分の職業を何をする人だと思っているんだろう?一昨年前の自動車事故の後、暫くバス+電車で通勤していたときには何度もそういう目に合った。おかげでおとなしい私も人前で叫びちらすことにすっかり慣れた、と、思っていた。

今回もバスの運転手に気づいてもらうためにかなり手前で手を振る。そして、再び少し手前で手をあげる...。

そんな私の目の前をバスはスピードを落とさずに走りすぎていく。あまりの信じられなさに声もあげられず、目を見開いて無言で「一体なぜに?」と問いかける私のまなざしに答えるかのように、バスの運転手は私に向かって肩をすくめ、そのまま走り去っていった。

混んでもいないのに、どうして停まらなかったんだろう?lay byが凍っているように見えるからバスを寄せるのは危険と判断したのかな。それとも、遅れた分の時間をとりもどしたかったのかな...

と、咄嗟に自分の頭を捻ってしまった自分に、次の瞬間無償に腹が立った。なんで運転手の頭を捻る勢いで叫ばなかったんだ、私は?

どうやら車通勤ズレしすぎて、UKの公共交通機関マナーを忘れてしまっていたようだ。こういう場合は叫ぶ。行き過ぎるバスに向かって、腹の底から叫びちらして数十メートル先でも停止させる、というのが公共バス利用の心得というものだ。Shame on me。

状況を目撃した女学生さんが、「あの運転手、あなたに気がつかず、気づいたときにはもうブレーキを踏むタイミングを逸してしまったんだよ、きっと」と慰めてくれた。

嗚呼、それにしても腹が立つ。

明後日の日曜にはまた雪が振るようだから、来週も暫くは公共交通機関のお世話になりそうだ。
しかし、この一件のおかげで心の準備はもうすっかり整っている。
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by uk_alien | 2010-01-09 01:59 | misfortune

物欲再燃

なんだか無性に電子ブックリーダーが欲しくなった。

歳をとって脳みそがなまけてくると、覚えた英単語を片っ端から忘れていく。本を読んでいて、思い出せない単語が出てきても思い出せないまま、わからない単語が出てきても面倒くさくていちいち電子辞書を取り出して引く気にはならず。

だから怠け心で辞書が内臓されたKindle 2やソニーが突然魅力的に見えてきた、というわけ。

OED(アメリカ版じゃないやつ)とencyclopeadiaが使えて、The Independentが定期購読できるんだったら大枚はたいても買っちゃうな、きっと。あ、あとPDAの機能も入れてくれるとありがたい。でも今のところは帯に短し襷に流し。無理して買う気にはならない。



Stephen KingのJust After Sunsetを読み終えた後、今読んでいるのはHG WellsのThe War of the Worlds。前者は2004年米国にて出版、後者は1898年英国にて出版とかなり違うようだけれど、「ごく平凡な日常」と「非現実と錯覚するほど悲惨な悲劇」を巧妙に対照させて描写している点で、妙に似通っているところがある。

The War of the Worldsは、舞台になっているエリアや文化により精通しているためか、一世紀以上前に書かれているにもかかわらず、Kingの本に比べとても親近感を覚える。不思議だ。
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by uk_alien | 2010-01-08 05:21 | books

痛い維持費



カメラやレンズを買うのはいつもこの季節。なぜだろう。日が短く寒いので家に閉じこもりがちになり、写真を撮ることより機材のことをぼうっと考える時間が増えるからだろうか。

今使っているM8は丸2年使ってきたが、新機種のM9にアップグレードする気は全くない。手持ちのレンズたちにもとても満足している...、が、年末にかけてちょっとSummilux 21mmに心が揺れた。でもこの鉛のように重いカメラに580gのレンズをくっつけて長時間歩く体力は実質的に私にはないと判断。おまけに自分のプライムじゃない焦点距離のレンズに3700ポンドをかける気にはちょっとならない。

ということで、今年は現存機材のメインテナンスに注意と予算を向けることに。



Leica Mはレンズとセンサーの距離が短く、センサーは埃やらなにやらで汚れやすい、ということをForumで読んだが、その通りだ。がっつり絞って風景写真なんぞ撮ろうものなら、post processingでかなりの時間を費やして水玉模様の空をspot cleaningすることになる。



そこで今回重い腰を上げて、Forumで一押しされているVisible DustのLoope(ライトが内臓された拡大ルーペ)とArchtic Butterfly(ライトが内臓されたブラシ)、ブラシクリーナー、swabs(cotton budsみたいな使い捨てのクリーニングツール)、swabと一緒に使うセンサークリーナーを注文することにした。ついでにレンズクリーナーとmicrofibre clothも注文する。

チーン。180ポンドなり(涙)。



旦那に、彼の機材にもゆくゆくはたいそう有益であることを説き、この出費は私のおこずかいからではなく家計費にてカバーすることに。ああ、それにしても痛い出費である。

ちなみに、NikonのデジタルSLRのセンサーはLeica Mに負けずおとらずのdust magnetらしい。自分の機材だけじゃない、と思うとちょっと安心。でも今旦那が使っているEOSはあまりレンズ交換をしなかったせいか、絞りこんでも空はほとんどクリアなまま。Canonは設計がすぐれているのだろうか。

ま、偶然なんだろう。
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by uk_alien | 2010-01-07 07:19 | photography