土曜の午後はジンテイスティング

今週の土曜は久し振りに会う友人と毎年恒例のジンテイスティングセッション。


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勝手気ままに興味のあるジンを買い集め、各蒸留所のウェブサイトで能書きをしっかり読んでサービングの勧めに従い、じっくり吟味しようというイベント。

前回は日本の京都蒸留所の「季の美」というジンがトップスコアで優勝。このジンのボタニカルは檜や柚子、生姜、玉露茶、紫蘇、笹、山椒など日本らしいものが使われていて風味がとても複雑。日本酒用の檜の枡で飲むことで、まるで日本の冷んやりとした檜林に囲まれているような錯覚に陥る。

さて今回トップスコアで優勝したのはスパニッシュのジン、「Gin Mare」。上の写真では一番左側のクリアブルーのボトル。メアは海という意味。

「地中海を詰め込んだジン」ということで、ボタニカルはスペインのオリーブ、イタリアのバジル、ギリシャのローズマリー、トルコのタイムといったラインアップ。大層興味深い。

テイスティングの準備には手間ひまを惜しまない旦那が庭から摘んできたローズマリーの根元の葉を取り除きそこにオリーブを刺してグラスに入れる。トニックはFever Treeのクリーンな風味のMediterranian tonicを使った。

グラスに口をつけると添えてあるローズマリーの香りがぶわっと広がり、透明で冷んやりした液体をすするとボタニカルの微妙なバランスが驚くほど上品で、どちらかというとハイエンドな地中海ライフスタイルシーンを思わせる。この味覚と視覚と嗅覚を通して作り出される的確なイメージ。すごいなぁ。まさにアート。

テイスティングセッションが終わって、ディナーは私のリクエスト、旦那のお手製バーガー。美味しい。(にっこり)

そしてデザートはいつもながら私の出番。アップル&オートミールビスケットを砕いたものと、ホエイをこし分けてクリーム状にした自家製無脂肪ヨーグルトを層にし、サマーベリーソースをあしらえたヘルシーミニパフェ。


先日の強い風で庭のクッキングアップルの木が沢山実を落としてしまったので少しでも使えればと思ってこの↑のレシピで作ってみたら大正解。ささっと作れて旬のりんごの味を楽しめるのでものすごくおすすめ。

今回は材料を半分の量に減らし、砂糖の量を75gから50gに減らして作った。ビスケットとして食すならもう少し砂糖を減らせると思うな。次回はバターをココナッツオイルで代用しようと思う。



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酔いが回ってすっかりいい気分になった夜はLPレコードリスニングセッション。旦那が彼の80年代ポップのレコードコレクション(笑)を引っ張り出してきて次々にターンテーブルにのせる。

我が家のスピーカーシステムはちょっと古いけど私がじっくり選んで決めたディナウディオのFocus 110。レコード録音の棘のなさは耳に優しくスピーカーの再現力でポップのボーカルがとてもカラフルになる。

お酒に強くない客人と私は音楽を聴きながらソファで眠り込んでしまった。旦那に起こされてベッドルームへと引き上げる。

こうして楽しい土曜日の幕が閉じた。





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# by uk_alien | 2018-09-23 21:33 | food & drink | Comments(0)

秋の音色

今朝は気温が低くちょっと秋めいていた。

やっぱり秋はフィルターコーヒーだよなぁと勝手に決め込んで、ペーパーフィルターを使ってコーヒーをちょっと濃いめに淹れた。

「珈琲」という琥珀色の味がする。

季節をちょっと先どりして、いつもなら秋も深まる10月末から11月にかけて聴くアルバムを出して聴いてみた。


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ダヴィッド・オイストラフ(David Oystrakh)

BACH: Violin Concertos Nos. 1 + 2
Double Concerto BWV 1043

BEETHOVEN: Violin Romances Nos. 1 + 2

BRAHMS: Violin Concerto

TCHAIKOVSKY: Violin Concerto

残念ながら「LPレコード」ではなく2枚組CD(未だにストリームではなくCDをかちゃかちゃ出し入れしているのは私だけではないと信じたい)。収録されているバッハのバイオリンコンチェルトAマイナーとEメイジャーはWiener Symphonikerとの演奏。ウィーンと弦楽器のコンビは何をして、こう、違うんだろう?ダブルバイオリンコンチェルトは父子での演奏。おすすめ。
あ、でもやっぱりまだ早い。気温が暖かすぎる。このアルバムには冷えた空気と刺すような光が合っている。

ということでCDを再びかちゃかちゃ出し入れする。


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DOMENICO SCARLATTI - 6 Sonatas: L. 186, L. 118, L. 189, L. 494, L. 33, L. 224
FRÉDÉRIC CHOPIN - Ballade No. 4, Op. 52; Waltz in A flat Op. 69 No.1
FRANZ LISZT - Ballade No. 2
SERGEI RACHMANINOV - Prelude in G minor, Op. 23, No. 5





Youtubeで比較的綺麗な音でアップされていたのでリンクを貼った。↑

美しい。1981年録音。78歳。拍手喝采。

「芸術の秋」はゆっくり確実に近づいている。



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# by uk_alien | 2018-09-21 20:00 | music | Comments(0)

プチ練習No.9 Our Land

プチ練習No.9はOur Land。

ポイントは長めのアナクルーシスと両手でシームレスに弾く歌声のようなメロディ。

ちょっと長めだけと簡単だろう、と思ったのが大間違い。


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ゆっくりサブディヴィジョンを数えながら練習して、これで大丈夫と思って録音したらBar8、16、24でビートから全部外れた。直前のBarからタイで結ばれている8分音符を弾き、続く8分休符を休んでタイミングよくアナクルーシスを入れるのがとても難しい。

うーん。

サブディヴィジョンのカウンティングを諦めて、フレージングもダイナミクスも忘れてパルスに集中することにした。ヴィエニーズのワルツを頭に浮かべる。ぶんちゃっちゃ、ぶんちゃっちゃ。

そして再び録音。



24小節目のリズム(だけ)は合った...。

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# by uk_alien | 2018-09-20 22:42 | Audio ピアノプチ練習 | Comments(0)

ABRSM(英国王立音楽検定)音楽理論グレード6 初めの一歩

ABRSM(英国王立音楽検定)音楽理論グレード6のシラバスは下記の通り。(日本語は公益財団法人かけはし芸術文化振興財団より抜粋、英語はABRSMより抜粋)

グレード5までの内容に加えて、和声の範囲が次のようになります。長調、短調(和声的、旋律的)の音階におけるすべての和音の基本形、第一転回形、第二転回形の用法。属七の和音の基本形、第一転回形、第二転回形、第三転回形、および長調、短調における二度上の七和音の基本形、第一転回形の認識。また、これらの和音すべてを含む数字付き低音の和声実習。転調の原則や終止形、および装飾音や非和声音(経過音、補助音、倚音、逸音、先取音などを含む)などの知識が問われます。
  1. 4声体の混声4部合唱のスコア、またはピアノ譜(大譜表)による4小節程度のバス課題(受検者が選択)。
  2. 全ての調における8小節の全音階的旋律の和声付け。音符による和声の記譜、または数字付きバスの記入(受検者が選択)。
  3. 指定された楽器(選択肢あり)での旋律の創作課題。冒頭部分に続け、属調、下属調、平行調への転調を含む。
  4. ピアノ、混声4部合唱、またはさまざまな合奏曲(声楽も含む)のスコア・リーディングとそれらに関する知識について。スコア上における装飾音の奏法や和声の判別、楽曲構成、様式、演奏に関する諸問題を含む。

As in preceding grades. The harmonic vocabulary expected will include: the use of 53, 63 and 64 chords on any degree of the major or minor (harmonic and melodic) scale; the recognition of the dominant seventh chord in root position, first, second and third inversions, and the supertonic seventh chord in root position and first inversion, in any major or minor key; and the figuring for all these chords. An understanding of the principles of modulation and a knowledge of cadences, ornamentation and melodic decoration (which might include passing notes, auxiliary notes, appoggiaturas, changing notes and notes of anticipation) will also be expected. Questions will cover:
  1. Writing specified chords for voices in four parts or for keyboard (at the candidate’s choice) above a given bass part of about four bars.
  2. The indication of suitable chords for the accompaniment of a diatonic melody of about eight bars in any key, using any recognized method of notation, or, at the candidate’s choice, the provision of a bass to a given melody, adding figures to indicate the intended harmonies.
  3. Composition of a melody for a specified instrument (a choice will be given), using a given opening. Modulation to the dominant, subdominant, relative major or relative minor may be required.
  4. Questions on short extracts of music written for piano or in open score for voices or for any combination of instruments and/or voices, designed to test the candidate’s knowledge of the elements and notation of music, including the realization of ornaments, the identification and notation of underlying harmonic structure, phrase structure, style, performance, and on the voices and instruments for which the works were written.

なんか読んでいるだけでくらっとくる。

なんの、なんの。千里の道も一歩から。

ABRSMの薄い教本Music Theory in Practiceをレッスンで使用することに決め、その前段階としてシラバスの冒頭で述べられている「長調、短調(和声的、旋律的)の音階におけるすべての和音の基本形、第一転回形、第二転回形/the use of 53, 63 and 64 chords on any degree of the major or minor (harmonic and melodic) scale」の部分を先に一通りざっと学んで後々の混乱を防ごう、ということになった。

宿題:まずは長調から。それぞれのキーの音階をtriad root positionで書き出し、全てのdegreeに関してroot、1st inversion、2nd inversionを書き出すこと。さしあたってC Major(↓)。


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(↑6度viと7度vii のローマ数字が間違ってる...)

ちなみにコードのtonality(調性)を知るには、
  1. triadの5thをチェック。もしperfect 5thなら3rdのtonalityで決まる。3rdがメジャーならメジャー、マイナーならマイナー。(3rdが表現されてなければsuspended chord。これはグレード6の範囲外)
  2. perfect 5thでなければ、[augmented→通常major 3rd]、[diminished→通常minor 3rd]。例外有り。

これからちまちまとcircle of 5thに添ってこの作業を繰り返す予定。

(こんな古めかしいコード表現を使用することはめったにない、というのはその通りらしい。ま、知っていて役に立つことと、試験シラバスになっているということで私はひたすら学習に励むことにしている。)

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# by uk_alien | 2018-09-20 06:02 | Music Theory 音楽理論 | Comments(0)

Caressed

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# by uk_alien | 2018-09-20 00:25 | photography | Comments(0)

Good Morning, September

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9月の光は本当に美しい。


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# by uk_alien | 2018-09-16 02:07 | photography | Comments(2)

Burgmüller Op.100 No.10終了、これからHeller Op.47 No.1に集中

フレージングがテーマだったBurgmüller Op.100 No.10がやっと終了した。

終了にあたり先生から以下のコメントを受ける。

  1. 曲を通して音色の出し方、ダイナミクスの表し方は大分良くなった
  2. 2音のスラーは音符の長さをキープしつつも手首を使って力を抜いて弾くように。音にはあからさまに現れていないが見ていると手から緊張が抜けていないのがわかる
  3. フォルテは手指を緊張させて鍵盤を叩いて音量を上げるのではなく、肩の力を抜いて腕の重さを使ってボリュームを出すように。そうすることでより豊かな表現が可能になる。これは今後の重要な課題

最後のポイント3は先生が「緊張バージョンの演奏」と「腕の重みを利用したリラックスした演奏」を実演してくれて、私の出している音はまさに前者、そして後者の演奏はダイナミクスの幅が広がり、深みがあってとても綺麗だった。うん、ああいう風に弾きたい。

今後は理論の勉強を含めていきたいのでテクニカルの練習曲は一曲ずつに絞る事になった。目下取り組んでいる曲はHeller Op.47 No.1

詳細の表現がまだ身についていないのと、ペースの不安定さが足を引っ張っていてスピードアップにまで漕ぎ着けない状態。





  1. フレージング表現をしながらクレッシェンドでpからfに一つのBarで一気に持ち上げる部分
  2. fの音量のキープ=スコア上でfが続いても気がつかずに音量を落としてしまうことはありがちなので意識的にきちんとキープしてどこからdimを入れていくのかしっかり把握して弾くこと
  3. スラースタッカートの演奏=テヌートにならないように音を出した瞬間に怠惰な感じで手を持ち上げ始める
  4. ピアニッシモの弾き方=ピアニシモの前の部分に小さなクレッシェンドをつけて変化を目立たせる。鍵盤に吸い付くように手を置いて音量をコントロールする

ということを意識して弾いたが、ビデオではやはりペースの不安定さが明らかに出てしまった。

メトロノームを使ってどこでスピードが狂いがちなのかを見定めて意識的にペースを安定させるようにと言われている。




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# by uk_alien | 2018-09-15 00:34 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

プチ練習No.8 Piece

プチ練習No.8はPiece。11秒のショート&スウィート。





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いつもながら録音して後から聞くと詳細への気配りの甘さが浮き彫りに....。

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# by uk_alien | 2018-09-14 17:30 | Audio ピアノプチ練習 | Comments(0)

胡蝶蘭の水栽培

胡蝶蘭の世話は難しくはないけれど、放っておくと根の呼吸を妨げて窒息させてしまうというsnow mould(沢山の小さな白くて丸いカビ)が悩みのタネ。

これまではメイルオーダーで購入する過酸化水素液で根と容器を定期的に消毒、更に新しい植え替え材を使って植え替えてあげることでなんとかしのいできた。

しかし難聴で癲癇持ちの老猫とこれまた難聴で病気持ちの老犬の世話に日々追われている昨今、家の中の植物の世話まではだんだん手が届かなくなってきた。特に庭の世話が大変な夏場と収穫した野菜や果物を保存処理しなければならない今の時期はあっというまに時間が経ち、うっかり水やりを忘れるということもざら。

先日鉢の中にsnow mouldを見つけたので全て消毒をして植え替えてあげた胡蝶蘭たち。これで暫くは大丈夫、とたかを括っていたら急激に湿度が上がったためか別の種類の見たこともないカビが鉢の中に生え始めている。

どうしたもんかなあと考えていたらネットで水栽培をしている人の話を読んだ。週に2日水に浸けて残りの5日は根を乾かすというやり方らしい。それなら株と鉢を清潔に保つことも容易いし植え替える手間とコストが省ける。

と、いうことで今日から我が家の7株の胡蝶蘭達は水に浸かっている。


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大丈夫かなぁ。うまく行くだろうかちょっと不安。



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# by uk_alien | 2018-09-13 19:05 | just a diary | Comments(0)

Dawn - セクションC-E練習

Dawnに関しては、「スピードは出さずにどう弾くのか考えながら詳細を決めていくこと。セクションBの最後〜C〜Eが一番複雑なのでそこに集中してダイナミクスとペースの変化を使って水の流れのような動きが出せるよう練習すること」というのが先生から言い渡された目下の課題。

片手練習を繰り返した後、両手を合わせてビデオに撮った。あちゃー、全然駄目だ。





ちょっとメモる。

  • ビデオの一番最初の部分の右手、「四分休符+四分音符+四分音符」の繰り返しのところで休符をしっかり弾くことを忘れない
  • ↑この部分で右手のメロディーを少しクレッシェンドにしたいのに表現できてない
  • フレーズ内の流れがぎこちない=まだ手を動かすことに神経が行きすぎてどう弾くのかイメージして出した音を聞きながら弾いていない=もっと部分分けして片手練習する
  • forteのアルペジオに入ったらスローでも今からしっかりボリュームを出して弾く
  • アルペジオのターンがぎこちなく、時間がかかりすぎ。素早くスムースにターンできるように練習すること。
  • 右手1&2のリピート、うるさすぎ。メロディーが最優先、続いて左手のアルペジオの流れるような動きを出す方が優先。
  • 右手オクターブの繰り返しに入ってから小指のメロディー部分の2音目(四分音符)が短すぎる
  • 概して左手の伴奏に色と流れがない。フレージングとダイナミクスを考えながら片手練習すること
  • 左手繰り返して降りてくる部分がうるさい

沈没。地道に片手に戻って練習します。

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# by uk_alien | 2018-09-12 03:47 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

London, UK


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