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犬失敗、もとい、大失敗

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シティに勤めるイギリス人の「究極の幸福イメージ」の一つは「犬猫馬付田舎の一戸建てコテッジファミリーライフ」なのだそうだ。勿論、「ボート・ヘリ・フェラーリ付サントロペのサード・ハウス」っていうのもありだろうけど、私の幸福のイメージはどちらかというと前者に近い。スケールダウンが楽で現実味があるからかもしれない。

サイレンとパブ帰りの若者の怒鳴り声におさらばし、現在の郊外の家に猫二匹と引っ越してきたとき、この夢の公式に従って無謀にも次は犬だ!と先を急いた。

ところで、日本ではまだフランスのようにペットショップで犬・猫を買うという習慣が続いているようだが、イギリスではまず欲しい犬種のブリーダー組合の地域担当者に連絡をとり、そこから登録されている子犬を紹介される、という仕組みが一般的だ。しかも大抵2通以上の、犬を既に買っている人達からの推薦状が必要とされる。ちょっとした、アメリカの高級アパートメント購入シーンみたいだ。

さて、私たちもケネルクラブに紹介されたその担当者を通じ、ちょうど子犬が生まれたブリーダーに連絡をとった。かねてより欲しかった大型サイトハウンドのショーストックた。行き先が決まっていない子犬は一匹だけだった。この最後の一匹は、後から言うからではなく、本当に、明らかに一番ばかっぽかった。しかし、このブリーダーと話しているうちに、実はこの犬の祖母が私が13年前にこの犬種に興味を持ち始めるきっかけとなった、まさにその犬そのものだったことがわかった。めぐりあわせだ。もう飼うしかない。

私も旦那も子供のころから常に犬と猫を飼ってきた。経験と責任あるポテンシャルオーナーであることを2通の紹介状で証明した。地図と写真で運動させるスペースもちゃんと確保できることを示した。私も旦那もフルタイムの仕事をしていたのだが、私は以前にもフルタイム勤務をしながら立派な犬(?)を育ててしつけた経験があるので、私にとってはそれは大した問題ではない旨説明した。

ブリーダーは喜んで子犬を引き渡す約束をしてくれた。

(つづく)
by uk_alien | 2006-03-03 03:34 | animals

カメラ小僧のイギリス帰化人。愛機はライカMモノクローム。はたと思い立って始めた大人ピアノ初心者で目下楽しくて仕方がないピアノ練習と音楽理論の勉強をブログに綴る日々 ー London UK


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