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個人情報を守ろう

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イギリスにきて、日本にいたときと比べ物にならないくらい、ダイレクトメールやセールス電話の量が増えた。私の名前もろくに読めない人間に親しげに「Mrs ...?」とか電話口でいわれると無性に腹が立つ。

個人情報を規制する法律がしっかりしている割には、情報漏れがひどい。また、何かを発注するときに気がつかないような端っこにスモールプリントで「グループ会社で個人情報をシェアされることを望まれない方はここをティック」みたいなトリッキーなやりかたをしているところもある。

昨夜義理ママから電話があった。(蛇足だが、先週の土曜におじゃましたから、その後から数えると4度目の電話だ。)
なんとなく元気がないのでどうしたの?ときくと、昨日のうちにセールスコールらしき電話が3回もあったそうだ。最初のコールは「なにやらあやしげな外国のアクセント」。きいても何をいっているのか判らないので切ったそうだ。その後かなり時間をはさんで、それぞれ別の声で2回、「Mrs ...?」と名指しでかかってきたそうだが、これらに対しては何も言わずにすぐに切ったらしい。

「私はtpsに登録しているのに、一体どこからこの番号を手に入れたのかしら?」

このtpsというのはTelephone Preference Servcieという公的機関で、ウェブサイトで簡単な登録が出来る。そうすることでイギリス国内にある団体、機関、会社からであれの一切のセールス/マーケティングコールをシャットアウトすることが可能だ。個人情報を扱う団体、機関、会社はこのデータベースのチェックが義務付けられているらしく、もし、うっかりこの登録者に電話をしてしまった後、通報されると罰金が科せられるそうだ。我家は登録してからてきめんにセールスコールの数が減った。それでもかけてくる会社もごくまれにあるが、「tpsに登録しているからうちにはかけられないはず...」とまで言ったところで相手はあっさり引く。

旦那が義理ママに「とにかく相手の団体の名前を入手すること、相手のいってることがききとれなかったら綴らせればいい、相手をペースにのせず、どこからかけているか、どこから番号を入手したか、この番号はtpsに登録しているからマーケティングコールはかけられないはずなので通報させてもらうとはっきる伝えること」、と指示を与えて落ち着いた。

ちなみに、自宅で受ける電話に関し、「外国のアクセントで何をいってるのかききとれない」と真剣に当惑し嘆く可憐なイギリスのご婦人(チェコ生まれだけど)を可哀想といえばいいのか、なんといえばいいのか、外人の私にとっては複雑な気持ちだ。生粋のEnglish Gentlemanの義理の父が生きていれば「時代も変わったものだ」とでもいうのだろうか。
by uk_alien | 2006-03-08 01:57 | great about it

カメラ小僧のイギリス帰化人。愛機はライカMモノクローム。はたと思い立って始めた大人ピアノ初心者で目下楽しくて仕方がないピアノ練習と音楽理論の勉強をブログに綴る日々 ー London UK


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