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いうこときかないなら、お金をあげよう

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企業においても政治においても、イギリスの、新しいアイディアに対するオープンマインドな姿勢、実行・効果測定を行う行動力(そして忘れ去ってしまうという傾向はちょっと脇においておいて)は目を見張るものがある。ドグマティックな傾向が強い私はこうした姿勢を目の当たりにするたびに感心し、見直さなければと思う。

それでも、労働党が行うトライアルには耳を疑いあごがおちるものが多いのが事実だ。チャンセラー(大蔵大臣?)ゴードン・ブラウンとチルドレンズミニスター(子供大臣?笑)のビバリー・ヒューが送る10のテスト・プロジェクト。そのうちのひとつは、いうこときかないなら、お金をあげよう。

路上にうろつく反社会的な若者の数を減らすため、貧乏なティーンに「スマートカード」を渡し、月25ポンド、総額300ポンドまでのトップアップを渡すそうだ。悪いことをしつづけたティーンからはこのスマートカードを取り上げちゃうという、飴と鞭でいえば飴のテストケースだ。

でも何か変じゃないだろうか?

私の家はお金がなかった。高校までは行かせてもらったが、高校時代の教科書代や遊び金は自分のバイトのお金で払った。時給380円の喫茶店のウェイトレスだ。働けばお金は入る、お金があればモノも教育も買えるのは事実。生まれや他の人との違いを呪ってもどうしようもない。要は自分次第だ。

ステイトスクールに行く16歳の義理の甥っ子は、ニュースペーパー・ラウンドと呼ばれるこっちの新聞配達のバイトをして、身の回りのものから自分が夢中なパイロット・スクールのフィーまでバイト代で払い続け、ついにソロで飛べるところまで来た。両親は尊敬できるすばらしい人たちだが裕福な家ではなかったので本当にえらい奴だと思う。

お金というのは稼いで手に入れるものだと私は思う。
貧しいから、子供だからといって国がただでお金を渡すのはおかしいと思う。
by uk_alien | 2006-03-08 20:42 | venting

カメラ小僧のイギリス帰化人。愛機はライカMモノクローム。はたと思い立って始めた大人ピアノ初心者で目下楽しくて仕方がないピアノ練習と音楽理論の勉強をブログに綴る日々 ー London UK


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