久しぶりにお勉強
2010年 01月 13日

重い腰を上げて、イギリス帰化の手続きを始めることにした。
最初のハードルはLife in the UK test。コンピューター上でイギリスやイギリスでの生活に関する「一般常識」に関する24問の選択肢問題に答え、75%以上の正答すれば合格、というもの。同僚に「ああ、あたしたちでも答えられないっていう試験ね」と笑われた。ちっ。
注文しておいたテキストと練習問題が届いた。終わったときに売れるよう、あまったクリスマスのラッピングペーパーを使ってカバーをつける。書き込みやアンダーラインを引かず、借りた本のように丁寧に取り扱う。
試験というとまじめに全力で取り組もうとする東洋の血100%の私に、旦那が「僕の職場でも2-3人が受けてるけど、みんな超簡単だったって言ってたよ」とのたまう。頭からなめてかかって、後になって1%の差で落ちて自分を罵るのがいやだから今きちんと勉強ておこうっていう思考なのよ、ほっといて。
試験場に何度も連絡すれど繋がらない。ここで「じゃあ、また明日かけてみよう」なんて、あきらめてはいけない。自分が少しでも何か他のことをしていれば、たとえそれが同僚とのおしゃべりであっても決して電話をとらないイギリス人の姿が目に浮かぶ。会場のアダルトスクール施設に勤める事務員の遅番シフトが、出勤し、お茶を入れ、デスクについた...くらいのタイミングを狙って予約ラインの締切り3分前にかけたら繋がった。Life in the UK 'practical' test - パス。なーんて。
2週間後に予約を入れた。と、昨日読んだChapter 1の歴史(2000年/20頁、豪快なスピード)の部分はテストには出ないと言われた。せっかく読んだのに。ちっ。