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感激のlamb

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もうすぐ在英7年になろうとしているのに、英語に関してはあらゆる面で自信が持てない私。

最近ことに思うのは、英語圏に住んでいようがいまいが、発音/イントネーションは意識的に磨いていかないと、どんどん模範の音から離れてしまうということ。ま、年齢も関係あると疑うけど。もっと若い人たちはきっと上達の一途をたどれるんじゃないかな...とも思う。

ともかく、私の場合、放っておくと、「ぱーどん?」「うぉっと?」「せいったげん?」はまだしも、イギリス人特有の「(外人が何いってるのかわからないけど、何度も聞き返せないわ)にっこり...」という反応回数が増えてくるのがわかる。こうした反応回数の周期的な増大に背中を押されて、私は年に2回は発音の教科書を取り出し、化石のソニー・カセットテーププレーヤーでテープを聞きながら一日30分約二週間くらい結構真剣に発音練習をする。こんな季節労働ではなくて、もうちょっとちゃんと定期的にやってれば美しいイギリス英語が身につくのかしらと思いつつ。

で、今は子音の練習中。/p/b/t/d/k/g/の破裂音とs/z/sh/dge/tch/thなどの摩擦音を終える。/sh/tch/dge/などはこうした練習をしないで半年も経つと、大分日本語のしゅっ、ちゅっ、じゅっの音に近づいているのが自分でもわかり、いらだたしく感じる。逆にこうしてちょっと練習しただけでスムースに本来の音に近い音が苦労なく出せるようになる。

次は/n/m/と/ng/の鼻音。今回注意深く読んでみて、私の/m/の音は根本的に間違っていたことに気付いた。今までは唇を合わせればいいと思って、歯も一緒にかみ合わせている場合が多かったようだ。でもなんか私の「lamb」は人と違うなあ、と常々思っていたし、イギリス人もどうやら私の発するこの音がききとりにくいようなそぶりを見せている感じがしていた。昨日教科書の図を見ていたら、/m/の音は舌はどこにも触れておらず、歯も噛み合わさっていない、その上で唇が閉じ合わさっているのがわかった。「lamb」。おお、この音、この音!久々の感激。

こうした個々の子音や母音の音、前後の子音によって変化する母音の長さ(dockとdogでは同じ母音でも後者のが長い)や、文全体の意味によって変わる音(What about Walter? Well, I might take himのhimが弱いimになる等)、イントネーション等々...音だけとっても英語の道のりは本当に長すぎる。

本格的にジャズを歌う日本人の友人がいるが、彼女の音のセンスはとてもいい。やっぱりこれも才能なのかな、とも思う。仕方ない。素振りを繰り返す才能のない野球選手のように、今日も俄矯正レッスンに励もう。
by uk_alien | 2006-07-28 19:19 | english

カメラ小僧のイギリス帰化人。愛機はライカMモノクローム。はたと思い立って始めた大人ピアノ初心者で目下楽しくて仕方がないピアノ練習と音楽理論の勉強をブログに綴る日々 ー London UK


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