万年筆はイタリックス

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(なんか昭和のコマーシャルみたいなタイトル 笑)

昔から万年筆が好きだ。美しい道具だと思う。

好きで沢山集めている人たちの気持ちがよくわかる。また、字が綺麗だったり文章を書くのが好きな人たちは道具にこだわる気持ちもあるのだろうと察する。

私は字も文章も下手な上、何十年も前に分不相応に高いお金を出して買ってしまったモンブランの書き味をどうしても好きになれず、以来筆記用具は安いものを使うことにしている。失くしたら悲しいし、昨今は文字を書くという行為自体殆どしていなかった、という事実もある。

さて、昨年末。年が新しくなると同時に少し気分を変えたくなり、紙のオーガナイザーとペンを使いたくなった。知る人ぞ知るファイロファックス。未だ売られているので驚いた(笑)イギリスのブランド。


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リマインダーや周期的な予定の管理はスマートフォンの機能の方が断然優れているのでそちらを継続して利用し、紙のオーガナイザーは自分が使いやすいレイアウトのレフィルをダウンロードしたり自分で作ったりしてプリント、主に計画用途に使用している。

せっかくだからここでペンも新調しようと思いペンマニアさんたちのご意見を少しネットで調べてみた結果、イギリスのあまり知られていないブランドで書き味のよさと費用効果の高さでさり気なく人気のあるItalixのParson's Essentialに非常に興味が湧いた。ローカルだし、値段も一本42.95ポンド(6300円くらい)と質の良い万年筆にしては安価。Medium Non-Italic(普通の先が丸いタイプのニブ)とMedium Cursive(少しイタリックのようになっているタイプのニブ)を購入した。


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このMedium Non-Italicの使い心地がとても良い(上記写真の一番上、インクはダイアミンロイヤルブルー)。ブラスのボディということで手に心地よい重みを感じさせてくれる。インクのフローが良いせいか、私がこのペンを使うと筆圧が高くならずちょっと細めな飾り気のない書き上がり。しかし手の疲弊を感じさせず、勉強するときのノートとりに最適だ。

あまりに気に入ったので同じく万年筆ファンの旦那にも買ってあげることにした。同じニブだけど彼は筆圧が高くストロークの太さにバリエーションが出るので書きあがりが私のものとは全く違う。今ではとても気に入ってメインのペンとして使っているようだ。しかもインクは美しいオックスブラッドで。ブルーブラックだけしか使わない人だったのにすっかりハマって「もっと違う色を買ってみようよ」とワクワクしている 笑。

Medium Cursive(上の写真、上から3番目、ダイアミンのオックスブラッドインク)も書きやすいが長時間使うならMedium Non-Italicのニブに軍配が上がる。

写真の上から2番目はモンブランのマイスターシュティッククラシック(手が疲れるので好きになれない)でダイアミンのエバーグリーンインク、一番下は超安価なシェーファーのカリグラフィーペン(安かろうこんなもんだろうというクオリティ)でダイアミンのエンシェントコッパーインク。

オタッキーでしょう 笑。

ちなみにイタリックスを販売しているMr Penのカスタマーサービスが旧式のスタイルでとても行き届いていてちょっと驚いた。きっと昔のイギリスってこうだったんだろうなあと思わせてくれた。

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by uk_alien | 2018-03-14 05:59 | great about it | Comments(0)

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