ピアノをできるだけ長く楽しむツールキット

私は小さい頃から緊張の塊。

柳も幽霊から抽象的なコンセプトまで何から何までが怖かった上に、周りの人たちと違うことを出来るだけ隠していくことにエネルギーを費やしたりして緊張状態が普通になってしまった。今から思えばみんながみんなそれぞれ違っていたのにね。

学生の頃友人に「樹木に例えるなら uk_alienは柿の木だね」と言われたっけ。言い得て妙。

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大人でも子供でもそういうタイプの人とそうでない人はパッキリ分かれるとピアノの先生は言う。

勿論どちらのタイプでもその人なりでいいのだろうけど、楽器を弾くとなると体の緊張が怪我に繋がるので注意が必要だ。頭をフル回転しながら理想の音楽を奏でるために体、主に上肢を動かすのだから誰でも肩、腕、手指が緊張してしまうのは当たり前だし、緊張しやすいタイプの人間なら尚更。しかも筋・骨格系が影響を受けやすい身体だともうダブルワミー。

ピアノを習い始める前から様々な理由でフローズンショルダー、バネ指、ゴルフ肘、テニス肘、関節炎を患ってきた。これでピアノなんか習っていけるのかとも思ったが、ある意味では逆に痛みに敏感に反応して対処するようになったので上手く体質と付き合えるようになったと思う。

で、そんな私の目下の「ピアノを出来るだけ長〜く弾いていこうね」中年版ツールキット。

その1 ピアノの先生←貴重な存在。私の手の緊張を指摘してくれ、ご自身の経験からの様々なアドバイスをしてくれる。あの小さくしなやかで緊張していない手から奏でられる美しい音を聞くと、身体を緊張させないでピアノを弾くことは「不可能ではない」と思える。

その2 ウォームアップ:British Association of Performing Arts Medicine(演劇・音楽・舞踏のプロ・セミプロ・プロになるために勉強中の学生達の健康を推進するイギリスの非営利団体)がウォームアップのための小さなリーフレットを出していて、ピアノを始めて以来レッスンでも自宅でも必ずこのウォームアップを行っている。→BAPAM Musician's Warm Up Leaflet
身体の状態によっては休憩中やクールダウンに再度行うと良いと言われているがやっていない 汗)

その3 タイマー:スマートフォンのタイマーを45分にセットし、それを超えて練習し続けることはしない。(...してしまうことも過去にあった。しかし、その代償はしっかり払わなければならない事を身を持って知ったので今はもうしない。)その後再び練習に戻る時間と体力があれば15分の休憩を入れる。2セット以上練習してもっと練習する時間と体力があったら、全く別の場所で全く違う事をして再び練習に戻る方が効率的、らしい。ちなみに脳の集中力は25分くらいが限界なんだそうで、それを賢く踏まえて効率的に練習しろと先生に言われているが、生来頭も効率も悪い私にはちょっと難しい。

その4 ネックウォーマー:冬場は特にお役立ち。電子レンジであっためられるタイプのもの。↓
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その5 マッサージオイル:寝る前やちょっとした休憩の合間に自分で腕、指、手をマッサージすると効果的。リラックスできる香りのロクシタンのマッサージオイルがおすすめ...う書こうとして...日本での値段をみて愕然とした。5600円。この値段なら絶対買わない。安価なお気に入りのオイルでどうぞ。

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その6 消炎効果のあるジェル:使わなくて済むのが一番なのだが、気温の低い日に部屋の温度に気づかずテクニカルの練習をして、夕飯作ってる時にシクシクと痛みがやってきて「うわー、やってもうたぁ」と思ったら私はVoltarol。イギリスでは普通にカウンターで買える↓
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その7 怪しいリハビリ道具①:以前肘の腱鞘炎を患った時のリハビリ道具で良いと思ったのはこの温泉街で売っていそうなマッサージの道具。要はプラスチックの棒にローラーが沢山付いているその名も The Stick。腕のマッサージに効果的。

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その8 怪しいリハビリ道具②:Thera-bandのFlexbar これも腱鞘炎を患った時に手に入れたもので日本のamazon.co.jpでも売っている。
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ちなみにその7と8はこの人↓のyoutubeのビデオを観て良さそうなので購入、地元のちゃんとした理学療法士さんの治療と同時進行して使用した。一生治らないと悲観していたのに治ったのでとても嬉しかった。この理学療法士さんがネックウォーマーと自分でするマッサージを勧めてくれ、それ以来これらを使ってなんとか上手く自分の体と付き合っている。




以上、こんな感じかな。ピアノ用ってわけではないけれど、緊張を解くのに時々20分くらいのヨガのDVDも使っている。

そう言えば、先日「ピアノの練習計画・記録」という記事で紹介した表。頑張って使っていて結構役に立っている。意欲的すぎて達成できない傾向があるのは変わっていない 笑。が、なんか記事にそう書いたらそれも普通だよな、と思えるようになって、その日中に出来なかったら計画を修正して、いつか無謀すぎない計画がきちんと立てられるようになると楽観できるようになった。

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by uk_alien | 2018-03-20 22:33 | Piano ピアノ | Comments(0)

カメラ小僧のイギリス帰化人。愛機はライカMモノクローム。はたと思い立って始めた大人ピアノ初心者で目下楽しくて仕方がないピアノ練習と音楽理論の勉強をブログに綴る日々 ー London UK


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