走り方は走りながら学ぶ - Heller Op.47 No.1

始めた当初は85 bpmが最終ターゲットだったHeller Op.47 No.1。

ホリデー前に「85から95へは大したジャンプじゃないから」と言って95 bpmに上げられ、更に本日100 bpmに変更された。

ゴールポストを動かしてるー!と泣き叫びたい反面、先生ご自身と彼女のこれまでのティーチング経験に裏打ちされた示唆にはさりげなく深い重みがある。

やらなきゃいけないんですよね、やります。

目的は「緊張、コントロール、重さ、スピードの壁」から「脱力、自信、軽さ、スピード」へ移行する流れを作っていくこと。「緊張、コントロール...」にどっぷりつかっている私をなんとか引き摺り出そうというレスキューミッション。

スピードの壁は究極的には手指の動きに制限されるのではなく思考速度の限界に起因する、のだそうだ。100 bpmを超えるあたりがこのスピードの壁(の第1段?)で、この壁をぶち破るにはゆっくりbpmを上げていくという方法は非効率かつ非効果的で、ガーッとスピードに乗りながら弱点を修正していく、のがいいらしい。

「走り方は走りながら学ぶ。歩きながらは学べないでしょう。この段階ではもうフレージングや手首の動き、キーの離れ方等々、細かいことは一切考えないで。これまでこれら細部をしっかり練習してきたんだから自分の学習成果と手指を信じて力を抜き軽さを意識して大きなチャンクで思考して走り抜けて。」

少し前に練習したBertiniのOp.100 No.14の時と同じシチュエーション。

♩=90くらいだと気持ちよく自分なりに満足のいく演奏ができた。↓



↓でも緊張が抜け切れずコントロールし過ぎ、と注意を受ける。そしてゴールスピードを♩=105にプッシュされゼイゼイしながら走っている状態↓



いいのか悪いのか訳のわからない状態で幕を閉じた。

140.png

今回のHeller Op.47 No.1では速いスピードでも安定さを保てるよう「脱力、自信、軽さ、スピード」を意識して練習していきたいと思っている。(希望は大きく)

ポイントは沢山あるけどスピードを上げる際の具体的な弱点は、

① 右手オンリーの16分音符が続くパッセージ: 片手だけだけどインターバルのバラツキがトリッキーで間違えやすい
② スケール: 左右のコーディネーションをしっかり保ってかっちりビートにのるのが難しい

これらを練習しているのが↓このビデオ。(編集して短いけど、実際は次のビデオを含めて15分くらい集中練習している)



ターゲットスピードでの目下の現状(左手の4thと5thがナメクジになってる)↓



脱力、自信、軽さ、スピード、脱力、自信、軽さ、スピード....(呪文)。

頑張ります。

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by uk_alien | 2018-11-08 19:57 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

カメラ小僧のイギリス帰化人。愛機はライカMモノクローム。はたと思い立って始めた大人ピアノ初心者で目下楽しくて仕方がないピアノ練習と音楽理論の勉強をブログに綴る日々 ー London UK


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