ミソサザイと2月の憂鬱
2023年 02月 06日
早朝に旦那を駅まで車で送った後、さあ犬たちの散歩に出かけよう!と再び外に出ると、ドライブウェイにWren(ミソサザイ)の亡骸が。ついさっきまで何もなかったのに。
近所の猫に襲われたのだろうか。
昨晩から今朝にかけては氷点下の気温。それをしのいで朝早くから虫探しをしていたのだろうに。
Such is life.
亡骸というのは不思議なもので、「かわいそうだ」「残酷だ」という当初の感情の後、「それは命が失せた亡骸である」という理解が自然に自分の中に湧いてくるのが感じられる。命が尊いとか大切とかとう次元の話ではなく、生きるものの方向性、「生きるものは生きていくもの」という不思議な自然の流れを感じさせる。
これが近しく愛情をそそぎあった存在だったらまた話は違うのだろうけど。
でも年齢を重ねるにつれ、これが徐々に難しくなってきた。
以前はどこかで「すべり落ちる手前で止められる」という楽観と自信を感じていたけれど、最近はスパイラルに落ちる際の勢いがあまりに激しく「いつか止められなくなるかもしれない」という不安がふと頭をよぎるようになった。
UKではメンタルヘルスに関しての意識を高める広告や運動は盛んで、向精神薬の処方はアクティブマネジメントの一環として理解されている。
まずい、と思ったらしっかり匙を投げて助けを求めるようにならないといけない、と医者嫌いの自分に言い聞かせている。
by uk_alien
| 2023-02-06 20:47
| just a diary
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