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時間配分と図画図工能力

先日英語クラスでCPEのPaper 1、読解力テスト部分だけの模擬試験を受けた。学期の初めにも受けているのでスコアを比較して進歩を測ろうという目的。今週はいつ何時ビルダーが現れるかわからないため昼間は外出出来ないから、この模擬試験と答え合わせの授業の2回だけ、夜のクラスに出席させてもらえるようアレンジしてあった。

さて、このPaper 1に私がCPEで一番苦手な問題がある。Part 3。A4サイズの英文の段落がとびとびに抜けている。そのとんでる部分それぞれにあてはまる段落をシャッフルされた8つの選択肢から選んできて英文を完成させるというもの。選択肢の一つは関係ありそうだけど、あてはまらないというおとり。

誰でも強くない知能分野といういうのはあると思うが、私の場合、脳みその中のメモリーバッファーに支障があるようで、短期記憶をもちょっと使いでのある長期記憶に変換する機能がいまいち弱い。情報が消えてしまう前に仕事や勉強、生活では即座にメモることで補完できている(私は必然的にめっちゃノートとりが早い)。更に私は典型的なsynesthesia(文字や数字、日付、曜日などに全て色がついている。結構いるらしい)で、左能よりも右能で生きている人間。

このPart 3、左の頁の英文は横二段に別れ、空白のせいで一見どことなく統合性を失っている。そして右の頁にはやはり横二段に無造作に並べられている8つの選択肢。こうして空間的に散布されているものの一つ一つの意味内容や、さらにその中のキーとなる表現の内容とその位置の情報を数分単位で係留するというのは、私にとっては拷問だ。

で、どうするかというと、Paper 1の試験時間の90分のうち、Part 1, 2, 4を一気に50分くらいで片付ける。で、残りの40分の間に、このPaper 3の英文と選択肢にありとあらん限りのアンダーライン、囲み、区切り、マークを書き込み、頭の中に絵や形が出来上がるようにする。そうすることで最終的には全てをきちんと「形」に纏め上げることが出来る。

いつものように、まるで絵画作品か彫刻作品を作り上げた気分で模擬試験を終えた。翌朝チューターからメールが来た。「結果は94%、次の授業では生徒に自分達で答え合わせさせていくつもりだからあなたにとっては時間の無駄、だから来なくていいわよ。回答を郵送するから自分で見てみてね」

うーん。94%というのはすごい。ちなみに宿敵Part 3のアートは40分かけただけあって全問正解。これがすべて言語能力とそれを中心とする知能のおかげだったらどんなにいいだろう。しかし私には時間配分の試験戦略と図画図工能力がこのほとんどを占めているような気がするのだ。
by uk_alien | 2006-12-07 20:19 | english

カメラ小僧のイギリス帰化人。愛機はライカMモノクローム。はたと思い立って始めた大人ピアノ初心者で目下楽しくて仕方がないピアノ練習と音楽理論の勉強をブログに綴る日々 ー London UK


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