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かほりをたよりに

我家の10ヶ月のシェルティー、ウォルターは訓練の甲斐あってボールを投げるとちゃんととって来て、Drop! Leave!のコマンドにもきちんと反応してくれる。しかも「ボールで遊ぼうよ!」というしつこい誘いもない。うう、よくできた犬だ。

先日、自家製のゴムひもをボールにつないで作った貧乏ったらしいおもちゃ(投げ縄のように勢いをつけると50mくらいは軽く飛んでくれる)を旦那が木にひっかけてしまった。まったくもう。それ以来普通にテニスボールを投げていたのだが、あまり遠くに飛ばないし肩も痛い。

で、これを買った。

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コツをつかむと私でもものすごい距離を楽に飛ばせる。

が、問題はウォルターはボールを投げる人から投げられたボールに注意を移すコーディネーションがどうもとろいらしい(人、もとい犬のことは全然言えない私だけど)。音とカンでまったく違う方向に駆け出し、運がよければ落ちてくるボールを目にして方向転換するが、運が悪いと全く見当違いな場所から懸命に探しはじめなければならない。しかし彼はあきらめない。扇状に、対角線に、距離を長くして...という具合にフィールドを駆け回って、最終的には匂いを頼りに見つけてくる。丈の長い草で視界が悪く、しかもボールが実際落ちた場所とウォルターが勘違いして探しはじめる場所の距離は50m以上離れていることを考えるとすごい。全くもって犬の嗅覚は大したものだ。

今朝散歩に行って調子にのってこのローンチャーでかなりの距離を飛ばしたら案の定ウォルターはボールを見失ってしまった。5分くらい探し回るが今回は見つからない。「しょうがないなー」と思って草が生い茂るなだらかな丘を降りたが、どうやら草の中に入り込んでいるようで全く見当たらない。

結構あきらめが悪い私は幾何学パターンを描くウォルターさながら、フィールドをのしのし歩き回って探しはじめた。20分くらいたっても結局見つからず、もうこれで最後!と思って、もといた場所へ向かって歩きはじめた。ウォルターにローンチャーのスプーン部分を嗅がせて「Get your ball! Bring your ball!」と命じ、「草が茂って私では絶対に見つからないからお前の嗅覚に頼るしかないのよ」と真剣に頼る。

暫くするとウォルターは私の脇を離れ、生い茂る草の塊を鼻でかきわけはじめた。あった、あった。すごいすごい。賢いぞ、お前。ご褒美を沢山あげたのでウォルターもハッピー。

なんか探偵になった気分だ。

(要は自分が思っていたよりも全然距離を飛ばしておらず見当違いな遠い場所を探していたのだった。人、もとい犬のことは言えない。)
by uk_alien | 2007-01-09 19:01 | animals

カメラ小僧のイギリス帰化人。愛機はライカMモノクローム。はたと思い立って始めた大人ピアノ初心者で目下楽しくて仕方がないピアノ練習と音楽理論の勉強をブログに綴る日々 ー London UK


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