今日は紅茶でお祝い
2007年 08月 06日
べニューは我家だが、食べ物は全て義理ママがサプライする!という。「フレッシュブレッドだけは焼いておいてね」というので、それではお言葉に甘えて、ということになっていた。
土曜の深夜に義兄家族を空港からピックアップし、ホリデー話で朝の3時まで話し込んだあくる朝、9時半に元気よく現れた義理ママの車からは...食べ物やら飲み物やらが出てくる、出てくる、次から次。
アップルジュース、スムージー、エルダーフラワーコーディアル、スパークリングウォーター、サーモンパテにダックパテ、パルマハムにチョリゾにイングリッシュハム、ものすごい量のシュニッツェルズ(チェコ版とんかつ)にソーセージ、たらい一杯のポテトサラダにグリーンサラダ、オリーブの漬物、クリスプス、お手製スコンズ、3種類の手作りジャム、ホームメイドクッキーズ、ヴィクトリアスポンジケーキ、デザートのパヴロヴァとそのクリーム...。
なんだかおとぎ話を思い出してしまった。どんどん食べ物が出てくる底なしの葛籠。
義兄家族はプロバンスがたいそう気に入った様子だった。ファミリー用コテッジを一週間ほど借り、残りの数日はせっかくだからお宅拝見もかねてと、別世界に生きる成金義兄ちゃんのSt Ropezの別荘にも暫く滞在。なんちゃらという皇族だのかんちゃらというセレブだのと入り混じってボートだ、クラブだ、レストランだと引き回されたそうだが、それはそれなりに楽しんだようだった。
宿泊&ピックアップのお礼に素敵な絵を頂き...

土産話をききながら丸一日のんびり食べたり飲んだりで優雅な一日を過ごした。
今年のクリスマスは義理ママの家で家族郎党を集めた大ファミリーパーティーを行うことがすっかり決まっており(泊りがけ...吐息...)、来週末は義理ママの家でガーデニング(ま、これはいつもお世話になってばかりだからと私から申し出たんだけど...)、8月は義兄のウェールズの家に3泊で出かけるという...もうすっかり義理の家族一色に染まっている生活。
それはそれでよいのだけれど...。本当に頑張った試験に受かったときに、私の努力やその結果を心から誇りに思ってくれる自分の家族がいたらと思ったら少しさびしくなってしまった。
もう何年も前に母が「お前は本当に頑張っているよね。えらいよ」と言ってくれたことがあった。何をどう頑張っているのか全然わからないくせに、とも思ったものだが、親からのそうした言葉は、どんなすごい人のほめ言葉よりもやっぱり一番心にしみるものだ。

あわただしい週末が過ぎて、今日は一人で優雅にクリームティーでお祝い。

うん、よくやった。

それにしても義理のお母様車にすごい食べ物積んで来られたんですね。すごすぎ。
スコーン美味しそうです。試験パスおめでとうございます。
スコーン、美味しかったですよ。もうclotted creamたっぷり。血管つまりそ~。
努力した分をちゃんとほめてくれる家族って確かに別格ですよね。なんだか切ないですね。
ちょっと切ないです。だから今日は相談ごともかねてCPE仲間のところに遊びに行って来ます。彼女はとても気立ての優しいポーリッシュで、今月の終わりに国へ引き上げEFLを教えるそうです。