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カテゴリ:animals( 56 )

ウォルター最後の日

犬を飼うことはライフスタイルそのもの。最初に家に迎え入れてから十数年の間、毎日を共に刻みこんでいきます。

2006年5月20日、生後8週間のウォルターが我が家にやって来ました。

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2020年1月17日。20日間の闘病の間、当初の肝臓・膵臓・脾臓部の重度の炎症を克服し獣医も驚くほどの回復を呈した矢先、突然腎臓機能が低下。再入院の点滴の効果は現れず状態は悪化。検査の結果「回復は見込めない」と伝える獣医の震える声に応え私が安楽死の決断を下しました。

点滴を外し、退院。24時間ひと時も離れない家族水入らずの時間を自宅で過ごした後、病院に戻り、午後4時、彼は永遠の眠りにつきました。

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胸が張り裂けるほどの深い悲しみも時がいつか癒してくれるといいます。忘れたくないと摂理に逆らおうとするのもその癒しのプロセスの一部なのでしょう。

生きているのもは生きていくもの。そういうもの。

でも私の内から溢れるこのたくさんの愛はちょっと行き先を見失ってしまったようです。

by uk_alien | 2020-01-25 04:05 | animals

犬を飼うこと

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 Walter, On the Christmas Morning of 2019

犬を飼うことをお考えですか

犬との生活は、週中も週末も外出も休暇も仕事選びもどのパブに行くのかもどの家を買うのかも、暮らしの全てが犬中心になります

いつも常に頭のどこかで彼がどこで何をしているのか、食事の時間か、散歩の時間か、天気はどうか、投薬の時間か、グルーミングは、歯磨きは、太り過ぎか痩せすぎか、甘やかしすぎか厳しすぎるか、暑すぎないか、元気か、幸せか、体調が良くないか、足を挫いたか…いつも、いつも、いつも、いつも気にしてチェックするのが自分のことのように当たり前になります

十数年先のご自身のライフスタイルが想像出来ますか

そこで老犬の世話をしているご自分が想像出来ますか

そして十数年間を共に過ごしたコンパニオンとの別離が近づく悲哀の深さが想像出来ますか

私の犬はウォルター、シェットランドシープドッグ、13歳と9ヶ月

本日、日曜の早朝、救急施設に緊急入院をしました





by uk_alien | 2019-12-29 23:57 | animals

犬の幸せって何だろう Part 2

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我が家の愛犬、ウォルター。

ウォーキング好きの飼主をもち13年。耳がもう殆ど聞こえず慢性気管支炎のためにステロイド漬けになっても、歩く、歩く。

シープドッグの血は争えず、一行(私と旦那二人)が行儀よく歩いているかを毎度毎度確認しながら歩くことが大好き。今回のウォーキングホリデーでは耳が聞こえないくせにワクワクして珍しく先に立って歩き通し。

本日は9.5kmの荒野を歩く長距離コース。背の高い水草と予期しにくい沼地は小さい犬にはあまりに過酷な難しいコース。

ただでさえ後ろ足がもう弱まっている上に8kmに近づいたところで前足を挫いた。

あれ?

もう、歩けないと身体が言う。でも一緒に歩くんだ。

あれ?

過去3日の良好な反応に勢いづいてこんなコースを選んでしまった思慮の極浅い愚かな私も、彼の、この「あれ」という顔には敏感。嫌でも気づく。

すかさず彼を抱きあげる。自分の愚かさを呪う。

そこから約2マイル。私の肩の弱さを気遣う夫が車までウォルターを運んだ。7kg。

車の中でゆっくり休み、たくさんご飯を食べてウォルターは今はとても満足。

I'm so sorry I was so stupid

難しいコースを 選んでしまった、これ以上は危ないと思った瞬間に抱き上げられず、数秒後にアクシデントが起こってしまった等々、後悔の念は山々。でも、頭のどこかでもう歳だからと置いてきぼりにされたり家族の冒険に参加出来ないという状況の方がもっと彼の幸せからは遠いような気がした。

明日は様子を見て考えようね。みんなのホリデーだからね。


by uk_alien | 2018-10-31 05:02 | animals

犬には飼い主、猫にはスタッフ

我家の猫ヘンリーは20歳を超える。

耳が遠くなって久しい。それと並行して以前は蚊の鳴くような愛らしい鳴き声だったのが、今は異様に大きなだみ声で鳴くようになった。

難聴な猫の利点:掃除機でグルーミングが可能




(ちなみにバックグラウンドに聞こえる鳴き声は勿論ヘンリー。携帯上のビデオを観ながら演奏する私に「つまらない」と言っている。別撮りのオーディオと映像をiMovie上で合わせるのを一度やってみたいと思ってていたが、やってみると本当に簡単。)

「猫は可愛い」と思っている人が多いようだが、子猫の可愛らしさに惹かれて猫を飼い始めるというのはどうかと思う。年齢を重ねた猫の要求のレベルは高い。勿論「都心の4LDKの庭付き一戸建て」をせがむ訳では無く、欲求内容自体は極めてシンプルだ。

彼の「ミヤオウ」を通訳するとざっと以下のボキャブラリーになる。

お腹が空いた
トイレが綺麗じゃない
トイレしたいからトイレに行かなきゃいけない、嫌だなあ(年齢のせいで用を足すのが困難)
寒い、すこぶる寒い
つまらない
淋しい
体が痒い(=ブラッシングしてほしい)
喉が渇いた
いつものところに飲み水がない(キッチンで犬と飲み水をシェアするのが嫌なのか、それともこっちの方がワイルドだと思うのか、彼はシャワートレイに残った水、もしくはそこに用意されたボールから水を飲むことを好む)
水を飲みたいのにシャワールームのドアが開いてない
ミルクが飲みたい
遊びたい、遊びたい、遊びたい
いつものところにベッドがない
ソファーに一緒に座ってほしい
昼寝から目覚めた午後の3時だから抱っこしてほしい
暖かい膝の上に座ってゆっくりしたい
チキンが冷たすぎる
チキンが生温すぎる

しかも何を欲しているのかは非常に分かりやすく、それさえ満たしてやれば「みやっ」と小声で答え、大抵は満足して昼寝の場所に戻っていく。

しかし要求する頻度と鳴き声のボリュームに問題がある。人使いは非常に荒い。

あまりに我儘がすぎる時にはこちらもしっかり意思表示をするけれど、大概は「持病の癲癇(年に2回くらい定期的に発作が起きる)もあるしもう先も短いのだから」と甘やかしてしまう。先が短いと胸を痛めて甘やかしてもう三年以上が経過しているのだが 笑。

癲癇発作が起こり始めてからは好き嫌いでやせ細ってしまうのを避けるために市販のキャットフードはやめた。「これだったら絶対食べる」お墨付きの好物、茹でた鶏肉が彼の主食。毎週生のチキンを丸ごと買ってきて圧力鍋で茹で、肉を骨から丁寧に外してフードプロセッサーで細かく砕き、茹でたストックと絡めてタッパーウェアに入れて冷凍保存し常備しておく。これが健康的かどうかはわからないが、この歳で癲癇発作以外は至って健康、すこぶるハッピーなのでよしとする。(ちなみにこの作業が面倒でシーバというプレミアムキャットフードブランドを試してみたことがあったが見向きもしなかった。)

「ここまでされて、あんたは幸せなんだよ」という私を「当然」とでも言うようにふふんと睨め付けるこの猫。

だから、猫を飼おうかと考えている人はよーく考えた方がいいと思う。

20年後にはいつの間にか「飼い主」から「スタッフ」に格下げされているかもしれないから。


by uk_alien | 2018-08-03 00:49 | animals

ポッシュにアップグレード

都会暮らしは飼猫のライフスタイルにも影響する。

我が家の飼い猫のキャットリッターボックスは本日からこれ。



その名もiLitter(爆)。アメリカ産。

ヨーロッパではModkatと呼ばれている。

猫のトイレにしては130ポンドとふざけた金額だが、実利的かつ見た目もよく、結構満足している。我が家の巨大な飼い猫ヘンリーも全く抵抗なくハッピーに使用している。

ちなみに、プラスチックがいたまないように中にターポリンのバッグを敷いて、その中にリッターを入れて使用する。このターポリンがIKEAのバッグとウリなので、飼い猫が区別できず、IKEAのバッグに粗相する、というリポートもあるのでご注意を(笑)。

UKではアマゾンZooplusで購入できる。
by uk_alien | 2013-12-29 06:43 | animals

犬の幸せってなんだろう



ウォルターの具合が順調に回復している。もう感謝の言葉もないくらいだ。

AIHA(Autoimmune Haemolytic Anaemia自己免疫性溶血性貧血というらしい)はPrimaryとSecondaryがあるそうだ。で、Secondary、つまりウィルスなど何かが原因で起きた場合は回復の可能性も高いとのこと。

確かにウォルターは具合が悪くなりはじめにウィルス感染による流感を示唆する症状があり、また、Lungworms(肺線虫というらしい)の存在を示唆する咳も数ヶ月前からあった。どれが本当の原因かをつきとめるのは難しが、確かにSecondaryっぽい、といわれればそんな感じがしないでもない。

ところで。

彼はロンドンに住むある友人カップルを家族の一員だと思っている。子犬のときに会っているので潜在意識にファミリーとして刷り込まれれいるようだ。いつどこで待ち合わせをしても他の人たちに対する反応とはまるで異なり、3オクターブくらい高いピッチで(ロンドンの駅やBorough Marketのど真ん中でもおかまいなしに)「きゃひきゃひきゃひ~!」と喜びのおたけびをあげる。結構笑える。

で、今回は彼の回復を祝ってこの友人カップルがBermondsey StreetにあるペットショップHolly & Lilでウォルターが気に入ったものを買ってあげようと提案してくれた。

再びウォルターを連れてロンドンへ出向くことはもうないとすっかり悲劇にひたっていただけに、電車に乗っておとなしく座っているウォルターを見ると目頭に熱いものがこみあげてくる。普通の幸せとは本当にこういうことをいうに違いない。友人カップルと駅で待ちあわせをする。病気のせいでやや活気の欠けた、それでもかなりピッチの上がったきゃひきゃひ~のgreetingを済ませたあと、早速皆でBermondsey Streetに向かう。

このLondonのBermondseyというところはごく最近まではただのがらが悪い下町だったそうた。いまでもストリートによってはその面影がしっかり残っている。そしてこのBermondsey Street自体も別になんてことのないただの通りだったらしい。

ところが今はこのBermondsey Streetはすっかりおしゃれでトレンディーなストリート。金融街のシティに歩いて通勤できる地域という事実に加え、鶏/卵の世界でどちらが先かはわからないが、いつからかゲイやゲイカップルが移り住むようになり、その人口が次第に増え、男性のゲイカップル=高収入共働き&子供がいない=ペットを飼う=おしゃれなレストランやバーにペットを連れて行きたい…という流れで、このストリートにあるレストランやバー/パブはフランス並みに犬OKとなったのだそうだ。

あなたもこの通りを歩けば私が何を言っているのかすぐにぴんとくると思う。

で、Holly & Lil。

普段の私だったら「ふざけるのもいい加減にしましょう、世の中にはもっとお金をかけるべきことは沢山あるはずです」と憤慨しまうような、ペット自身のwelfareというよりは飼い主の自己満足でお金が落ちているというお店。

でもいい。いいの。今日だけはペットをばかかわいがりする飼い主になるの、と堅く決意して商品を吟味しはじめる。Devon産の手作りのクッキーと鹿肉の缶詰、そしておもちゃを友人カップルに買ってもらうウォルター。

私といえば、このチャイニーズサテンの首輪を買ってあげようかと真剣に考えはじめ、ウォルターに似合うかどうか「試着」してみる。しかしながら、うちの犬はシェルティーで、しかも並々ならぬ毛深さ。たとえダイヤモンドをちりばめた首輪を買えたとしても、まず全然見えない。毛ですっかり隠れてしまう。

あーだ、こーだ悩んでいるうちになんだか少しばからしい気がしてきた。

食い意地のはったウォルターは首輪がサテンだろうと高級イタリアン革だろうと、そんなことはおそらくどうでもよく、美味しいものを沢山食べれれば(そしてもちろん沢山散歩に出かけられれば)それがいちばん幸せなのではないだろうか…という気がしてきた。

ということで、結局なんちゃら味のばか高いドライフードと違う種類のDevon産の手作りビスケットを買ってあげることに決めた。さらにウォルター自身がとても欲しがった歯の健康にとてもよいという硬いゴムみたいな物質を購入してあげることに。

ウォルターはこの上なく満足している…ようだ。

Pezarroで羊の脳みそと舌のランチを食べ(や、ウォルターじゃくって私たち)、友人宅へ訪れる前に公園で用足しをする(や、私たちじゃなくてウォルター)。

子犬を連れたバイカーっぽいゲイカップルたちと公園で話しこむ。私たちのショッピングバッグを見て、「Holly & Lil?一番安い首輪でも55ポンドって噂だよ、僕らは絶対に行かないなぁ!」と驚かれる。

うーんそれが普通の反応だよな、と思いながら2週間前の九死に一生のエピソードを説明し、その回復のお祝いなんだと説明する。

犬連れのBermondseyのゲイカップルといっても皆が皆金持ちじゃないということね。非現実的なお店で長い時間を費やしてショッピングをした後にしっかりantidote、解毒剤を処方してもらったような感じがした。

犬の幸せってなんだろう。
食べること、散歩、お腹をさすってもらうこと、重要な労働(庭から猫やリスを追い出す大事な役目)とその代償にほめてもらうこと('Good Boooooy!')…。あとはなんだろうね、ウォルター。

これらのことが少しでも多くできるように元気に長く生きていこうね。
by uk_alien | 2012-04-23 00:55 | animals

いい天気

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by uk_alien | 2012-04-21 10:59 | animals

動物病院

いつものように順番を待っていると仕切りの向こうから女性のつらそうな泣き声がした。

暫くして彼女とそのご家族が現れる。命の感じられないバスケットを抱え、旦那さんと娘さんに支えられて彼女は泣きながら去っていった。

一昨日待合室で一緒だった女性の飼い犬は今日は腫瘍の摘出手術を終えてプラスチックのカラーをしている。良性か悪性かは検査結果次第と説明を受けている。

ウォルターは今日も血液検査を受けて赤血球の割合が順調に35%まで上昇。薬の種類を減らしてもよいとのことで、これからはもう朝の4時に起きなくてもよくなった。

金曜の晩。

動物模様、人間模様。
by uk_alien | 2012-04-20 18:39 | animals

Good news

I don't know how to type in Japanese on this thing (using my husband's iPad)...

I've got a bad cold and am staying in bed :(

My husband has taken Walter to the vet and returned just now. His PVC (the red blood cell ratio in his blood) has gone up to 24%!

The normal ratio is apparently 35 to 55%. His had been 10% before the blood tranfusion. After that it went up to 27 but steadily went down to 21%. It went up by 1% yesterday. We were expecting it to hover around there or dive right down again to repeat the nightmare needing the second blood transfusion.

So we are ecstatic over today's result. I know it is way too soon to become complaisant but just a small piece of positive evidence cheers up our lives tremendously for now.

My husband is visiting his mother to set up her new iPad (She is 78 so good for her! Well it was actually me who coerced her into it ;). The sick lot, namely Walter and me, will have to stay behind.

I wish everyone a nice weekend!
by uk_alien | 2012-04-14 18:08 | animals

地下鉄で

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新しく紹介してもらったフィジオに行くのに地下鉄に乗った。駅でスパニエルとその飼い主が電車をまっている。ぐっと目頭があつくなって、こりゃいかんと目をそらした。

電車に乗ると、他の乗客と話をする飼い主を放っておいて、彼は他の乗客に愛想をふりまき、私のズボンを興味深げにじっくり詮索する。

ウォルターのにおいがするのだろうな。

そっと手の匂いをかがせてあげて耳の後ろをかいてあげると、彼は気持ち良さそうに首をかしげる。

どっと涙が込み上げたので慌てて目をそらした。
かなりまいっている。
by uk_alien | 2012-04-13 22:45 | animals

カメラ小僧のイギリス帰化人。愛機はライカM10-P。はたと思い立って始めた大人ピアノ初心者で目下楽しくて仕方がないピアノ練習をブログに綴る日々 ー London UK


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