カテゴリ:work( 28 )

ホームメイド嗜好



(↑ サラダ用のプランターに花が咲いた)

私の勤めている職場はサイズのわりには結構アットホーム。毎日誰かしらへの誕生日カードがサインのために回ってき、その人の誕生日がくると、「XXケーキを焼きましたからキッチンに置いておきます、お茶の際にどうぞ」とメールが回ってくる。買っきて済ませる人も勿論いるけど、そこはロンドンオフィスと違ってHome County、男性を含め結構大勢の人が自分で焼いてくる。で、「ホームメイドケーキ」というメールが回るや否や、皆速攻でデスクを離れ、キッチンへ直行、プレートを片手に列を作る(笑)。

最近あった席替えでキッチン付近のデスクに移り、このホームメイドと出来合い品の受けの違いを目の当たりにした私は今年の誕生日ケーキには手作りのプレッシャーを感じざるをえず。

雪が解けて明日は車出勤できそうなので、おそばせながら今日これからケーキを焼いて明日もって行くことにした。簡単だからLemon Drizzleとバナナケーキの二つに決める。

うまく焼けるかな。
[PR]
by uk_alien | 2009-02-09 03:13 | work | Comments(2)

しっかり感染

オフィスで家具やらの移動があり、以来お局様が目の前の席に座っている。

彼女は外向的で思考が早く、英語が非常に達者で、ユーモアと皮肉のセンスは特級。でも所謂「口から先に生まれてきた」タイプではなく、hands onとかdown to earthという表現がぴったり。意地悪な印象を与える「お局様」と呼ぶのはフェアじゃないかもしれない。

カントリーサイド系の彼女、思考を言葉に出さずにはいられない昨今のオフィスではレアなタイプで、四六時中独り言を言っている。一体、周りの私達に話しかけているのか、Excelに罵倒を浴びせているのか、受け取ったばかりのメールの送り手を罵っているのか、単に電話をしているのか、察するのが非常に困難だ。お行儀のよいオフィスにYou, son of a bxxx! I didn't tell you to save, DID I?(この場合はExel)といったおたけびが響き渡る。

最近、近親の不幸や、落馬事故と不運が続いていた彼女。今度はひどい風邪をこじらした。げほげほ、ごほごほとあえぎながら、それでも罵りは止まない。

目の前に座る私はしっかりそれが感染してしまった。(いや、罵り癖じゃなく...)

鼻水、咳、熱、頭痛のフルコース。もうかれこれ一週間近く続いているのだが、ついに抵抗力は底を突き、昨日から100% invalidとなった。

今日は病欠で沈没。
苦しい...
[PR]
by uk_alien | 2008-07-07 21:11 | work | Comments(0)

新歓ランチ

支社内の新入社員を集めて、恒例の新歓ランチが行われるという。

会社のプリンシパル達と新入社員の交流を深めるというセミ・フォーマルな着席形式のランチ。

う、めんどくさい。仕事はいつも通り沢山あることだし、これを言い訳にとんずらをこいてしまえ、と企んだら、逆にボスや他のチーム達が私の状況にすっかり同情してくれて、私がランチに行けるように取り計らってくれた。ははは...(涙)。

うちの会社はgap year studentsやwork experience programmeの学生達を割と多く採用しており、また、昨年の9月に大学を卒業したばかりの数理士の卵たちも結構多いので、new joinersの平均年齢が低い。この子達と自分の年齢差を考えるとすぅっと気が遠くなるが、ま、年齢がどうのという前に、私は外人ハンデを負っているんだから気にしたって仕方がない。どうせ行くなら楽しまなくてはと社交モードに気分を切り替えた。

20歳そこそこのお若い皆さんはまだソーシャルトークに慣れていない。また、彼らの人生もまだ確立されていないから、自慢話や見栄話、虚栄話が極端に少ない。そこで、地元の美味しいレストランの話や、ホリデーに行ったときの話、今住んでいるところの話など、誰もが参加できて楽しめる話題に会話が自然と集中する。

それだけだったらとても楽しい集まりだったのだけれど...、義務的にテーブルを替えて回ってくるプリンシパルたちは、お決まりの数理士の資格試験の話や、出身大学の話ばかり。オックスブリッジ同窓の数理士の卵達は試験や大学の会話についていけても、私や、数理士ではない部署の子はすっかり話題から取り残され、あからさまに無視されている状態。

結構えらいおっさんのプリンシパルが私に「君はどの大学を卒業したんだい?この国の大学かい?」ときいてきた。日本でもイギリスでも変わらないものは変わらないものだ。出身大学以外にきくことはないのかよ、おっさん、と思いつつ、真摯な顔で「修士はXX大学で、学士は日本の大学でとりました」と答えると、暫しの間をおいて、「...XX大学は、....いいところだよな、環境が...」、とのご返答。

F(beep) OFF!

天ぷら風イカ揚げをスターターに、グリルされたナスをメインに頂いた。食べ物はまあまあ。でも自分ではあの値段は払わないな。

ワインの消費は最低限に抑えられ、食事の後の締めの言葉もなく、犬に追われる羊の群れのように私たちはさっさと職場に追い返されて行った。
[PR]
by uk_alien | 2008-03-01 03:07 | work | Comments(0)

裏切りのマフィン

仕事内容がまた増えた。

入社以来常に思うのだが、私のボスはものすごくいい人な反面、そしてビジネスプロセスを見ている人間の割にはジョブの所要時間の見積もりが極度に甘い。そしていい人ゆえに社内の関連部署との政治交渉には極端に弱い。そのおかげで、私は入社した後すぐに最初の予定にはなかった仕事内容が追加され、量的に絶対追いつかないにも関わらず、更に追加分が3倍の量に膨れ上がった。

「この量じゃ絶対に追いつかず支障がでますよ」と忠告すると、ゆくゆくの数理士として雇われたグラジュエイトが余っているので、終わらない仕事はその青年を使ってもよいという許可を数理士チームからとりつけてくれた。

それはあまりに近視眼的、コストが高すぎるのではと思ったが、none of my business。それに、4ヶ月後の新システム導入で全ての量が私だけで時間内にまかなえることがわかったので、それはそれでよかった。勤務時間と仕事量を考え合わせると、これが妥当なバランスと私は思っていた。

...のもつかの間。(本当に)驚いたことに再び仕事内容が増やされた。仕事のバラエティーが増えることやチャレンジが大きくなることは全く厭わないのだけれど、終わらないんだってば!

パートタイムは骨までしゃぶられるといわれるけど、どうやら本当らしい。特に文句も言わず問題も起こさずさっさと仕事を片付けるような大和魂人間は格好の標的なのだろう。

今週の月曜の新しいプロセス開始とともにボスはスキーホリデー。ま、そういうのももう慣れっこだけど、新プロセスはどう考えても私にとって分も効率も悪く、客観的に言ってパートタイムの人間の仕事量じゃない。実際、ロンドンで私と同じポジションで勤務している人間は私よりも少ない仕事量をフルタイムでこなしている。

この上にまた更に他のサポートスタッフがホリデーでいないときのカバーになれるよう、そのためのトレーニングを受けて欲しいといわれている(勿論私の業務はこなした上でカバーに入ってほしいということ)。

A victim of my own success - いいように使われているのね。
しゃれにならない。ボスが帰ってきたら内容を減らし、プロセスを変えてもらおう。

昼ごはんなし+25%の超過勤務でぐったり。運転するのに血糖値をあげなければとターミナルの近くのマフィンショップに寄った。この店は、毎朝バターと砂糖の香りをぷんぷんふりまいていて、いつか試してみよう!と思っていたところだ。

「チョコレートチップマフィンをテイクアウェイで」、と注文する。
「1.70ポンドです」
「!(たっけ~~)」

それでもって...まっず~~。

さんざんな一日(涙)。
[PR]
by uk_alien | 2008-01-31 02:39 | work | Comments(4)

やかましい!

今週からクリスマスの静けさはどこへやら。職場はすっかり元通りになり、逆にクリスマス休暇のあおりも受けてどっと忙しくなった。

時間内に終わらない仕事を終わらないからといって見捨てて帰れない大和魂のおかげで、どつぼにはまっている私は、システムが動かなかった金曜の後始末も入って昨日は2時間の超過勤務。勿論昼休みなんざとっておらず、血糖値が下がりに下がってくらくらになりながらの帰宅。

私の仕事はフレックスというわけではないけれど、結構自由がきく。昨日遅くなった分今日は早く終わらせよう!と誓い朝からしっかり気合を入れた...のだが、後ろのデスクでは二人のお局イギリス人がことあるごとにおしゃべりを続けている。

ぺちゃくちゃ...ぺちゃくちゃ...Oh, yeah?...ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ...You are kidding!...ぺちゃくちゃぺちゃくちゃぺちゃくちゃぺちゃくちゃ...My Goodness!

普段ならイギリスらしいと微笑ましく思うところだが、昨日の疲れと相変わらずの仕事の山でしゃれにならない気分の私にしてみればあまりいい気はしない。昼を回って血糖値が下がった頃に「やっぱり今日は普通通りにしか帰れないや」とあきらめたとき、後ろから「Right. I'm gonna get my lunch!」と声が上がる。てんめ~、しゃべるだけしゃべって今度は昼飯かい?

このお局コンビ、所属は私と一緒でも、仕事内容は一切関わりがない、というのが唯一の救い。

更に、彼らの前に座るITマンのポールも私の正気を保つのに一役買っている。

うちの会社/グループのITは面白い構造で、グループ内では一番大きいうちの会社のシステムの面倒を見るIT部門と、グループ全体のITインフラの面倒を見る部門とが二つに分かれている。と、ここまではなんとなく理にかなっているのだけれど、この二つの部門に所属する人員が、それぞれロンドンとその近郊に点在するいくつかのオフィスに散っており、それがアメーバのようにフレキシブルに機能しているので、一体誰が何をインチャージしているのかというのが今ひとつよくわからない。

ポールはグループ会社全体を見る方の部門に所属しており、週の半分はロンドンで勤務、もう半分はこのオフィスで、何人かいる別部門のITチームと離れて、お局様の前にひっそり座って仕事をこなしている。

どこの企業もそうだと思うが、ITスタッフのパフォーマンスは時間で測られており、ポールも同じ。ヘルプデスク経由で報告されてくる様々な問題を遠隔操作で片付けつつ、同時に、コピー機が詰まってしまった、ファイルを間違って消してしまった等々のオフィス内の些細な問題も解決する。

無礼すれすれの慇懃さの影にquirkinessが見え隠れするポールの問題解決能力とそのスピードには定評があり、「ねえ~、これはどうやるのぉ?」「昨日うちのだんながさぁ~」というお局様からの質問攻撃や世間話を無礼にならない程度に巧みにかわし、ヘルプコールを上げずに「私は絶対にこのファイルは削除していないのよ、なのになくなっちゃったわ!」と彼に直接コンプレインしてくるアドミンスタッフのファイルをリトリーブしてあげつつ、それでもささっと本業に戻って静かな辛抱強い口調で、正確に、スピーディーに様々な問題解決にいそしむ。うーん、勤労の鏡。

If a job is woth doing, it's worth doing well.というこの国では死語の諺が頭をよぎる。
[PR]
by uk_alien | 2008-01-09 03:55 | work | Comments(0)

鏡は正直

私の勤務場所はこれまで女性ばかりだったり、テストストロンあふれるエグゼキュティブフロアーだったりで、あまり若い男女が競い合って互いの気を引き合うような環境ではなかった。

今の職場はがらりと変わって、中堅の人もいれば大学卒業したての若い人たちも結構いる。この若者の皆さんの日々のflirtingを見ていると結構面白い。別に口説きあうつもりはないんだろうけど(あるのかな?)、じゃれあいのプロセスを楽しんでいる姿の影に若さと魅力に裏打ちされた様々な武器が見え隠れしている。

私の目の前に座っている数理士君はイギリスのドラマ、'Cold Feet'のAdam役だったJames Nesbittを30年若くして磨きをかけたようなチャーマー。話し方からマナリズムまで、Lady's Manに徹している。

f0045624_013131.jpg


先日のtea roundでこのAdamにお茶を入れてもらったので、お礼を言ったら、
My pleasure.
とにっこり微笑む彼の口元がきらりと光った。(いや、金歯じゃなくって...)

おいおい、光ってるよ、すごいね、としばし感心。

私も彼らを見習い、最後の力を振り絞って自身の魅力に磨きをかけるか...と思い、鏡にむかってにっと笑うと、きらりと光る若さの代わりに人生の年輪が。

そういうものよね。
[PR]
by uk_alien | 2007-10-20 00:16 | work | Comments(2)

お気楽な一日

丸一日会社のインダクションコースでロンドンへおのぼり。

9月ということで、数理士の卵としてトレーニー入社する有名大学ご卒業ほやほやの皆さんと一緒になり、大所帯。

「はーい、それでは皆さん、グループに分かれて、XXについてディスカッションしてください。結果はあとでそれぞれのグループに発表してもらいますよー」といったアクティビティー系のインダクションだったらかなりうざったいなぁ...と気が重かったのだが、それも最初のアイスブレークの部分だけであとは全て受身スタイル。ほっ。

様々なプレゼンテーションを受けた後は(内容は殆ど覚えていない)ランチ。午後一番のプレゼンテーションは数理士のためだけのものなので休憩は夢の1時間45分。

ショッピーング!

超久しぶりにジャパンセンターへ行ってなんじゃかんじゃと買い込んだ。ゆずこしょうにいりごまになめたけ...気分は夢のコンビニ。

そして場所柄これまた超久しぶりに沢山のフェロー日本人の皆さんを拝見。観光で来られている感じの人、地味な感じで地に足がついた感じの人、若くておしゃれに気を使ってる語学学生さん風、しっかりキャリアしてますという感じで颯爽と歩いているきれい系の人...。あれれ、私は女の人しかみてないなぁ。

午後の暑くて長いプレゼンを聞き終わり、奮発してリオハのリザーバを買い込んで街中に住む友人を訪ねた。

お気楽な一日。
[PR]
by uk_alien | 2007-09-08 17:16 | work | Comments(5)

祝 再就職

f0045624_23515419.jpg


パートタイムの仕事が決まった。

私は働かなくていいなら働かない方がいいと思うし、家でのんびりしているのも大好きなのだけれど...やはり現地の人たちに入り混じって言葉や習慣を学ぶ努力をしきらないうちにcomfort zoneに引き込んでしまうのも進歩がないかな...でもフルタイムでばりばりに働く気は毛頭ないぞ...などなど、いろいろ考えた挙句に決心した。仕事は毎日だけれど、勤務時間的にはドッグフレンドリーで、ホストファミリーも続けられそうだ。

あと、知らなかったけど、パートタイムでもパーマネントコントラクトだとプライベートの医療保険やcontributory pensionなどのフルベネフィットがつくそうだ。これはうれしい。

イギリスに住んで以来ずっと英系企業勤めをしてきたけれど、日系ビジネスと全く無縁な企業というのは今回が始めてで、ちょっと緊張、ちょっと気が楽。先週の二次面接で会ったボスは注意深そうだけれど、あたりが柔らかい女性だ。

今週のうちに最後の有閑マダム生活をエンジョイ...と思ったが、天気は下り坂っぽく残念だ。
[PR]
by uk_alien | 2007-08-13 23:56 | work | Comments(12)

London, UK


by uk_alien
プロフィールを見る
画像一覧