人気ブログランキング |

カテゴリ:music( 44 )

ベートーベン チェロソナタ ライブストリーム@Wigmore Hall

ロンドンでは今夜10月17日木曜日19:30、日本では明日18日金曜早朝の03:30105.pngからWigmore Hallで行われるベートーベンのチェロソナタのコンサートがウェブサイト上で生でストリームされる。

演奏: Miklós Perényi cello; Dénes Várjon piano
演目: Beethoven
Cello Sonata in F Op. 5 No. 1
Cello Sonata in C Op. 102 No. 112
Variations in F on 'Ein Mädchen oder Weibchen' from Mozart's Die Zauberflöte Op. 66
Cello Sonata in A Op. 69

今年の秋冬はオペラもコンサートも全く予約していなかったので贅沢な気分。
白ワイン買ってこよっと。101.png

by uk_alien | 2019-10-17 20:46 | music | Comments(0)

Wigmore Hall Livestream 2018

先日、来月に予定されているBorodin QuartetとAlexei Volodin演奏のShostakovich Piano Quintet in G minor Op57の予約をいれた。とても好きな曲。私の伴侶も(無理くり)連れて行く。

美しい(そして桁違いの値段の)ブランドキッチンのショールームがこぞって立ち並ぶ通りにあるこのコンサートホールは器楽、室内音楽と声楽リサイタルのために20世紀の始めに建てられたそうで、とても小ぶり。アコースティックもとてもいい。

今夜はこのホールからYouTubeを介してLucy Croweのコンサートのライブストリーミングをしてくれている。5-1のサラウンドハイファイに繋げているのだけれど音は悲しくなるほど酷い。それでも、自宅のリビングルームのソファで毛布にくるまってチャーミングなソプラノを鑑賞できるのだから良しとしなければ。

Lucy CroweはVivaldiやHandelなどのバロックレパートリーより彼女の溌剌としたエネルギーを感じさせる新鮮なNico MuhlyのLand in an Isleの歌唱の方が断然光っているなあ...と勝手に思っている私。

明日は再びGMT19:30からライブストリームをしてくれるのだそうだ。演目はQuatuor EbèneによるBeethovenのString Quartet in F Op. 18 No. 1、BrahmsのString Quartet in C minor Op. 51 No. 1、そしてBeethovenのString Quartet in F Op. 135。

楽しみ。


by uk_alien | 2018-12-12 06:46 | music | Comments(0)

モダンな音楽

週末肉屋でウズラとキジ肉をクリスマス用に注文した帰り、ふらっと古レコード屋さんに寄ってみた。モダンなものをと思ってこれらのLPを衝動買いした。↓


f0045624_23560978.jpeg



f0045624_23563286.jpeg

モダン、といってもやっと20世紀に手がかかる程度。

特に1968年にレコーディングされたというSeizi OzawaとChicago SymphonyのThe Rite of Spring / Fireworksはいいなと思った。臨場感がある。4ポンド。バーゲン。

近現代音楽があまり好みでないうちの旦那も、「それ、いいねえ!」と壁のペンキを塗り直しながら聴いていた。

この古レコード屋さん、オーナーが趣味で開けてる店のようで商品の整理が驚くほどずぼら。一つ一つじっくり見ているとあっという間に時間が過ぎて旦那に退屈な思いをさせてしまう。でも今度立ち寄ったらSchoenbergのセクションに直行する予定。Pierrot Lunaireが手に入らないかなと密かに期待している。

by uk_alien | 2018-12-11 01:18 | music | Comments(0)

Mitsuko Uchida, Schubert @ Southbank




f0045624_19215430.jpg
(↑コンサート前に撮影した写真。Flickr Explored!😊 画像処理が最低限のストリート写真がピックアップされるととても嬉しい😃)

Mitsuko UchidaのSchubertコンサート。演目は

Sonata in A minor, D.537
Sonata in C, D.840 (Reliquie)
Sonata in B flat, D.960

聴こえてくる音楽が目の前で演奏されていることが信じられない。
繊細な美とパワフルなステイトメントと、スタミナ。

スタミナ!

アーチストというのは物凄い。

by uk_alien | 2018-12-08 19:36 | music | Comments(0)

カベラーチ、ショスタコビッチ、ドボルザーク、そして恋する人々

久しぶりにオーケストラのコンサートに出かけた。

プログラムの内容は、

オーケストラ:Philharmonia Orchestra
指揮者:Jakub Hrůsa
ピアノ:Simon Trpceski

Kabelác: The Mystery of Time
Shostakovich: Piano Concerto No.2
Dvořák: Slavonic Dances, Op.46 (Series 1)

20世紀の共産主義政府による排斥という暗い過去を共有するチェコのカベラーチ、ソビエトのショスタコビッチ。インターバルを挟んで19世紀チェコに戻り、自国のフォークミュージックスタイルを誇らしげに披露するドボルザーク。指揮者は若いチェコ出身のヤクブ・フルシャと、とても興味深い内容。良い席を予約してあった。

以下↓のビデオはカベラーチの「時の神秘」について語るヤクブ・フルシャのインタビュー。





ホールでは意外と空席が目立ち、演奏開始直前にはより良い席へささっと移動する人々が目につく。

私の前にもここぞとばかりに30歳前後のカップルが移動してきた。目の前にどっしり腰を据えてくれたこの彫りの深いスラビック顔の男性は、残念なことに巨大な頭が載った長身の持ち主。コンダクターを中心としてオーケストラ全景の3分の1が彼のうっすら禿げ上がったダークヘアーによって遮られた。

そういう日もある。

禿げ上がりはテストステロン過多かな?...金融関係か不動産か。そんなことをぼんやり考えているうちにカベラーチの暗く重い演奏が始まった。

と、このスラビック顔。同伴のドレスアップした中欧・ロシア風の女性をわしっと引き寄せ彼女の剥き出しの肩を撫でくり始めた。

え?

そこからはもうコメディの世界。

照明で明るく照らされたステージを背景に巨大な頭のシルエットがトロフィー・ガールの肩を、髪を、頭を撫で回し、耳元に何かを囁いてはこみ上げる笑いを抑え、彼女の顎先を指ですくい上げては唇に、耳元に、髪にと、絶え間なく接吻し続ける。夜のイベントのために調達した「エスコート」かな、と思ったのだが女性のボディランゲージを見ているとどうもそうではないようだ。

Excuse me, do you mind...と礼儀正しく話しかけようか、シートを後ろから蹴り飛ばして振り向いた顔ににっこりフレンドリーに微笑もうか(双方過去に経験済み)...とも一瞬考えたのだが、やめた。対峙するのが嫌だったのではなく、自分が実際怒っていないことに気が付いたからだ。この二人、純粋に彼らなりにこの夜のコンサートを楽しんでいる。

コンサートホールや映画館と自分のリビングルームの区別がつかない輩に腹が立つのは事実。しかし、純粋な'lovers'には何か言いしれぬ特権がある、と私は常々思っている。出来るならば放っておいてあげたいと思う。

非常に興味深いカベラーチの「時の神秘」の音楽的な進展とは全く無関係に目の前のシルエットドラマは繰り広げられ、(私にはちょっと行儀が良過ぎた演奏の)ショスタコビッチのコミカルでハイな音楽がかのドラマにダークなコメディタッチと微妙な超現実性を添える。

インターバルでアルコールが入り調子が上がったスラビック顔はドボルザーク(ものすごくよかった)を聴くのが目的だったようで、上機嫌で踊りまくり、しっかり指揮も振ってくれた。

それでも頭に来ない私。どうしちゃったんだろう。

「私が主役」というドラマに浸れるソーシャルメディア世代は他人の立場に立って迷惑をかけないようにするような配慮をしなくなってしまうのだろうか?...そんなことをうつらうつら考えていたら、インターバル後私の近くに移ってきた高齢の男性がガサガサ音を立ててバッグからキャンディーを取り出しカリコリと味わい始めた。いるいる、そういう輩。でも低血糖かもしれないし。さらにこのおじさん、ドボルザークのスラビックダンスが後半にさしかかったあたりでバッグからごそごそコートやマフラー、手袋を取り出して帰り支度を始めた。うーん、やっぱり世代の問題じゃないな。笑

まったくもーと思いながらも怒りがわかない。

ま、そういう日もあるし。

因みに隣の席はAndras Schiffのスポンサー席。何てことはないけど名札にオーラがさしていたので記念撮影。笑


f0045624_02142764.jpg


そうして今日ピアノの先生宅を訪れると、「いやー、昨晩は階上のフラットからのどんどん叩く音がひどくってね。最初は玄関のドアかと思って廊下に出てみたんだけど、そうじゃない、ベッドルームからだと気づいて。何か別のことしてるんだろうと思い込むことにして眠りについたわ」と笑っている。

Love was in the air. 愛に満ちていたのね、昨夜は。






by uk_alien | 2018-11-24 02:48 | music | Comments(0)

秋の音色

今朝は気温が低くちょっと秋めいていた。

やっぱり秋はフィルターコーヒーだよなぁと勝手に決め込んで、ペーパーフィルターを使ってコーヒーをちょっと濃いめに淹れた。

「珈琲」という琥珀色の味がする。

季節をちょっと先どりして、いつもなら秋も深まる10月末から11月にかけて聴くアルバムを出して聴いてみた。


f0045624_18444997.jpeg


ダヴィッド・オイストラフ(David Oystrakh)

BACH: Violin Concertos Nos. 1 + 2
Double Concerto BWV 1043

BEETHOVEN: Violin Romances Nos. 1 + 2

BRAHMS: Violin Concerto

TCHAIKOVSKY: Violin Concerto

残念ながら「LPレコード」ではなく2枚組CD(未だにストリームではなくCDをかちゃかちゃ出し入れしているのは私だけではないと信じたい)。収録されているバッハのバイオリンコンチェルトAマイナーとEメイジャーはWiener Symphonikerとの演奏。ウィーンと弦楽器のコンビは何をして、こう、違うんだろう?ダブルバイオリンコンチェルトは父子での演奏。おすすめ。
あ、でもやっぱりまだ早い。気温が暖かすぎる。このアルバムには冷えた空気と刺すような光が合っている。

ということでCDを再びかちゃかちゃ出し入れする。


f0045624_19300548.jpeg


DOMENICO SCARLATTI - 6 Sonatas: L. 186, L. 118, L. 189, L. 494, L. 33, L. 224
FRÉDÉRIC CHOPIN - Ballade No. 4, Op. 52; Waltz in A flat Op. 69 No.1
FRANZ LISZT - Ballade No. 2
SERGEI RACHMANINOV - Prelude in G minor, Op. 23, No. 5





Youtubeで比較的綺麗な音でアップされていたのでリンクを貼った。↑

美しい。1981年録音。78歳。拍手喝采。

「芸術の秋」はゆっくり確実に近づいている。



by uk_alien | 2018-09-21 20:00 | music | Comments(0)

Lady Macbeth of Mtsensk

コベントガーデンでShostakovichの因縁付きオペラ、Lady Macbeth of Mtsenskが上演されるというのでチケットをとっておいた。

Lady Macbeth of Mtsensk/Pappano指揮というだけでめくら予約してあったのだが、今回は大当たり。

ストーリー、リブレット(サータイトルの限りで)、音楽、オーケストラ、歌手(Eva-Maria Westbrook主演)、舞台プロダクションと、どれをとってもエンターテイニング。

オペラ自体は同タイトルの原作を元に1934年に書かれたそうだが、超20世紀モダンでブラックコメティ/シリアスドラマのバランスが絶妙。

うーん、よかった。久々によかった。

by uk_alien | 2018-04-28 18:18 | music | Comments(0)

Sudbin Concert

今日はYevgeny Sudbinのピアノコンサート。演目は...

Joseph Haydn: Sonata in B minor, Hob.XVI/32
Ludwig Van Beethoven: 6 Bagatelles, Op.126

インターバルをはさんで

Alexander Scriabin: Sonata No.5 in F sharp, Op.53
Alexander Scriabin: Mazurka in E minor, Op.25 No.3
Alexander Scriabin: Sonata No.9 in F, Op.68 (Black Mass)
Camille Saint-Saëns: Danse macabre arr. Sudbin for piano (based on Liszt/Horowitz transcriptions)

以下は会場であるSouthbankのウェブサイトからの引用。

Yevgeny Sudbin has been dubbed a 'wonder pianist' by The Times.

He offers an exciting programme built around musical links between composers.

The young Russian star begins with an expressive sonata by Haydn, followed by the startling late Bagatelles Op.126 by his pupil, Beethoven.

2015 is the hundredth anniversary of the death of Scriabin and Yevgeny Sudbin has long been fascinated by his music. Tonight he presents three masterpieces by this original and colourful composer including the legendary 'Black Mass'.

Finally Sudbin presents his own adaptation of another demonic work, Saint-Saëns's Danse macabre, based on virtuoso transcriptions by Liszt and Horowitz.


DEMONIC...、最後のBlack Massはとても楽しみ。
by uk_alien | 2015-05-14 01:09 | music | Comments(0)

オペラティックにお願いします

最近はオペラ鑑賞に関しては私も丸くなって、まあまあの舞台でも「うん、楽しんだ」と言えるようにった。

奇妙なセットはさておき、いまひとつしっくりこないKaufmanに首を傾げさせられたManon Lescautでさえ「ま、いっか」と思え、I due FoscariではDomingoの演技力と舞台上での存在感(のみ)に焦点をあて、好き嫌いの分かれたIdomeneoでさえ(後半をしっかり観てから)観に来てよかったと思えた。

そんなんでこんなんで「大人になり視野の広がった私」をひきつれて先日再びロイヤルオペラハウスへ出向いた。Un Ballo In Mascheraの初日公演だ。

Overtureが美しく奏でられ、コーラスが入る。(ちなみに私はTwitter上で過酷に批判された指揮者Daniel Orenに罪はないと確信する。無難でも美しく演奏されたオーケストラは罪ではない。)オペラハウスのアコースティックにうっとりしながら、楽しみにしていたJoseph Callejaのソロが入って耳と目を疑った。な、なんてつまらないんだろう。ドラマが、ない。この人こんなに演技が出来なかったっけ?

嫌な予感が走った。このまま3時間半この生焼け状態の舞台が続くのかと思うと気が重くなった。追い討ちをかけるように年季入りのでくのぼうHvorostovskyが加わってつまらなさは倍増した。真剣につまらない。Liudmila MonastyrskaがAmeliaという役柄に全くそぐわないパワーで歌い上げる。Brava!... but for what?(ちなみに、この3人の歌唱力はずば抜けて優れている。)

オペラというのは本当に面白い。どんなにスターを集めてもだめなときはだめなものだ。ドラマを「より」効果的に語るための究極のアートフォーム上でドラマを語ることができなければ全く意味がない。そういう点ではOscarを演じたSerena Gamberoniの存在感が光った。役(演技と歌唱)に全力が注がれているのがひしひしと伝わってくる。結局はcheesyでもこの'full on'という力が大事なのかもしれない。(先月のL'Elisir d'AmoreでNemorinoを演じたVittorio Grigoloからもそれが感じられた。)歌唱力あっての演技効果だが、演技力がなければドラマはオペラティックに語れない。

I am not angry. I am just disappointed.

2月のAndrea Chénierに期待しよう。
by uk_alien | 2014-12-20 20:37 | music | Comments(0)

Grigory Sokolov

久々に衝撃的。




残念ながら彼は二度とUKでコンサートはしないそうだ。

うーん、残念だ。
by uk_alien | 2014-10-16 17:44 | music | Comments(0)

カメラ小僧のイギリス帰化人。愛機はライカM10-P。はたと思い立って始めた大人ピアノ初心者で目下楽しくて仕方がないピアノ練習をブログに綴る日々 ー London UK


by uk_alien
プロフィールを見る
更新通知を受け取る