カテゴリ:Videos ピアノ練習動画( 31 )

Liszt Romance S.169 終了

やっと終わったプロジェクトピース。本日やっと先生から「ま、よしとしましょう」と言われた。

ちょっと前の録音だけど、この曲↓



最後の決め手のポイントは、

  • コントロール可能で適度な演奏速度を「ホーム」ペースとして保ち、ルバートで自由に速度を変化させても必ずそこに戻ること。聴き手がそのホームペースを感じられること。
  • 演奏の意図が感じられ、ミス等でそこから脱線してもフレキシブルに調整してもとの路線に戻り演奏を終了させられること

だったらしい。

長かったーーーー。もう燃え尽きて真っ白な灰になった気分。

今晩は偏頭痛もひどく精神的にもどっぷり疲弊したので毛布にくるまってレコードを聴く。
こんな時の処方箋はショスタコビッチ。私のComfort blanket 。
(↓ハリーポッターじゃないよ)





「From Jewish Poetry Op.79」で心を中和してLP裏面のピアノコンチェルトNo.2で復活する。

そういえば以前クラシック音楽を専門に放送するBBCのRadio 3で、Shostakovich: A Journey into Lightとう特別番組があり、重度の鬱病の診断を受けたプレゼンターが、ショスタコビッチの音楽が病気の克服に非常に役立ったといっていたっけ。

わかるなぁ。

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by uk_alien | 2018-12-06 04:12 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

効率的な練習を心がける姿勢

数週間前に「経過良好。来週終わらせるから」と先生に言い渡されたテクニカルスタディーのHeller Op.47 No.1。

予想に違わず総崩れ状態の演奏となり、まだ終わらせる状態ではないと判明。いつもいつも本当に同じパターン。

たったの5bpmくらいのスピードアップ。その時点では殆ど仕上がり状態になっているのに「次で終わり」と言い渡されたその一週間後にコーディネーションからアーティキュレーション、タイミングまで全部が全部、どうしちゃったの?というくらいに崩れる。

もう心の中では終了状態になってしまって、曲に対する愛着やイメージ・情熱が失われてしまうという心理的な問題なのか、最後の最後の仕上げ方に問題があるのか、季節が変わって身体が重い通りに動かなくなるのか、それともこの土壇場段階で全部の問題点が露わになるというのはよくあることなのか...、私の周りにはピアノを習っている人がいないのでわからない。

ともあれ。隠れていた問題点が浮き彫りになっているのは事実。直していかなければいけない。

先生によると、私は性格上頑張り過ぎてしまって「効果のない非効率的な練習」を繰り返す癖がまだ抜けていないのだそうだ。

  • どこが問題なのかを聞き分けピンポイントで指摘出来る能力
  • 何が原因なのかを見極める能力
  • どうやって直すのが一番効果的なのかを考えられる能力と経験
  • その練習に効率的に時間を使おうとするマインドセット

こうした能力を徐々に自分の中に育んでいくことが何より重要、と諭される。

例えばこのHellerの曲↓に関しては、私は曲の最後でスケールを左右両手で弾くセクションのコーディネーションが悪い。



この「コーディネーションが悪い」という一括りの問題を細かく分析していくと...

  1. 【問題点】スケールに入る直前の二小節の間に既に少し遅れる傾向がある(0:57)⇨【解決策】そこだけに集中して徹底してビートに乗る練習をする=各ビート毎に止めて左右同時にかっちりタイミングよく合っているかチェックする
  2. 【問題点】ポジションチェンジで次のポジションを掴むタイミングが遅い(0:31)⇨【解決策】ポジションチェンジ前と後の二音だけから練習を始め、前後に一音ずつ徐々に足して練習する
  3. 【問題点】ポジションチェンジ後、左手の5、4、3番の指が鍵盤を離れず、アーティキュレーションが悪くなってタイミングが崩れる(1:04)⇨【解決策】各手4番にアクセント置いて片手練習(0:23)、両手を合わせた段階で左右同時に合わさる3番の指を意識してコーディネーションを改善する

などなど。

「スケール部分が揃わない」と嘆いてセクションの始めから何度も何度も同じ部分を繰り返していたら、揃わない原因を作っている要素がが定着してしまう。(←確かにやってる)

そうではなく、最初はぎこちなくとも問題のある部分をだけをピンポイントにゆっくり練習し始め徐々にスピードを上げていく。しかも一度直ったからといって安心してしまうのではなく、このピンポイント練習を毎日短時間繰り返すことで効果が上る、のだそうだ。(げ、そうなのか。「丁寧に直したのに3日後にまただめになったー」と投げやりになりがちだった私。)

「この曲について言えば、毎日15分で十分。それ以上行う必要はなし。目くら練習を何度も繰り返して腱や筋を痛めてしまうよりよっぽど効率的。」

耳が痛い〜。

救いなのは、最近は頭の中のネガティブな声に付き合うことが徐々に減ってきたことか。ああだこうだと勘ぐるより出来ないんだから出来るようになるための具体的な策を練ってそれに集中すればいい。

そう言えば最近読んだフィジオセラピーの本に、慢性の痛みに悩む体の部位の改善のためにはポジティブな言語を使ったフレーミングがとても重要な役割を果たすと書いてあったっけ。ピアノの先生も同じようなことを言っていた。

よし、I am playing the piano better and better every day...と言葉に出して唱えるとするか。(単純)

そしてきちんと頭を使った効率的な練習方法にシフトしていこうと思う。

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by uk_alien | 2018-12-01 02:24 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

走り方は走りながら学ぶ - Heller Op.47 No.1

始めた当初は85 bpmが最終ターゲットだったHeller Op.47 No.1。

ホリデー前に「85から95へは大したジャンプじゃないから」と言って95 bpmに上げられ、更に本日100 bpmに変更された。

ゴールポストを動かしてるー!と泣き叫びたい反面、先生ご自身と彼女のこれまでのティーチング経験に裏打ちされた示唆にはさりげなく深い重みがある。

やらなきゃいけないんですよね、やります。

目的は「緊張、コントロール、重さ、スピードの壁」から「脱力、自信、軽さ、スピード」へ移行する流れを作っていくこと。「緊張、コントロール...」にどっぷりつかっている私をなんとか引き摺り出そうというレスキューミッション。

スピードの壁は究極的には手指の動きに制限されるのではなく思考速度の限界に起因する、のだそうだ。100 bpmを超えるあたりがこのスピードの壁(の第1段?)で、この壁をぶち破るにはゆっくりbpmを上げていくという方法は非効率かつ非効果的で、ガーッとスピードに乗りながら弱点を修正していく、のがいいらしい。

「走り方は走りながら学ぶ。歩きながらは学べないでしょう。この段階ではもうフレージングや手首の動き、キーの離れ方等々、細かいことは一切考えないで。これまでこれら細部をしっかり練習してきたんだから自分の学習成果と手指を信じて力を抜き軽さを意識して大きなチャンクで思考して走り抜けて。」

少し前に練習したBertiniのOp.100 No.14の時と同じシチュエーション。

♩=90くらいだと気持ちよく自分なりに満足のいく演奏ができた。↓



↓でも緊張が抜け切れずコントロールし過ぎ、と注意を受ける。そしてゴールスピードを♩=105にプッシュされゼイゼイしながら走っている状態↓



いいのか悪いのか訳のわからない状態で幕を閉じた。

140.png

今回のHeller Op.47 No.1では速いスピードでも安定さを保てるよう「脱力、自信、軽さ、スピード」を意識して練習していきたいと思っている。(希望は大きく)

ポイントは沢山あるけどスピードを上げる際の具体的な弱点は、

① 右手オンリーの16分音符が続くパッセージ: 片手だけだけどインターバルのバラツキがトリッキーで間違えやすい
② スケール: 左右のコーディネーションをしっかり保ってかっちりビートにのるのが難しい

これらを練習しているのが↓このビデオ。(編集して短いけど、実際は次のビデオを含めて15分くらい集中練習している)



ターゲットスピードでの目下の現状(左手の4thと5thがナメクジになってる)↓



脱力、自信、軽さ、スピード、脱力、自信、軽さ、スピード....(呪文)。

頑張ります。

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by uk_alien | 2018-11-08 19:57 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

ルバートの壁 - Franz Liszt Romance S.169

永遠に終わらないLisztのRomance。

え、まだやってるのーーーー?

まだやってるの。ルバートが出来ない。文字通り、壁に突き当たっている状態。ガツン、ガツン。

スピードの壁も厚いけど、ルバートの壁もしっかり厚い。

よく映画監督が「カーーーーット!ダメダメ。違うんだよねえー、君。何度も言ってるじゃないの、もぉー。」と俳優に怒鳴りつけているシーンがある。監督が言う抽象的で曖昧な表現がわかるようなわからないような、でも同じシーンの撮影を幾度となく繰り返しているから自分の演技に癖がついてしまいその状態から抜け出すことができない俳優…それが私。涙

もちろん先生は怒鳴ることはない。でも真剣に「ロマン派なんだからそんなにかっちり弾いちゃダメよ!」と毎度毎度言われてしまう。

クラスの中でどうしても授業についていけず、ぽつねんとしてしまうダメ男君。←うーん、ネガティブになってる。

それでもどうしたらいいのかわからないお手上げ状態から何とかガッツで這い上がって、心機一転。演奏の中でどこをどう引き延ばすのか、どこで取り戻すのかを色鉛筆で書き込む私。健気だ。(←自分で言ってる)

「オーナメントや左手のアルペジオのリープのように時間が必要なところに時間をかけてはダメ。そういう難しいところはきっちりタイミングよく弾く。表現のために時間をかけたいところにはしっかり時間をかける。意図の問題。自分が指揮者になったつもりで権威と自信を持って時間を使って。」





↑録音して、あとから聴いてみて「あれー、十分時間とったつもりなのにーーー!」の繰り返し。

暫くすると元の癖が出てきてしまう。

た、助けて〜。

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by uk_alien | 2018-10-23 22:02 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

飽和状態から脱するためのリスト作り Franz Liszt - Romance

長期プロジェクトで取り組んでいるFranz LitztのRomance S169。

モチベーションをキープするのが難しい。

「どんな感じ?」と先生に聞かれて、「今の仕上がりでダメならもう一度最初から見直す、という状態です」と訴える私。

すっかり飽和状態の私に心から同情する一方、目的に向かって決して妥協しない先生。小首を傾げて茶目っ気が見え隠れする美しい澄んだ瞳で真っ直ぐ私を見つめ「Could you do me a favour?」

楽譜の最後のページから、順々に各ページ毎に「ウィッシュリスト」を作ってくれという。リストに基づいて最後のページを練習したら、再び次のページをリストに基づいて練習し、最後のページと繋げて最初のページまでどんどん繋げていく。

リストの項目は例えば、

  • 全体的に向上したい点: ペダリング&コーディネーション(殆どの場合これらを直すことで大幅に演奏の質が向上する、のだそうだ)、ダイナミクス&フレージング、ルバート等
  • 特別なある部分をこういう音で弾きたいというスペシャルサウンドポイント
  • ちょっと難しい箇所
  • ここが好き!というお気に入りの箇所
  • ここは外してはならないという重要な箇所

等々。

最後のページから逆方向に進むことでマテリアルに対しての目新しさが増す上、「リスト作り」という新しいアクティビティーのおかげで過去に指摘されたにも関わらずおざなりにしていた部分などが再度明確に浮かび上がってくる。しかもスペシャルサウンドポイントを考えることでどんな音を出したいか、どうやったら出せるか、実際出しているかいないかのリスニングに注意が向けられる。

飽きっぽくだれ気味で単細胞の私にはとてもタイムリーなタスク。

リスト作りには思ったより大分時間がかかった。

そうして言われた通り最後のページから逆方向にページを足していき、最終的に全体を通しで録音してみる。

更にその録音を参照しながらポイントポイントにポストイットを貼って注意点を書き込む。それらを部分練習したら更にコンテクストに入れて練習、ポストイットに練習したぞと印をつける。フレージングが出やすくなるように(アクセントがつきにくくなるように)右手オクターブの運指もいくつか変更してみた。

もう一度画像付きで録音してみる。





ポストイットの数が笑える。

出来ているところあり、出来ていないところは...非常に多し。

通しで弾いているときはポストイットはおろか楽譜を見る余裕はない。聴いてみるとやっぱり痛々しい。はぁ。

ともあれ、再びこの演奏とチェックリストを照らし合わせて形を整えていく予定。

こうしてリストのためのリストとともに(言わずにはおれない 笑)とりあえずはフレッシュな視点で練習に取り組んでいる。










*Note to self
Lacking sense of direction and storytelling as a whole piece - clearer planning
A tempo - Mindset for speed and coordination - anchor & point practice
LH arpeggios - softer and more fluid - practice on its own
Very last part - slower, gentler, more tenderly and fluid like flickering autumnal light through French antique lace

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by uk_alien | 2018-10-12 01:11 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

Dawn - 左手アルペジオとクリアペダリング

練習続きのDawnのアルペジオセクション。

前回のDawnの記事の状態でレッスンに出向いたら

  • ペダルがクリアでない
  • アルペジオのペースが一定でない。意図的かつ効果的なスピードの変化は一定のスピードで弾ける上でのチョイスであって、技術的な未熟さ故のものであってはならない

という二点を注意された。

  • ペダルはアップの時に「がっちゃん」と音を出すつもりできっかりとしたタイミングで上げること。音を出さない微妙なペダリングは後々自然に身につく。今はこのきっちりしたタイミングを先に学ぶこと。ペダルチェンジまで弾いてぱったり止め、サステインされた音がクリアかどうかチェックすること。リープとペダルチェンジが素早く同時に起こる部分ではアップ&ダウン・キャッチの練習を繰り返しすること
  • メトロノームを使ってスピードを♩=80に落として左手練習をする

といいつかる。

頑張って練習してレッスンに出向くと、ペダリングはよくなり左手のペースとタッチも一定になったが、この左手、今のボリュームではうるさすぎると指摘された。

このセクションをfで弾きたいなら左手は最大でmp。右手(f)と左手の間に2レベルの差(mp→mf→f)がないと、パーカッシブになりすぎて音楽性が薄くなる。左右の手でボリュームを出し強調する必要があるとすれば曲の中で一度だけクライマックス部分で使用すること。

「えー、そうなの?そうなの?だってレコーディングを聞いているとブワーッと盛り上がっているから、このruptureという感じを出すために必然的に左右でボリューム出して弾くと思ったんです」

というと

「でも鍵盤上でのレジスターのことを考えなければいけないでしょう?右手のメロディーのレジスターは高音。このレジスターでメロディーを響かせるのは至難の技。だから左手をコントロールしないと綺麗にまとまらない。更に左手のアルペジオはかなり低音に下がるから低音部のボリュームが目立ちすぎになってしまう。もし左手でボリュームを出してウェーブをつけるなら右手とのレジスターがかなり近くなる部分がいいかもしれない。試行錯誤してみる価値はあるけれど現段階では基本的にこの左右の2レベルの差を守ること」

なのだそうだ。納得。

と、いうことでひたすら練習に励む私。




両手の部分は練習不足の右手が結構外れていて運指を間違えて勢いで弾き通している。笑
うん、よくない。右手も練習しよう。

ともあれ、これから♩=120くらいまで左手練習のスピードを上げる予定。

ソフトに...ソフトに...(言い聞かせている)

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by uk_alien | 2018-09-28 18:57 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

Heller Op.47 No.1 ♩=85bpmを目指して

「一定のスピードをきちんと保つことが出来る」というのは私の沢山ある課題の一つ。

「効果を狙ってペースを意図的に変えるというのは良い手段ですが、あくまでも意図的に出来ることに意義があるのであって、必然性から遅れたり早くなってしまっては技術的に未熟です」

はい。

テクニカルの課題曲では毎回このテンポの問題が持ち上がる。目下取り込み中のHeller Op.47 No.1も例に漏れず。

「そういう時は『一つのBar+次のBarの最初の音符』をメトロノームに合わせて弾いて、この次のBarの最初の音が正確に狂いなくDead on Beatになるまで徹底して練習するとよい。妥協は絶対にしない姿勢で。(こ、怖い!)大抵遅れが出るのはこの部分です。」

とのこと。

やってみると意外と難しい。↓ビデオは85bpmでのこのオン・ザ・ビートの練習と頭からの通し演奏。妥協してる、妥協してる...。




この状態でメトロノームなしでペースを安定させるのはまず無理だろうな。

最終目標は85bpmなのだけど、ビデオでも露わなようにようやく水面から顔を出してアップアップで息をしている、という感じでゆったりした音楽性が感じられない。

細部がマスターできてない、ということだろうか。もしくは自転車やサーフィンのようにスピードに乗る姿勢の問題だろうか。

それにしてもこの速さできれいに弾けるというのはどういう感じだろう。それが想像出来ないならピアノで弾けるわけがないか。(ぶつぶつ...)

最初に理想バージョンをイメージして、次にメトロノームをかけてピアノを弾かないで想像して、最後にメトロノームに合わせてピアノで弾いてみよう。どこかがつっかかるならそこが弱点だからそれをマークしてぐっとスピード落として部分練習をしてから、スピードを持ち上げよう...。(ぶつぶつ...)

それとは別にメトロノームなしで一定したスピードで演奏できる練習もしなくちゃだなぁ。きちんとカウントして(この曲意外とカウントするのが難しい 笑)パルスを意識して、♩=70...75くらいを目的に弾いてみて録音してスピードをチェックしてみようと思う。

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by uk_alien | 2018-09-25 23:34 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

Burgmüller Op.100 No.10終了、これからHeller Op.47 No.1に集中

フレージングがテーマだったBurgmüller Op.100 No.10がやっと終了した。



終了にあたり先生から以下のコメントを受ける。

  1. 曲を通して音色の出し方、ダイナミクスの表し方は大分良くなった
  2. 2音のスラーは音符の長さをキープしつつも手首を使って力を抜いて弾くように。音にはあからさまに現れていないが見ていると手から緊張が抜けていないのがわかる
  3. フォルテは手指を緊張させて鍵盤を叩いて音量を上げるのではなく、肩の力を抜いて腕の重さを使ってボリュームを出すように。そうすることでより豊かな表現が可能になる。これは今後の重要な課題

最後のポイント3は先生が「緊張バージョンの演奏」と「腕の重みを利用したリラックスした演奏」を実演してくれて、私の出している音はまさに前者、そして後者の演奏はダイナミクスの幅が広がり、深みがあってとても綺麗だった。うん、ああいう風に弾きたい。

今後は理論の勉強を含めていきたいのでテクニカルの練習曲は一曲ずつに絞る事になった。目下取り組んでいる曲はHeller Op.47 No.1

詳細の表現がまだ身についていないのと、ペースの不安定さが足を引っ張っていてスピードアップにまで漕ぎ着けない状態。





  1. フレージング表現をしながらクレッシェンドでpからfに一つのBarで一気に持ち上げる部分
  2. fの音量のキープ=スコア上でfが続いても気がつかずに音量を落としてしまうことはありがちなので意識的にきちんとキープしてどこからdimを入れていくのかしっかり把握して弾くこと
  3. スラースタッカートの演奏=テヌートにならないように音を出した瞬間に怠惰な感じで手を持ち上げ始める
  4. ピアニッシモの弾き方=ピアニシモの前の部分に小さなクレッシェンドをつけて変化を目立たせる。鍵盤に吸い付くように手を置いて音量をコントロールする

ということを意識して弾いたが、ビデオではやはりペースの不安定さが明らかに出てしまった。

メトロノームを使ってどこでスピードが狂いがちなのかを見定めて意識的にペースを安定させるようにと言われている。




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by uk_alien | 2018-09-15 00:34 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

Dawn - セクションC-E練習

Dawnに関しては、「スピードは出さずにどう弾くのか考えながら詳細を決めていくこと。セクションBの最後〜C〜Eが一番複雑なのでそこに集中してダイナミクスとペースの変化を使って水の流れのような動きが出せるよう練習すること」というのが先生から言い渡された目下の課題。

片手練習を繰り返した後、両手を合わせてビデオに撮った。あちゃー、全然駄目だ。





ちょっとメモる。

  • ビデオの一番最初の部分の右手、「四分休符+四分音符+四分音符」の繰り返しのところで休符をしっかり弾くことを忘れない
  • ↑この部分で右手のメロディーを少しクレッシェンドにしたいのに表現できてない
  • フレーズ内の流れがぎこちない=まだ手を動かすことに神経が行きすぎてどう弾くのかイメージして出した音を聞きながら弾いていない=もっと部分分けして片手練習する
  • forteのアルペジオに入ったらスローでも今からしっかりボリュームを出して弾く
  • アルペジオのターンがぎこちなく、時間がかかりすぎ。素早くスムースにターンできるように練習すること。
  • 右手1&2のリピート、うるさすぎ。メロディーが最優先、続いて左手のアルペジオの流れるような動きを出す方が優先。
  • 右手オクターブの繰り返しに入ってから小指のメロディー部分の2音目(四分音符)が短すぎる
  • 概して左手の伴奏に色と流れがない。フレージングとダイナミクスを考えながら片手練習すること
  • 左手繰り返して降りてくる部分がうるさい

沈没。地道に片手に戻って練習します。

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by uk_alien | 2018-09-12 03:47 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

スローーーーゥダァウン!

大雑把に楽譜を覚えると、あとはスピードを上げるだけだと思ってしまいがちな私。

そうしてレッスンに行くと「楽譜を覚えた気になってるけど、実は覚えていない」という事実がありありと表れる。あやふやなところや弾きにくいところで間違えて、片手ですら自分がゴールにしているスピードからは程遠いことを思い知る。

「でも運指を覚えて(殆ど、でも完全じゃない)いくつかのキーポイントもちゃちゃっと練習し終わった段階が一番混乱する時。理解出来たような気がするんだもの。だから早く完成させたいと思っちゃう。細かい点にこだわりすぎていつまでもゆっくり弾いていると、なんだかそんなことやってる場合じゃないと気持ちが焦ってくる!」という私に先生は「ピース完成への一番の近道は、部分部分をどう表したいのか、そのためにはどう弾くのかを決めていき、丁寧に練習してビルディングブロックを一つ一つ仕上げていくこと。こうしたアーティキュレーションや表現の練習を何度も繰り返していくと嫌でもスピードはあがる」と辛抱強く説明してくれる。

この「今はまだスピードを上げる段階じゃない。もっとゆっくり時間をかけて」というのが目下私が練習している全ての曲に当てはまっている。

この先ピアノが弾ける年数が限られていることで焦っているんだろうか。

うん、結構。

堪え性が無いんだろうか。

うん、大分。笑

フレージングの締めがpもfも全体的にスタカートになりがち(重いと言われたから軽くしたつもりだった 涙)でスピードも安定していないと注意され、楽譜に書いてある通りに弾くように注意されたBurgmüller Op.100 No.10。スピードを落として練習中。





でも楽しい。


[録音後記]
  • 軽さをもう少し出しせるだろうか
  • 二音のフレーズマークの部分がまだ短く切れている。軽さを保ってきちんと長さを出せるだろうか
  • forteの部分が物凄くつまらない。マイクロダイナミクスをもっと意識して効果的に弾こう
  • 楽譜通りに弾くのと特徴のない演奏は違う。ペースを保ちつつ聞き手が曲の変化の流れを楽しめるように演奏できないだろうか。Use your brain.
  • 先生が言う「Getting to know the piece」...わかっているようでわかってないような気がする。例えば新しい人と時間をかけて知り合っていくのと同じだろうか。フォーミュラはなく最後に正しい答えも待っていない...。

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by uk_alien | 2018-09-04 06:08 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

カメラ小僧のイギリス帰化人。愛機はライカMモノクローム。はたと思い立って始めた大人ピアノ初心者で目下楽しくて仕方がないピアノ練習と音楽理論の勉強をブログに綴る日々 ー London UK


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