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今年もまた負けた

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Cruftsが終わった。

いつも旦那と私はどの犬がベスト・オブ・ザ・ショーをとるか5ポンドの賭けをする。
勿論二人ともショー・ドッグのエキスパートではないので、みんながなんていってるかとか、ひいきの犬種だからとか、そんな程度だ。

昼間、犬に詳しい向かいの家のレズビアンのおばちゃんに出くわしたので、意見を伺ってみた。「わからないけど、あのワイヤー・フォックス・テリアはいいスペシメンよね」ふむふむ。今後飼うかもしれない犬のことなどアドバイスももらったので、義理ママお手製のオーガニック・マーマレードを貢物として進呈した。

散々迷った挙句、私はワイヤー・フォックス・テリア。
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旦那はオーストラリアン・シェパードに5ポンド。
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結果は、いつもながら旦那の勝ち。

ちっ。
by uk_alien | 2006-03-13 21:09 | animals

プライベート病院

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私は、働いている間はずっとプライベート医療保険をかけていた。しかし結局今まで一度も自分のことで使う機会はなかった。仕事を離れた今は、とてもではないがそんな高額な保険料は払えないので、もし何かあればNHSに頼ることになる。このまま暫くもしものことがないことを祈っている。

さて、結構な金額の所謂NHS内のプライベート医療ではない「プライベート病院」とは一体どんなところなんだろう?豪華ホテルのような最新施設を想像していた。が、勿論そんなもの、イギリスに存在するわけがない。

これまでに機会あってロンドンにある2ヶ所の大手プライベート病院を訪ねた。どちらもなんとなく施設がださい。衛生状態はおそらくNHSよりは断然よいのだろうが、70年代を彷彿させるベニヤのパネルやドア、やや色あせたカーペットや古くなった布張りの待合室のシートなどはせいぜい日本の国民保険病院レベルだ。

ただし、今まで会ったコンサルタントは半端じゃなくその道のプロフェッショナル。そして、いいもわるいもものすごく態度はドライ。「手術したいならしてもいいが、効果は痛みをなくすだけ。他のリスクを合わせると利点は下がる。ま、君次第だ。やれといわれればやるよ。僕にとっての身入りはいいし手術が入ったほうがすぐに帰れるから楽だ。」...おい、おっさん。目の前の苦痛に顔を歪める患者が目に入らんのか。

ところ変わって、今日は郊外にある中規模のプライベート病院へ付き添いで行ってきた。外観は郊外っぽく、屋根が瓦でぱっと見でかいフラットのよう。中の施設はロンドンの病院と同じようになんとなください。しかし、驚いたのは、さすが郊外、患者に白人のイギリス人が混じっている。驚きだ。私を除くと「いかにも外人」っぽいのがいない。

ロンドン中央にあったプライベート病院とは大違いだ。そこの総合受付では、非白人系外人(断然アラブ、ついでアジア、そしてオリエンタル・アフリカがぼちぼち?)の金持ちしか見かけなかった。何人かは黒リモで乗り付けてキャッシュをぼんとカウンターに置きそうなやつらだ。

更に、この郊外の病院、患者もスタッフも、もんのすごく品がいい。まじでもっとちゃんとした服着てくればよかったと思った。スタッフは受付からナースまで全員、今は絶滅に瀕していると思われる白人のイギリス人。きれいな英語で、しかもやさしく患者と会話をする。

待合室で暫く待って、「あれ?プライベートでもコンサルテーションが遅れることがあるんだな」と思っていると、受付の女性がつつつっと寄ってきて、座っている目の高さまで腰をかがめ、「Dr xxの診察が今のところ20分遅れています。申し訳ございません。大丈夫でしょうか?」と囁いた。しかもDr xxのアポの患者一人一人にささやいて回っている。一体どうやって顔を覚えたんだろう?という気持ちと、こうした、イギリスではもう死滅したと思われていた細やかな心遣いあるサービスがこんなところにひそかに生息していたのかとうろたえてしまった。

無料で命がけのNHS、高額だが迅速かつ優れたケアが受けられるプライベート。ここまでかけ離れてる必要はあるのだろうか?プライベート医療は法人として利益を出さなければいけないから患者の負担費用が非常に高額なのはわかる。ではもし利益を出す必要のないNHSで、患者の収入によって負担割合が異なる医療負担制度を導入したら、もっと迅速で、もっとよい医療サービスが提供できるだろうか?それはやはり医療サービスは貧富を問わず平等で受けられるべき、というNHSの基本理念に反してしまうんだろうか。

私なんかが考えても仕方ないのだが、帰ってくる道すがらやっぱり考えてしまった。
by uk_alien | 2006-03-12 04:28 | concept

ご褒美文化にあやかって

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ご褒美(treat)というコンセプトは非常に興味深い。

チョコレートなど普段は控えるようなカロリーの高い食べ物やレストランでの食事、ネイルにスパにサロンにホリデーなどなど、自分を励ましたり甘やかしてあげたりすることは人生の大切な側面だ、という考え方だ。で、

がんばったらtreat
がんばるためにtreat
自分をほめてあげるためにtreat
ストレスたまってtreat
なんにもなくてもtreat

根性論で育った私にとって、最初はなんとなく肌に合わず、「そんなあまっちょろいこといってちゃだめでいっ!」なーんて思っていた。そして今も「そんなこといってっからみんなデブになるんだ」とひそかに思っている。

しかし、このtreat文化に細胞の隅々までどっっっぷり使っている旦那はこのコンセプトなしでは生きていけない。ていのいい言い訳にしか思えないときも多々あるのだが、それを責めたてるのもなんだ。それに、結局のところ、我が家のご褒美は常に「美味しいもの」。私の無駄な抵抗は徐々に崩れ去り、今ではすっかり旦那のご褒美ペースにあやかって頻繁に美味しい思いをしている。

さて、一週間がんばって働いたらやっぱりFriday Treat。韓国スーパーでものすごく美味しそうな刺身が安く手に入った。旦那はハーフボトルのお酒を買って来る予定。「ささやかな」Friday Treat...になるはず、だった。

しかし買ってきたのは久保田の紅寿(もちろんフルボトル)。それに加えて寿司と更なる刺身パック。とどめにむっちりとした大福2個。

「金曜日だもん。レストランに行ったと思えば安いでしょ?」

セーブするためにレストランに行かないんだってのに、これじゃ全くセーブにならんだろう!しかも四人家族が食う量だろうが、これは!...と喉まででかかったが、ぐっとこらえた。やつを日本のスーパーに送り込んだ私も悪い。10ポンドまでは家計費から出そう。

テレビでCruftsと、Hastleを観ながら美味しいお酒とお刺身を楽しんだ。これがあるからがんばれるんだろうな、仕方がないか、と思いながら来週は爪に火をともして節約すると心に誓った。
by uk_alien | 2006-03-12 01:55 | food & drink

普通の幸せ

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いつも8時半とか9時に帰ってくる旦那から5時半に電話。

「今日8時からCruftsの初日だよね。で、僕は牛乳を買って帰らなくちゃいけないから早めに駅に着いてなきゃいけないんだよね。」
「(あ、そういえばそうだった。)そうだよねー。今日は晩御飯、野菜天ぷらだからね。楽しみにしててね。」
「やったー!」

私は生活を営む基本能力がどうも欠けている。掃除、洗濯、アイロン、DIY、買い物etc.。それぞれの分野は出来なくはないが、バランスよくルティーン化するに至らない。また、テレビの番組とかの時間はいつも忘れてしまうし、生活備品やちょっとした食品を買わなくちゃいけない、とかいうのも大抵忘れてしまって、「明日/来週でもいいや」とあきらめるか、どうしても必要に迫られた時に買うタイプ。でも旦那はちゃんとそういうことを覚えていて、更に仕事の時間までそれに合わせて調整することが出来る。仕事を理由に家庭をおざなりにする昭和一桁オヤジ哲学が何気にしみついている私にしてみれば神業だ。

8時前に食事を終えて家族全員しっかりソファに座り込んだ。兄猫は旦那のひざの上に、妹猫は私のお腹の上に。ドッグショーなんて所詮大したことはないのはわかってるけど、こういうことを楽しみにする普通のひと時がすごく幸せだ。

普通の幸せを実現できる男、私にとってこの旦那、Godsendとはこういうことをいうのだと思う。

(グループチャンピオンがそれぞれ選ばれた後、最終ラウンドでどの犬が勝つか5ポンドの賭けをする。Godsendに感謝はしてるが、絶対勝つぞと誓う私なのだった。)
by uk_alien | 2006-03-11 03:10 | food & drink

兄妹仲良く...

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犬でも猫でも子供でも、二匹/二人いるとその違いが浮き立つ。

我家の猫は二匹セットでロンドンのレスキュー・センター、Battersea Dogs' Homeからひきとってきた。兄妹、かもしれないし違うかもしれない。

兄は半ロン毛でいっつも身奇麗にして毛づやもよい。身のこなしも洗練されており、頭がよく、愛情たっぷり。life is all about comfortというのが彼の哲学で、いつも旦那か私のひざの上にふかふかな身体を丸めている。家の中でも近所でもどこにいても口笛で呼ぶと走ってくる忠実な猫だ。「good dog!」といつもほめている。しかし滅多にきけない彼のミャオはものすごいソプラノ。旦那からはpoofといわれている。

対照的な妹は、なぜか一切毛づくろいをせず、すごく臭くふけっぽい。頭がにぶく、動きがなんとも貧乏くさい。恐らく前の飼い主にいじめられたのだろう、家にきた当初は私達によりつくことはなく、とくに旦那を怖がった。しかも嫉妬深くずる賢い兄ちゃんにいつもいじめられているので根性は底なしにいじけている。古雑巾を絞るよな彼女の鳴き声はすざまじいボリュームだ。こういう子がいじめっこのターゲットになるんだよな、となにげに思う。

昨日の雨の中、夕方になってやっと散歩から帰ってきたこの妹はひどい有様だった。この匂いはもう我慢ならん、ということで彼女を風呂に入れることにした。ものすごい罵倒の言葉(だと思う)を間断なくのどの奥からふりしぼる彼女をおざなりになだめすかして、シャンプー、タオルドライが終わった。この寒い中ぬれたままでは放っておけないので、再び怒鳴り散らす彼女をドライヤーで半乾きまで乾かした。数日間は私によりつかないだろうな、と思っていたら、どっこい、きれいになってよほど気持ちがよくなったのだろう。昨夜のシャンプーの一件から彼女は私のそばを離れずのどのごろごろも止まらない。今日もご機嫌よくにわか貴婦人のように振舞っている。

動物というのは本当に面白い。
by uk_alien | 2006-03-10 01:06 | animals

英語と「ぼのぼの」なトラウマ

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ある時期、フルタイムで働きながら、週末に米軍基地の中にあるメリーランド大学の分校で単位をとっていたことがある。クラスは私以外は皆米人で言葉の障害はあったが、そこは恐れをしらぬ若さの力、やりがいがあり、学びも多く楽しかった。

さて、その後恐れを知らぬまま、ところ変わってイギリスの大学院。メリーランドでの経験もあるし、よもや英語でつまずくなんて夢にも思っていなかった。なめてかかっていたのだ、身の程をわきまえぬ愚か者め。

カーマを察するのに時間を要すことはなかった。...やばい。まじでやばい。まったく、まったく英語がききとれない。まず、イギリス人の英語がドイツ語にしかきこえず、何をいっているのか、さっっぱり、わからなかった。しかも、ロジックについていけない。一つのことを言うのになんでそんなもってまわった言い方をするのか、なんでそんな皮肉っぽい言い方をするのかががわからない。さらに、クラスの雰囲気が...硬い。めちゃ硬い。アメリカから留学してきた女の子は一学期が終わる前に帰ってしまった。

毎日が「ぼのぼの」の汗かき図だった。苦労を共にするフェロー非英語圏生徒が周りにいないのは以前の経験で慣れていた。しかし、英語が堪能なインド人やトルコ人のクラスメートの「流暢な」英語がヒンデューかターキッシュにしかきこえないというシナリオは想像していなかった。きつい。

「ぼのぼの」状態で、とりあえず走りつづけた。走りきって完走した。卒業というより、まさに完走だった。

で、実をいうと、6年たった今でもこの「ぼのぼの」のトラウマに悩まされる。ふとした拍子に、「私にこの人のいうことが理解できるわけない」という外人恐怖症的不条理な考えがふっと頭をよぎるのだ。で、実際コミュニケーションはスムースにいくか、なんとかなってしまうのだが、このトラウマ、どうしてもまだ消え去ってくれる気配がない。

性格だね。

といわれるとそれまでなのだが、私にとっての適応の道はまだまだ長いようだ。
by uk_alien | 2006-03-09 22:01 | english

いうこときかないなら、お金をあげよう

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企業においても政治においても、イギリスの、新しいアイディアに対するオープンマインドな姿勢、実行・効果測定を行う行動力(そして忘れ去ってしまうという傾向はちょっと脇においておいて)は目を見張るものがある。ドグマティックな傾向が強い私はこうした姿勢を目の当たりにするたびに感心し、見直さなければと思う。

それでも、労働党が行うトライアルには耳を疑いあごがおちるものが多いのが事実だ。チャンセラー(大蔵大臣?)ゴードン・ブラウンとチルドレンズミニスター(子供大臣?笑)のビバリー・ヒューが送る10のテスト・プロジェクト。そのうちのひとつは、いうこときかないなら、お金をあげよう。

路上にうろつく反社会的な若者の数を減らすため、貧乏なティーンに「スマートカード」を渡し、月25ポンド、総額300ポンドまでのトップアップを渡すそうだ。悪いことをしつづけたティーンからはこのスマートカードを取り上げちゃうという、飴と鞭でいえば飴のテストケースだ。

でも何か変じゃないだろうか?

私の家はお金がなかった。高校までは行かせてもらったが、高校時代の教科書代や遊び金は自分のバイトのお金で払った。時給380円の喫茶店のウェイトレスだ。働けばお金は入る、お金があればモノも教育も買えるのは事実。生まれや他の人との違いを呪ってもどうしようもない。要は自分次第だ。

ステイトスクールに行く16歳の義理の甥っ子は、ニュースペーパー・ラウンドと呼ばれるこっちの新聞配達のバイトをして、身の回りのものから自分が夢中なパイロット・スクールのフィーまでバイト代で払い続け、ついにソロで飛べるところまで来た。両親は尊敬できるすばらしい人たちだが裕福な家ではなかったので本当にえらい奴だと思う。

お金というのは稼いで手に入れるものだと私は思う。
貧しいから、子供だからといって国がただでお金を渡すのはおかしいと思う。
by uk_alien | 2006-03-08 20:42 | venting

個人情報を守ろう

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イギリスにきて、日本にいたときと比べ物にならないくらい、ダイレクトメールやセールス電話の量が増えた。私の名前もろくに読めない人間に親しげに「Mrs ...?」とか電話口でいわれると無性に腹が立つ。

個人情報を規制する法律がしっかりしている割には、情報漏れがひどい。また、何かを発注するときに気がつかないような端っこにスモールプリントで「グループ会社で個人情報をシェアされることを望まれない方はここをティック」みたいなトリッキーなやりかたをしているところもある。

昨夜義理ママから電話があった。(蛇足だが、先週の土曜におじゃましたから、その後から数えると4度目の電話だ。)
なんとなく元気がないのでどうしたの?ときくと、昨日のうちにセールスコールらしき電話が3回もあったそうだ。最初のコールは「なにやらあやしげな外国のアクセント」。きいても何をいっているのか判らないので切ったそうだ。その後かなり時間をはさんで、それぞれ別の声で2回、「Mrs ...?」と名指しでかかってきたそうだが、これらに対しては何も言わずにすぐに切ったらしい。

「私はtpsに登録しているのに、一体どこからこの番号を手に入れたのかしら?」

このtpsというのはTelephone Preference Servcieという公的機関で、ウェブサイトで簡単な登録が出来る。そうすることでイギリス国内にある団体、機関、会社からであれの一切のセールス/マーケティングコールをシャットアウトすることが可能だ。個人情報を扱う団体、機関、会社はこのデータベースのチェックが義務付けられているらしく、もし、うっかりこの登録者に電話をしてしまった後、通報されると罰金が科せられるそうだ。我家は登録してからてきめんにセールスコールの数が減った。それでもかけてくる会社もごくまれにあるが、「tpsに登録しているからうちにはかけられないはず...」とまで言ったところで相手はあっさり引く。

旦那が義理ママに「とにかく相手の団体の名前を入手すること、相手のいってることがききとれなかったら綴らせればいい、相手をペースにのせず、どこからかけているか、どこから番号を入手したか、この番号はtpsに登録しているからマーケティングコールはかけられないはずなので通報させてもらうとはっきる伝えること」、と指示を与えて落ち着いた。

ちなみに、自宅で受ける電話に関し、「外国のアクセントで何をいってるのかききとれない」と真剣に当惑し嘆く可憐なイギリスのご婦人(チェコ生まれだけど)を可哀想といえばいいのか、なんといえばいいのか、外人の私にとっては複雑な気持ちだ。生粋のEnglish Gentlemanの義理の父が生きていれば「時代も変わったものだ」とでもいうのだろうか。
by uk_alien | 2006-03-08 01:57 | great about it

おむすび弁当

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うちの旦那は料理が好きだが食べるのはもっと好きだ。さらに、それにもましてワインが好きなので体重は一向に減らない。なので、買うサンドイッチよりはまだカロリーも少ないだろうと、私は彼がオフィスで食べられる日にはなるべくお弁当を作ってあげるようにしている。

弁当といえば、ある友人の子供がおむすびを学校に持っていっているのだが、どうやら学校で「い゛~」と皆にからかわれるらしい。「サンドイッチにしようか?」というママに、「でも僕はおむすびが好きなの~」。結局、ぽんと口に放り込めるサイズのおむすびにして、人に見られる前に食べてしまうことで解決したそうだ。

この話をきいていた私は心配して「本当にこんなんもっていってばかにされない?」と旦那にきくのだが、彼は「大丈夫、大丈夫」といってわくわくして持っていく。なにげにけなげだ。しかもきんぴらごぼう添え。しぶい。
by uk_alien | 2006-03-07 23:06 | food & drink

楽しいガーデニング?

ホリデー最後の日の、楽しいガーデニング。

残念ながら地面はまだ凍っている。植物を植えることはできない。
旦那は自慢の真っ黒な野菜畑の土にレッドオニオンを植えることにした。私はフラワーベッドを広げるとしよう。ラインを決め、スコップで芝生を取り除き始める。
こつん。石にスコップがあたった。

いつものことだ。どうせ増築の際にビッチの家族が庭に埋めたレンガかコンクリート、さもなければフリントだろう。堀り起こす。うーん、しぶといな。あれ?掘っても、掘っても...。

オニオンを植え終わった旦那が様子を見に来た。フラワーベッドを広げるどころではなくなった。芝生からフラワーベッドにかけてなにやら柱状のものが埋まっているようだった。

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コットンラベンダーを動かし、愛しいオールドローズを持ち上げて掘り続けた。が、この塊、一向に動く気配がない。

旦那が車からジャッキをとってきた。ジャッキを塊の下に置いて、少し持ち上げて木を地面との間に挟み込み、ジャッキを奥に動かして再び少しずつ持ち上げる、ということを注意深く繰り返した。大分ジャッキで持ち上がってから、二人で何度か押し立てようとプッシュした。

しぶとい。さらにジャッキで持ち上げていく。幾度かのトライアルとその間の私のビッチに対する日本語での罵倒の言葉を交互に繰り返し(こういうときバイリンガルというのは非常に便利だ)最後は一気に押し立てた。

たったららー。

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さて、どうしよう。人力で運べる重さではない。No choice。行く手をはばかるラベンダーを掘り起こし、フラワーベッドの反対側に押し倒した。いずれはこの中央のフラワーベッドに沿って土を支える低いレンガの壁を作る予定。その時にその壁の土台の一部にするか、さもなければ壁の足元に沿ってフラワーベッドの底に埋めるしかないだろう。押し倒した後、旦那と二人で邪魔にならない様に動かした。てこの原理はすばらしい。

楽しいガーデニング、のはずだったのに...身体が、痛いぞ...。
ビルダーのばかやろ~っ...やろ~っ...やろ~っ...(エコー)
by uk_alien | 2006-03-06 02:16 | garden

カメラ小僧のイギリス帰化人。愛機はライカMモノクローム。はたと思い立って始めた大人ピアノ初心者で目下楽しくて仕方がないピアノ練習と音楽理論の勉強をブログに綴る日々 ー London UK


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