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読書、読書

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Mayfairエリアをぶらついた。用事がなければ滅多に行かない地域なのでとても新鮮に感じられた。

ロンドンもまだ棄てたものではない。

"When a man is tired of London, he is tired of life; for there is in London all that life can afford." - Samuel Johnson


Samuel Johonsonといえば、彼が母親の葬式代をまかなうために一気に書き上げたというThe History of Rasselas, Prince of Abissiniaを先日読了した。英英辞書の編纂者著、というだけに辞書なしでは読めない豊富な語彙だが、ストーリーは単純なので結構楽しめる。そしてその中で語られる人の非幸福と幸福に関する考察は鋭い。

ちなみに。RasselasとFifty Shades of Grayとどちらを読もうか迷ってGrayのサンプルチャプターをアマゾンキンドルでダウンロードして読んでみた。読み始めた本は滅多に途中でやめないタイプだが、そのあまりの平坦で幼稚な執筆に驚かされ、これで三部作を読んだらそのために浪費した人生の時間を真剣に後悔すると確信して、やめた。

Good choice。

で、今は島崎藤村の破戒を読んでいる。二年前の引越しの折、所持していた日本の小説を手放した先から読了後の感想を聞き、新鮮に思って再び読んでみようとウンロードした次第。恥ずかしながら日本語の本を読むのは十数年ぶりで、読み始めから真剣に動揺してしまった。読めない。意味が推察できない。それでも、iBookの国語辞典(結構役立つ)とgoogleを駆使してゆっくり読み進むうちに小説の世界に入り込んでいくことができたた。くさっても母国語。

本は読み返す度に異なる印象を与えてくれる。ふとTVドラマや映画やゲームも同じなのだろうかと考える。忙しくて本を読めなかった時期を振り返り、もっと良い本を沢山読んでおけばよかったと少し後悔した。
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by uk_alien | 2015-04-06 19:54 | books | Comments(2)

London, UK


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