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ばいばいBertini

ファーストビートに集中してたらセカンドビートの後が遅れる、緊張はまだとりきれない...

が、今日やっと先生の「ま、よしとしましょう」がもらえた。うう、嬉しい。頑張ったのでとても嬉しい。ばいばい、Bertini。

これでLisztのRomanceの左手スピードアップに集中できる。目標両手♩=70、なので片手で♩=100まで上げようとしているのだが...これもまた容易ではない。涙

今週末はイースター休暇で長いお休み。私たちはWalesに住む義理の兄夫婦の家に犬猫を連れて総出で泊まりに行く。ウォーキングホリデーだー!わーい。

彼の家には義理ママから譲り受けた古いイギリス製のピアノがあるので遊びに行くたびに弾かせてもらう。ハープのような、古い昔のピアノ音がして独特の味わいがある。

彼の息子達は一人はピアノも軽く弾きこなすプロの弾き語りギタリスト、もうひとりは仕事はファイナンス関係だがピアノグレード8の持ち主で目下Appassionataの第三楽章を独学で練習している輩。その中に混じるとしょぼーんと縮こまる私。

でもいいんだ。地道に頑張るんだもん。もん。もん。

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by uk_alien | 2018-03-27 03:21 | Piano ピアノ | Comments(0)

スピードの壁

初心者のスピードの壁は90〜120 bpmあたりにあるそうで、私はこの壁にガツンガツンと頭をぶつけて大分月日が経つ。

目下のネメシスはBertini Op.100 No.14とCzerny O.139 No.70。前者はスピードは100 bpmで安定したけどどうもアーティキュレーションがおぼつかない感じで足を引っ張るので今その調整をしているところ。

Czernyの方は最終目標は両手120 bpmなのだが、100〜110 bpmあたりで暫くぼーっと頭を使わないで練習していたら手が間違いを学んでしまい思考のフローも上手く流れなくなってしまった。しょぼんとして先生に正直にそう伝えると、ブロークンコードの見直しとアーティキュレーションをよくするために次の練習をするようにと言いつかった。

①4つの16分音符のグループのうち、アクセントを異なる場所につけて練習する
②軽い、切り離した音で弾く(綺麗に引けなくても良い)
③ブロークンコードをダララーっとアルペジエーションで弾く

ざっとこんな感じ↓
①は動画ではちょっといい加減。ともあれこれらの練習とともにセクションごとにスピードアップして全体のスピードを上げていく(予定)。

下の動画は両手128 bpm。どれだけ早く走れるかだけを考えてとにかく全速力で駆け抜けている感じ。アーティキュレーションがついていけないのはわかるけど手の緊張が気になる。気をつけないと。



ちなみにCzernyが亡くなる前に最後に書き上げた曲はOp.861 30 Studies for Left Handなのだそうだ。なんてロマンチック。次のOp.862は左手の薬指の為のエチュードにしようと目論んでいたに違いない。

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by uk_alien | 2018-03-22 08:26 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

ピアノをできるだけ長く楽しむツールキット

私は小さい頃から緊張の塊。

柳も幽霊から抽象的なコンセプトまで何から何までが怖かった上に、周りの人たちと違うことを出来るだけ隠していくことにエネルギーを費やしたりして緊張状態が普通になってしまった。今から思えばみんながみんなそれぞれ違っていたのにね。

学生の頃友人に「樹木に例えるなら uk_alienは柿の木だね」と言われたっけ。言い得て妙。

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大人でも子供でもそういうタイプの人とそうでない人はパッキリ分かれるとピアノの先生は言う。

勿論どちらのタイプでもその人なりでいいのだろうけど、楽器を弾くとなると体の緊張が怪我に繋がるので注意が必要だ。頭をフル回転しながら理想の音楽を奏でるために体、主に上肢を動かすのだから誰でも肩、腕、手指が緊張してしまうのは当たり前だし、緊張しやすいタイプの人間なら尚更。しかも筋・骨格系が影響を受けやすい身体だともうダブルワミー。

ピアノを習い始める前から様々な理由でフローズンショルダー、バネ指、ゴルフ肘、テニス肘、関節炎を患ってきた。これでピアノなんか習っていけるのかとも思ったが、ある意味では逆に痛みに敏感に反応して対処するようになったので上手く体質と付き合えるようになったと思う。

で、そんな私の目下の「ピアノを出来るだけ長〜く弾いていこうね」中年版ツールキット。

その1 ピアノの先生←貴重な存在。私の手の緊張を指摘してくれ、ご自身の経験からの様々なアドバイスをしてくれる。あの小さくしなやかで緊張していない手から奏でられる美しい音を聞くと、身体を緊張させないでピアノを弾くことは「不可能ではない」と思える。

その2 ウォームアップ:British Association of Performing Arts Medicine(演劇・音楽・舞踏のプロ・セミプロ・プロになるために勉強中の学生達の健康を推進するイギリスの非営利団体)がウォームアップのための小さなリーフレットを出していて、ピアノを始めて以来レッスンでも自宅でも必ずこのウォームアップを行っている。→BAPAM Musician's Warm Up Leaflet
身体の状態によっては休憩中やクールダウンに再度行うと良いと言われているがやっていない 汗)

その3 タイマー:スマートフォンのタイマーを45分にセットし、それを超えて練習し続けることはしない。(...してしまうことも過去にあった。しかし、その代償はしっかり払わなければならない事を身を持って知ったので今はもうしない。)その後再び練習に戻る時間と体力があれば15分の休憩を入れる。2セット以上練習してもっと練習する時間と体力があったら、全く別の場所で全く違う事をして再び練習に戻る方が効率的、らしい。ちなみに脳の集中力は25分くらいが限界なんだそうで、それを賢く踏まえて効率的に練習しろと先生に言われているが、生来頭も効率も悪い私にはちょっと難しい。

その4 ネックウォーマー:冬場は特にお役立ち。電子レンジであっためられるタイプのもの。↓
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その5 マッサージオイル:寝る前やちょっとした休憩の合間に自分で腕、指、手をマッサージすると効果的。リラックスできる香りのロクシタンのマッサージオイルがおすすめ...う書こうとして...日本での値段をみて愕然とした。5600円。この値段なら絶対買わない。安価なお気に入りのオイルでどうぞ。

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その6 消炎効果のあるジェル:使わなくて済むのが一番なのだが、気温の低い日に部屋の温度に気づかずテクニカルの練習をして、夕飯作ってる時にシクシクと痛みがやってきて「うわー、やってもうたぁ」と思ったら私はVoltarol。イギリスでは普通にカウンターで買える↓
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その7 怪しいリハビリ道具①:以前肘の腱鞘炎を患った時のリハビリ道具で良いと思ったのはこの温泉街で売っていそうなマッサージの道具。要はプラスチックの棒にローラーが沢山付いているその名も The Stick。腕のマッサージに効果的。

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その8 怪しいリハビリ道具②:Thera-bandのFlexbar これも腱鞘炎を患った時に手に入れたもので日本のamazon.co.jpでも売っている。
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ちなみにその7と8はこの人↓のyoutubeのビデオを観て良さそうなので購入、地元のちゃんとした理学療法士さんの治療と同時進行して使用した。一生治らないと悲観していたのに治ったのでとても嬉しかった。この理学療法士さんがネックウォーマーと自分でするマッサージを勧めてくれ、それ以来これらを使ってなんとか上手く自分の体と付き合っている。




以上、こんな感じかな。ピアノ用ってわけではないけれど、緊張を解くのに時々20分くらいのヨガのDVDも使っている。

そう言えば、先日「ピアノの練習計画・記録」という記事で紹介した表。頑張って使っていて結構役に立っている。意欲的すぎて達成できない傾向があるのは変わっていない 笑。が、なんか記事にそう書いたらそれも普通だよな、と思えるようになって、その日中に出来なかったら計画を修正して、いつか無謀すぎない計画がきちんと立てられるようになると楽観できるようになった。

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by uk_alien | 2018-03-20 22:33 | Piano ピアノ | Comments(0)

"私は偉大なピアニストになっていたことでしょう"

“It’s a truth universally acknowledged, that a single man in possession of a good fortune, must be in want of a wife”

...というのは日本でいう「春は曙」や、「祇園精舎の鐘の音」、「月日は百代の過客にして」と同じくらい、地元イギリスでは知られたJane AustenのPride and Prejudice(高慢と偏見)の出だしだ。

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このお話の中で、お金と身分階級をしっかり兼ね備えた未亡人のLady Catherine de Burgh(Mr Darcyの叔母さん)がディナーの後の会話でこうのたまう。

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「There are few people in England, I suppose, who have more true enjoyment of music than myself, or a better natural taste. If I had ever learnt, I should have been a great proficient」(私ほど音楽をこよなく愛し、優れた鑑識力を生まれ持つ者はイングランドにはまずいないでしょう。もし私がピアノを習っていたならば習熟を遥かに極めるレベルに達していたはずです)

頭から花瓶の水をじゃーっとかけてやりたい衝動はさておき。(フィクションなんだから...)

彼女の経済力とコネクションがあればドイツかイタリアからいいチューターを雇えただろうし、いい音楽を生来聞き続け耳が肥えていただろうからとても上手に弾けるようになっていたのかもしれない。

でも、習ったことないからそういうことが言えるんだよね。お金があろうがなかろうが歳とって習い始める勇気がないからそう言うしかないんだよね。

そうしてDarcyの叔母さんを侮蔑しつつ、私は地味〜な練習に励むのである。

世界中の大人ピアノ初心者たち、頑張ろうね。😊

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by uk_alien | 2018-03-18 17:02 | Piano ピアノ | Comments(0)

ピアノの練習計画・記録

レッスンに向けての気の引き締め方が最近再び緩んでいると自覚。
(定期的に反省しては再び気が緩むというサイクルを繰り返している。)

先生に教わったことを書き留めるレッスン記録のノートはきちんといつもつけている。

が、それぞれの曲に関してはきちんとした計画表や記録はなく、また、次のレッスンに向けての練習計画も(いつも意欲的すぎて達成できなかったことから)何となくやめてしまっていた。

練習計画を立てることの利点は「この曲に関しては今どんな感じ?」とレッスンで聞かれた時に最後に弾いてみた時の記憶で「全然ダメなんですぅ」といった回答にならずに「〇〇のセクションでXXのテンポで△△の練習をしました」と理性的な説明が出来ることだった。

いきあたりばったりな練習からもう少し理性的で計画的な練習の仕方に少しずつでも変えていけたらいいなと思って、再びレッスンに向けての練習計画表を使ってみようかと思う。(↓シンプルなA4のシートを作ってみた)
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それぞれの曲にも全体的な視点からみた計画・記録をつけていってみようと思う。

つけるのがうざったかったらあっさり止めようっと。

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by uk_alien | 2018-03-17 04:18 | Piano ピアノ | Comments(0)

初心者ピアノ練習法 − リタルダンド

レッスンでリタルダンドがきちんと出来てないので集中して練習するようにと言われた。

リタルダンドritardando)とは、

音楽の速度標語の一であり、テンポを次第に落としてゆく表現方法を指す。略称は rit. 」または ritard.」。ラレタンドw:rallentando)も同様の意味である。反対語はアッチェレランド(Wikipediaより)

というもの。


rit.のサイン以降、a tempoで元のスピードに戻るまでは「徐々に一定に速度を落とすのが基本」で、その間テンポが上がったり下がったり、また、音符の長さが変わったりすると聴き手にとって「?」という演奏になるらしい。

ではどうやって一定にテンポを落としていくかというと、まずきちんとプランを立てること。しっかり考えておかないと天才か何かでない限りその場でチャチャっとなんか出来るものではないそうだ。rit.の最初のスピードを定めた後、一番最後のスピードを決める。そこにたどり着くまで一定に速度を落とすために譜面上でチェックポイントを決めてそこでどれくらいのスピードにするかを決める。例えば私のRomanceの場合、♩=70で入って♩=50まで落とすと決めて、その間♩=60、♩=55のチェックポイントがどこになるのかを譜面上に書き込む。もちろん弾いてみてイマイチだったらプランを変更する。

練習ではメトロノームでスピードをチェックする。決めた速度でなければ絶対にいけないということは勿論ないが指標を持つのは断然有利。演奏の際にはサブディヴィジョンを含めてしっかりカウントし(One & Two & Three & ....)そのカウント自体のスピードを落としていく。

「えーーそこまでやるのーーー?」という気持ちが先に立ち思わず口をつく。でも先生は真剣。「そこまでやるんです。フレージングもアチェレランドも長ーいクレシェンドもプランがなければ常に運に任せることになるでしょう?」

確かに「カン」という神秘のベールをを取り除けるのは学習者にとっては有利。

練習の仕方は色々あるだろうけれど、私は

  • メトロノームのスピードをプランに合わせて落としていくと同時に楽譜を見ながら口に出してカウントする
  • その後メトロノームなしで口に出してカウントしながらピアノを弾きそれをスマートフォンで録音してその後タブレット上のメトロノームを使ってスピードチェックする

という方法をとることにした。

(↓こういう感じ)



うーん、smorzandoっぽくない。

  • ♩=70を長めにキープしてもう少し後からスピードを落とし始めよう
  • しっかり♩=50まで落としてみよう


何度も弾いて、その度に「こうじゃないんだよな」と思って疲れてしまうより効果的かもしれない。


【追記】計画を立てて上記のように練習した後は、スピードを各所でスポットチェックするやり方で十分だと思った。演奏の際カウントをしっかりし、そのカウントのスピードを落としていくことがキーだと思う。(だからそう言ってるじゃない、と先生の声が聞こえる 笑)


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by uk_alien | 2018-03-15 08:28 | Piano ピアノ | Comments(0)

万年筆はイタリックス

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(なんか昭和のコマーシャルみたいなタイトル 笑)

昔から万年筆が好きだ。美しい道具だと思う。

好きで沢山集めている人たちの気持ちがよくわかる。また、字が綺麗だったり文章を書くのが好きな人たちは道具にこだわる気持ちもあるのだろうと察する。

私は字も文章も下手な上、何十年も前に分不相応に高いお金を出して買ってしまったモンブランの書き味をどうしても好きになれず、以来筆記用具は安いものを使うことにしている。失くしたら悲しいし、昨今は文字を書くという行為自体殆どしていなかった、という事実もある。

さて、昨年末。年が新しくなると同時に少し気分を変えたくなり、紙のオーガナイザーとペンを使いたくなった。知る人ぞ知るファイロファックス。未だ売られているので驚いた(笑)イギリスのブランド。


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リマインダーや周期的な予定の管理はスマートフォンの機能の方が断然優れているのでそちらを継続して利用し、紙のオーガナイザーは自分が使いやすいレイアウトのレフィルをダウンロードしたり自分で作ったりしてプリント、主に計画用途に使用している。

せっかくだからここでペンも新調しようと思いペンマニアさんたちのご意見を少しネットで調べてみた結果、イギリスのあまり知られていないブランドで書き味のよさと費用効果の高さでさり気なく人気のあるItalixのParson's Essentialに非常に興味が湧いた。ローカルだし、値段も一本42.95ポンド(6300円くらい)と質の良い万年筆にしては安価。Medium Non-Italic(普通の先が丸いタイプのニブ)とMedium Cursive(少しイタリックのようになっているタイプのニブ)を購入した。


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このMedium Non-Italicの使い心地がとても良い(上記写真の一番上、インクはダイアミンロイヤルブルー)。ブラスのボディということで手に心地よい重みを感じさせてくれる。インクのフローが良いせいか、私がこのペンを使うと筆圧が高くならずちょっと細めな飾り気のない書き上がり。しかし手の疲弊を感じさせず、勉強するときのノートとりに最適だ。

あまりに気に入ったので同じく万年筆ファンの旦那にも買ってあげることにした。同じニブだけど彼は筆圧が高くストロークの太さにバリエーションが出るので書きあがりが私のものとは全く違う。今ではとても気に入ってメインのペンとして使っているようだ。しかもインクは美しいオックスブラッドで。ブルーブラックだけしか使わない人だったのにすっかりハマって「もっと違う色を買ってみようよ」とワクワクしている 笑。

Medium Cursive(上の写真、上から3番目、ダイアミンのオックスブラッドインク)も書きやすいが長時間使うならMedium Non-Italicのニブに軍配が上がる。

写真の上から2番目はモンブランのマイスターシュティッククラシック(手が疲れるので好きになれない)でダイアミンのエバーグリーンインク、一番下は超安価なシェーファーのカリグラフィーペン(安かろうこんなもんだろうというクオリティ)でダイアミンのエンシェントコッパーインク。

オタッキーでしょう 笑。

ちなみにイタリックスを販売しているMr Penのカスタマーサービスが旧式のスタイルでとても行き届いていてちょっと驚いた。きっと昔のイギリスってこうだったんだろうなあと思わせてくれた。

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by uk_alien | 2018-03-14 05:59 | great about it | Comments(0)

Circle of Fifth(5度圏)の不思議と調号⇄キーの割り出し方

なんだか耳にして、何となくわかんないままとりあえず頭の中に保留にしておくものってあると思う。で、放っておく時間が長くなればなるほどその言葉自体に何となくミステリアスな響きが帯びてくるような。

最近で言えばこのCircle of Fifth(5度圏)がそう。レッスンでもあまり触れなかったから余計にこの図が何だか分からない。小学校に入学して給食当番表の意味が全く分からなくて密かに苦しんだ暗い過去が蘇る。

そういえばどこかでバッハのWell Tempered Clavier(←いろんな意味ですごいものらしい)についての話を聞いた時に、余談でピタゴラスによる弦の長さとピッチに関する発見と、その後に調整され使用されるようになった調律法と、さらにそれを調整した調律法について云々いってたな。ぐるっと回って戻ってくるという。この図はそれに関係があるに違いない。

とりあえず私が今知りたいことはMajor・Minorの各キー、Key Signature(調号)上のフラットとシャープの数、Relative Key(平行調)について。そしてもしこの不思議な図がこれらに関して何かを分かりやすく表しているのであればそれは何かということ。

そこで先日、このCircle of Fifthの図をこれまでの自分の知識で理解してみようという気になった。

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  1. Cから時計回りに行けば#のMajor Scaleで、#が一個ずつ増えていくんだよな。これはわかる。でもC# Majorの後はどう理解すればいいんだろう?
  2. Cから反時計回りに行けばbのMajor Scaleで、bが一個ずつ増えていくんだよな。これもわかる。でもCb Majorの後はどう理解すればいいんだろう?
  3. 待てよ、これまでMajorばっかりで考えていたけど、Minorはどうなるんだ?あ、Aから始めればいいんだ。Majorと同じように時計回りで#の数が、反時計回りでbの数が増えていく。でも#やbの数が8個以上になったらどう理解するんだろう?
  4. 大体5thって言ったって、C→G→D→A→E→Bとこれまではわかるけど(白い鍵盤上で5番目のキー)、何でBの次がF#なんだ?...そう言えばピタゴラスの話を聞いた時に「Perfect 5thで動いて行けば」って言ってたっけ。そうか、5thってPerfect 5th (3.5 tones)のことか。納得。
  5. C MajorとA MinorがRelativeなら他のキーの関係も図の上で同じかも知れない。同じだ。C→Aと同じ角度で時計回りで見てみればG Major - E Minor等、反時計回りではF Major - D Minor等とRelative Keyを示している。 このMajorとMinorの「Relative」の間隔はC→Aと同じで決まって1.5 tones。先生が時々口に出していたけれど、今まで何を言っているのかさっぱり分からなかった 笑。

と、ここまでを図の上半分で考察。

次のレッスンで先生に確認してみると、「その通り。でも今の段階ではMajor(Cから)とMinor(Aから)の二つの図に分けて、更に”サークル”ではなく7つ目の#で終わる円弧と7つ目のbで終わる円弧が最後の3つのEnharmonic Key(異名同音)で重なるように書いて考えた方がシンプルでわかりやすいと思う。8つ以上の#やbのキーは理論上のキーで意味がないから」とのこと。そして下半分の図を書いてくれた。ふむ。1と2の疑問点が晴れる→今は考えなくていい。(笑)

更にKey Signature(#・bの数)⇄キーの名前の関係を考えるときはこの図から割り出すのではなく、既に教えた下記のルールの方が断然早いから今まで通りそちらを使うようにとのお達し。

① シャープ#
<Major> Last# + 0.5 tone = Name of Key(Key Signatureの最後のシャープから半音上がったところがキーの名前)
<Minor> Last# - 1.0 tone = Name of Key(Key Signatureの最後のシャープから全音下がったところがキーの名前)

② フラットb
<Major> The second last b is the name of the key(Key Signatureの最後から2番目のフラットがキーの名前)
※ フラットが一つだったらどうするんだ?一つならF Majaor。心配しなくてもそのうち自然に覚えるから安心しましょう。(と私は先生に言われた)
<Minor> Last b + 3 = Name of Key(Key Signatureの最後のフラットのアルファベットからそのアルファベットを含めて3つ目のアルファベットがキーの名前。ただし、そのアルファベットが既にKey Signatureに含まれていればフラットをつける)
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言葉にするとちょっと複雑なのでフラットの例をあげてみる。上図の5つのフラットがついてるKey Signatureの名前を考えてみよう。Majorであれば右から2つ目のフラットはDbだからDb Major、Minorであれば一番右のフラットがGbだからG→A→Bで、「B」は既にKey Signatureの中に含まれていてフラットがついているからBb Minorとなる。

また、Majorキーをまず割り出し、それから1.5 tones下げることでRelative KeyのMinorがわかるという手もある。
Db - 1.5 tones= Bb

キーの名前からKey Signatureを割り出す時には全てを反対に考えればいい。例えばBbマイナーのKey Signatureを知りたかったら、
Last b + 3 = Name of Keyだから、反対に考えてName of Key - 3 = Last b
B(実際はBフラット、でもこの②フラット<Minor>の割り出し計算に限っては関係ないので無視) - 3 = B→A→G = Gbが最後のフラットなのでBEADGがKey Signature。

数学の公式のようにここまではっきりしてるのに、音楽理論の練習問題を解いていて「なんでここで間違えるかなぁ」というところでミスる。何回か失敗をしてみてやはり一番確実なのは電車のホームの指さし確認のように、公式をその度に書き出し、一つ一つ当てはめてしっかり答えを出すことだと察した。ささっと頭で考えると何回かに一回は必ずミスる。


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ちなみにシャープがつく順番は私はFather Charles Goes Down And Ends the Battle(FCGDAEB)と覚えており、フラットがつく順番はその反対(BEADGCF)と覚えている。問題を解いているときはこれもちゃんと書き出して置くと後で答えを再チェックする時に役に立つ。

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by uk_alien | 2018-03-13 07:38 | Music Theory 音楽理論 | Comments(0)

モジリアーニ Modigliani @ Tate Modern

きっと「恋に落ちる」というのはこういう感じかもしれないと、Tate Modernのモジリアーニ展を観て思った。

微妙なタッチと色合い。なんてプライベートなんだろう。展示されている全ての作品が皆そういうわけではないけれど、オーラがあるものに関していえば息苦しくなるほどに魅力的だ。実際目の前にして彼の作品がなぜそれほどまでに欲せられるのかを身にしみて理解した。

今回の展示に足を運ぶのは3度目。歌手でも演奏家でも絵画でも「もう二度と見る機会はないから」と思ったことはこれまで一度もなかった。でももうすぐ幕を閉じるモジリアーニ展は、まるでお金持ちの紳士の高価な馬車に載せられて連れ去られるこよなく美しい高級娼婦の後姿を名残惜しく見送るような感がある。

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by uk_alien | 2018-03-10 19:15 | art | Comments(2)

ハノンについて

昨日ハノンのNo.1をネットからダウンロードしてウォームアップに使ってみた。

なかなかいいと思った。ウォームアップの後Bertini Op.100 No.14を弾いてみて目下の(そして一生解決することはない)問題である3番と4番のナメクジ指たちが少し独立気味に動くようになっていた。

しばらく他のことをした後再びハノンの練習をしてみて気づいたことが何点かあった。私(初心者、中年、関節・筋肉・腱に問題がある/出やすい)の経験からの推察で権威の全くない意見なのだが。

結論としては要注意(←自分に言い聞かせている)して使えば現時点の私の「課外教材」としていいマテリアルなような気がしている。意識を集中してウォームアップとしてゆっくり進める...全部で数分程度だろうか。

しかし、「もっと、もっと」と長く続けてると「早く弾きたい、最後まで一気に終わらせたい」気持ちに追われて自動的な動きになりやすく、左右、各指のコーディネーションや手指のリラックス感の確認に気が行き届かなくなってしまう。練習している最中で左手の薬指を使うたびに人差し指がキーボードから離れ始めていることに気が付いた。そして全体の指が少し熊手のようになってキーボードから離れてきている。まずい。直さないと先生に怒られる。さらに、腕や肘の腱への影響がかすかに現れ始めたのでその段階で即座にストップした。

生徒の筋・骨格系に問題がなく、先生が脇について問題点を即座に指摘し直させることができる環境だったら全く心配はいらないのかも知れない。

私の先生に関して言えば、若いけれど筋・骨格系に関しては私と同様に問題がでやすい身体で、修士論文も演奏家の怪我について書いたということもあり、こうしたテクニックのための機械的な練習法には非常に慎重に対応しているようだ。因みに私の場合今使っているGraded Pianoforte Studyを使う前はテクニックの教科書としてDozen A Dayのシリーズを使っていた。(↓可愛いでしょう? 笑)


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英語の教科書や勉強法と一緒でどれがいいなんて一概に言えないのだろうなと察する。大人の初心者としては先生のいうことにしっかり耳を傾けた上で学ぶ側として自分でしっかり注意して考えて、自分のこととして上達していかなければならないのだろうと思う。

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by uk_alien | 2018-03-09 19:33 | Piano ピアノ | Comments(0)

London, UK


by uk_alien
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