"私は偉大なピアニストになっていたことでしょう"

“It’s a truth universally acknowledged, that a single man in possession of a good fortune, must be in want of a wife”

...というのは日本でいう「春は曙」や、「祇園精舎の鐘の音」、「月日は百代の過客にして」と同じくらい、地元イギリスでは知られたJane AustenのPride and Prejudice(高慢と偏見)の出だしだ。

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このお話の中で、お金と身分階級をしっかり兼ね備えた未亡人のLady Catherine de Burgh(Mr Darcyの叔母さん)がディナーの後の会話でこうのたまう。

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「There are few people in England, I suppose, who have more true enjoyment of music than myself, or a better natural taste. If I had ever learnt, I should have been a great proficient」(私ほど音楽をこよなく愛し、優れた鑑識力を生まれ持つ者はイングランドにはまずいないでしょう。もし私がピアノを習っていたならば習熟を遥かに極めるレベルに達していたはずです)

頭から花瓶の水をじゃーっとかけてやりたい衝動はさておき。(フィクションなんだから...)

彼女の経済力とコネクションがあればドイツかイタリアからいいチューターを雇えただろうし、いい音楽を生来聞き続け耳が肥えていただろうからとても上手に弾けるようになっていたのかもしれない。

でも、習ったことないからそういうことが言えるんだよね。お金があろうがなかろうが歳とって習い始める勇気がないからそう言うしかないんだよね。

そうしてDarcyの叔母さんを侮蔑しつつ、私は地味〜な練習に励むのである。

世界中の大人ピアノ初心者たち、頑張ろうね。😊

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# by uk_alien | 2018-03-18 17:02 | Piano ピアノ | Comments(0)

ピアノの練習計画・記録

レッスンに向けての気の引き締め方が最近再び緩んでいると自覚。
(定期的に反省しては再び気が緩むというサイクルを繰り返している。)

先生に教わったことを書き留めるレッスン記録のノートはきちんといつもつけている。

が、それぞれの曲に関してはきちんとした計画表や記録はなく、また、次のレッスンに向けての練習計画も(いつも意欲的すぎて達成できなかったことから)何となくやめてしまっていた。

練習計画を立てることの利点は「この曲に関しては今どんな感じ?」とレッスンで聞かれた時に最後に弾いてみた時の記憶で「全然ダメなんですぅ」といった回答にならずに「〇〇のセクションでXXのテンポで△△の練習をしました」と理性的な説明が出来ることだった。

いきあたりばったりな練習からもう少し理性的で計画的な練習の仕方に少しずつでも変えていけたらいいなと思って、再びレッスンに向けての練習計画表を使ってみようかと思う。(↓シンプルなA4のシートを作ってみた)
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それぞれの曲にも全体的な視点からみた計画・記録をつけていってみようと思う。

つけるのがうざったかったらあっさり止めようっと。

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# by uk_alien | 2018-03-17 04:18 | Piano ピアノ | Comments(0)

初心者ピアノ練習法 − リタルダンド

レッスンでリタルダンドがきちんと出来てないので集中して練習するようにと言われた。

リタルダンドritardando)とは、

音楽の速度標語の一であり、テンポを次第に落としてゆく表現方法を指す。略称は rit. 」または ritard.」。ラレタンドw:rallentando)も同様の意味である。反対語はアッチェレランド(Wikipediaより)

というもの。


rit.のサイン以降、a tempoで元のスピードに戻るまでは「徐々に一定に速度を落とすのが基本」で、その間テンポが上がったり下がったり、また、音符の長さが変わったりすると聴き手にとって「?」という演奏になるらしい。

ではどうやって一定にテンポを落としていくかというと、まずきちんとプランを立てること。しっかり考えておかないと天才か何かでない限りその場でチャチャっとなんか出来るものではないそうだ。rit.の最初のスピードを定めた後、一番最後のスピードを決める。そこにたどり着くまで一定に速度を落とすために譜面上でチェックポイントを決めてそこでどれくらいのスピードにするかを決める。例えば私のRomanceの場合、♩=70で入って♩=50まで落とすと決めて、その間♩=60、♩=55のチェックポイントがどこになるのかを譜面上に書き込む。もちろん弾いてみてイマイチだったらプランを変更する。

練習ではメトロノームでスピードをチェックする。決めた速度でなければ絶対にいけないということは勿論ないが指標を持つのは断然有利。演奏の際にはサブディヴィジョンを含めてしっかりカウントし(One & Two & Three & ....)そのカウント自体のスピードを落としていく。

「えーーそこまでやるのーーー?」という気持ちが先に立ち思わず口をつく。でも先生は真剣。「そこまでやるんです。フレージングもアチェレランドも長ーいクレシェンドもプランがなければ常に運に任せることになるでしょう?」

確かに「カン」という神秘のベールをを取り除けるのは学習者にとっては有利。

練習の仕方は色々あるだろうけれど、私は

  • メトロノームのスピードをプランに合わせて落としていくと同時に楽譜を見ながら口に出してカウントする
  • その後メトロノームなしで口に出してカウントしながらピアノを弾きそれをスマートフォンで録音してその後タブレット上のメトロノームを使ってスピードチェックする

という方法をとることにした。

(↓こういう感じ)



うーん、smorzandoっぽくない。

  • ♩=70を長めにキープしてもう少し後からスピードを落とし始めよう
  • しっかり♩=50まで落としてみよう


何度も弾いて、その度に「こうじゃないんだよな」と思って疲れてしまうより効果的かもしれない。


【追記】計画を立てて上記のように練習した後は、スピードを各所でスポットチェックするやり方で十分だと思った。演奏の際カウントをしっかりし、そのカウントのスピードを落としていくことがキーだと思う。(だからそう言ってるじゃない、と先生の声が聞こえる 笑)


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# by uk_alien | 2018-03-15 08:28 | Piano ピアノ | Comments(0)

万年筆はイタリックス

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(なんか昭和のコマーシャルみたいなタイトル 笑)

昔から万年筆が好きだ。美しい道具だと思う。

好きで沢山集めている人たちの気持ちがよくわかる。また、字が綺麗だったり文章を書くのが好きな人たちは道具にこだわる気持ちもあるのだろうと察する。

私は字も文章も下手な上、何十年も前に分不相応に高いお金を出して買ってしまったモンブランの書き味をどうしても好きになれず、以来筆記用具は安いものを使うことにしている。失くしたら悲しいし、昨今は文字を書くという行為自体殆どしていなかった、という事実もある。

さて、昨年末。年が新しくなると同時に少し気分を変えたくなり、紙のオーガナイザーとペンを使いたくなった。知る人ぞ知るファイロファックス。未だ売られているので驚いた(笑)イギリスのブランド。


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リマインダーや周期的な予定の管理はスマートフォンの機能の方が断然優れているのでそちらを継続して利用し、紙のオーガナイザーは自分が使いやすいレイアウトのレフィルをダウンロードしたり自分で作ったりしてプリント、主に計画用途に使用している。

せっかくだからここでペンも新調しようと思いペンマニアさんたちのご意見を少しネットで調べてみた結果、イギリスのあまり知られていないブランドで書き味のよさと費用効果の高さでさり気なく人気のあるItalixのParson's Essentialに非常に興味が湧いた。ローカルだし、値段も一本42.95ポンド(6300円くらい)と質の良い万年筆にしては安価。Medium Non-Italic(普通の先が丸いタイプのニブ)とMedium Cursive(少しイタリックのようになっているタイプのニブ)を購入した。


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このMedium Non-Italicの使い心地がとても良い(上記写真の一番上、インクはダイアミンロイヤルブルー)。ブラスのボディということで手に心地よい重みを感じさせてくれる。インクのフローが良いせいか、私がこのペンを使うと筆圧が高くならずちょっと細めな飾り気のない書き上がり。しかし手の疲弊を感じさせず、勉強するときのノートとりに最適だ。

あまりに気に入ったので同じく万年筆ファンの旦那にも買ってあげることにした。同じニブだけど彼は筆圧が高くストロークの太さにバリエーションが出るので書きあがりが私のものとは全く違う。今ではとても気に入ってメインのペンとして使っているようだ。しかもインクは美しいオックスブラッドで。ブルーブラックだけしか使わない人だったのにすっかりハマって「もっと違う色を買ってみようよ」とワクワクしている 笑。

Medium Cursive(上の写真、上から3番目、ダイアミンのオックスブラッドインク)も書きやすいが長時間使うならMedium Non-Italicのニブに軍配が上がる。

写真の上から2番目はモンブランのマイスターシュティッククラシック(手が疲れるので好きになれない)でダイアミンのエバーグリーンインク、一番下は超安価なシェーファーのカリグラフィーペン(安かろうこんなもんだろうというクオリティ)でダイアミンのエンシェントコッパーインク。

オタッキーでしょう 笑。

ちなみにイタリックスを販売しているMr Penのカスタマーサービスが旧式のスタイルでとても行き届いていてちょっと驚いた。きっと昔のイギリスってこうだったんだろうなあと思わせてくれた。

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# by uk_alien | 2018-03-14 05:59 | great about it | Comments(0)

Circle of Fifth(5度圏)の不思議と調号⇄キーの割り出し方

なんだか耳にして、何となくわかんないままとりあえず頭の中に保留にしておくものってあると思う。で、放っておく時間が長くなればなるほどその言葉自体に何となくミステリアスな響きが帯びてくるような。

最近で言えばこのCircle of Fifth(5度圏)がそう。レッスンでもあまり触れなかったから余計にこの図が何だか分からない。小学校に入学して給食当番表の意味が全く分からなくて密かに苦しんだ暗い過去が蘇る。

そういえばどこかでバッハのWell Tempered Clavier(←いろんな意味ですごいものらしい)についての話を聞いた時に、余談でピタゴラスによる弦の長さとピッチに関する発見と、その後に調整され使用されるようになった調律法と、さらにそれを調整した調律法について云々いってたな。ぐるっと回って戻ってくるという。この図はそれに関係があるに違いない。

とりあえず私が今知りたいことはMajor・Minorの各キー、Key Signature(調号)上のフラットとシャープの数、Relative Key(平行調)について。そしてもしこの不思議な図がこれらに関して何かを分かりやすく表しているのであればそれは何かということ。

そこで先日、このCircle of Fifthの図をこれまでの自分の知識で理解してみようという気になった。

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  1. Cから時計回りに行けば#のMajor Scaleで、#が一個ずつ増えていくんだよな。これはわかる。でもC# Majorの後はどう理解すればいいんだろう?
  2. Cから反時計回りに行けばbのMajor Scaleで、bが一個ずつ増えていくんだよな。これもわかる。でもCb Majorの後はどう理解すればいいんだろう?
  3. 待てよ、これまでMajorばっかりで考えていたけど、Minorはどうなるんだ?あ、Aから始めればいいんだ。Majorと同じように時計回りで#の数が、反時計回りでbの数が増えていく。でも#やbの数が8個以上になったらどう理解するんだろう?
  4. 大体5thって言ったって、C→G→D→A→E→Bとこれまではわかるけど(白い鍵盤上で5番目のキー)、何でBの次がF#なんだ?...そう言えばピタゴラスの話を聞いた時に「Perfect 5thで動いて行けば」って言ってたっけ。そうか、5thってPerfect 5th (3.5 tones)のことか。納得。
  5. C MajorとA MinorがRelativeなら他のキーの関係も図の上で同じかも知れない。同じだ。C→Aと同じ角度で時計回りで見てみればG Major - E Minor等、反時計回りではF Major - D Minor等とRelative Keyを示している。 このMajorとMinorの「Relative」の間隔はC→Aと同じで決まって1.5 tones。先生が時々口に出していたけれど、今まで何を言っているのかさっぱり分からなかった 笑。

と、ここまでを図の上半分で考察。

次のレッスンで先生に確認してみると、「その通り。でも今の段階ではMajor(Cから)とMinor(Aから)の二つの図に分けて、更に”サークル”ではなく7つ目の#で終わる円弧と7つ目のbで終わる円弧が最後の3つのEnharmonic Key(異名同音)で重なるように書いて考えた方がシンプルでわかりやすいと思う。8つ以上の#やbのキーは理論上のキーで意味がないから」とのこと。そして下半分の図を書いてくれた。ふむ。1と2の疑問点が晴れる→今は考えなくていい。(笑)

更にKey Signature(#・bの数)⇄キーの名前の関係を考えるときはこの図から割り出すのではなく、既に教えた下記のルールの方が断然早いから今まで通りそちらを使うようにとのお達し。

① シャープ#
<Major> Last# + 0.5 tone = Name of Key(Key Signatureの最後のシャープから半音上がったところがキーの名前)
<Minor> Last# - 1.0 tone = Name of Key(Key Signatureの最後のシャープから全音下がったところがキーの名前)

② フラットb
<Major> The second last b is the name of the key(Key Signatureの最後から2番目のフラットがキーの名前)
※ フラットが一つだったらどうするんだ?一つならF Majaor。心配しなくてもそのうち自然に覚えるから安心しましょう。(と私は先生に言われた)
<Minor> Last b + 3 = Name of Key(Key Signatureの最後のフラットのアルファベットからそのアルファベットを含めて3つ目のアルファベットがキーの名前。ただし、そのアルファベットが既にKey Signatureに含まれていればフラットをつける)
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言葉にするとちょっと複雑なのでフラットの例をあげてみる。上図の5つのフラットがついてるKey Signatureの名前を考えてみよう。Majorであれば右から2つ目のフラットはDbだからDb Major、Minorであれば一番右のフラットがGbだからG→A→Bで、「B」は既にKey Signatureの中に含まれていてフラットがついているからBb Minorとなる。

また、Majorキーをまず割り出し、それから1.5 tones下げることでRelative KeyのMinorがわかるという手もある。
Db - 1.5 tones= Bb

キーの名前からKey Signatureを割り出す時には全てを反対に考えればいい。例えばBbマイナーのKey Signatureを知りたかったら、
Last b + 3 = Name of Keyだから、反対に考えてName of Key - 3 = Last b
B(実際はBフラット、でもこの②フラット<Minor>の割り出し計算に限っては関係ないので無視) - 3 = B→A→G = Gbが最後のフラットなのでBEADGがKey Signature。

数学の公式のようにここまではっきりしてるのに、音楽理論の練習問題を解いていて「なんでここで間違えるかなぁ」というところでミスる。何回か失敗をしてみてやはり一番確実なのは電車のホームの指さし確認のように、公式をその度に書き出し、一つ一つ当てはめてしっかり答えを出すことだと察した。ささっと頭で考えると何回かに一回は必ずミスる。


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ちなみにシャープがつく順番は私はFather Charles Goes Down And Ends the Battle(FCGDAEB)と覚えており、フラットがつく順番はその反対(BEADGCF)と覚えている。問題を解いているときはこれもちゃんと書き出して置くと後で答えを再チェックする時に役に立つ。

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# by uk_alien | 2018-03-13 07:38 | Music Theory 音楽理論 | Comments(0)

モジリアーニ Modigliani @ Tate Modern

きっと「恋に落ちる」というのはこういう感じかもしれないと、Tate Modernのモジリアーニ展を観て思った。

微妙なタッチと色合い。なんてプライベートなんだろう。展示されている全ての作品が皆そういうわけではないけれど、オーラがあるものに関していえば息苦しくなるほどに魅力的だ。実際目の前にして彼の作品がなぜそれほどまでに欲せられるのかを身にしみて理解した。

今回の展示に足を運ぶのは3度目。歌手でも演奏家でも絵画でも「もう二度と見る機会はないから」と思ったことはこれまで一度もなかった。でももうすぐ幕を閉じるモジリアーニ展は、まるでお金持ちの紳士の高価な馬車に載せられて連れ去られるこよなく美しい高級娼婦の後姿を名残惜しく見送るような感がある。

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# by uk_alien | 2018-03-10 19:15 | art | Comments(2)

ハノンについて

昨日ハノンのNo.1をネットからダウンロードしてウォームアップに使ってみた。

なかなかいいと思った。ウォームアップの後Bertini Op.100 No.14を弾いてみて目下の(そして一生解決することはない)問題である3番と4番のナメクジ指たちが少し独立気味に動くようになっていた。

しばらく他のことをした後再びハノンの練習をしてみて気づいたことが何点かあった。私(初心者、中年、関節・筋肉・腱に問題がある/出やすい)の経験からの推察で権威の全くない意見なのだが。

結論としては要注意(←自分に言い聞かせている)して使えば現時点の私の「課外教材」としていいマテリアルなような気がしている。意識を集中してウォームアップとしてゆっくり進める...全部で数分程度だろうか。

しかし、「もっと、もっと」と長く続けてると「早く弾きたい、最後まで一気に終わらせたい」気持ちに追われて自動的な動きになりやすく、左右、各指のコーディネーションや手指のリラックス感の確認に気が行き届かなくなってしまう。練習している最中で左手の薬指を使うたびに人差し指がキーボードから離れ始めていることに気が付いた。そして全体の指が少し熊手のようになってキーボードから離れてきている。まずい。直さないと先生に怒られる。さらに、腕や肘の腱への影響がかすかに現れ始めたのでその段階で即座にストップした。

生徒の筋・骨格系に問題がなく、先生が脇について問題点を即座に指摘し直させることができる環境だったら全く心配はいらないのかも知れない。

私の先生に関して言えば、若いけれど筋・骨格系に関しては私と同様に問題がでやすい身体で、修士論文も演奏家の怪我について書いたということもあり、こうしたテクニックのための機械的な練習法には非常に慎重に対応しているようだ。因みに私の場合今使っているGraded Pianoforte Studyを使う前はテクニックの教科書としてDozen A Dayのシリーズを使っていた。(↓可愛いでしょう? 笑)


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英語の教科書や勉強法と一緒でどれがいいなんて一概に言えないのだろうなと察する。大人の初心者としては先生のいうことにしっかり耳を傾けた上で学ぶ側として自分でしっかり注意して考えて、自分のこととして上達していかなければならないのだろうと思う。

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# by uk_alien | 2018-03-09 19:33 | Piano ピアノ | Comments(0)

レッスンで自己ベストが弾けない

先日「ピアノをいつも自己ベストで弾けるようにするために」という記事の中で先生からいただいたアドバイスを書いた。練習していた曲もほぼ「可」の域に達したと先生もおしゃってくれたからだ。

しかし、このBertini Op.100 No.14、毎回一定のレベルを保って弾くことが出来ない。号泣

毎回先生のところに行って「今日が最後!」と思うのだが、スピードが遅くなったり、繰り返し部分の8分音符のレガートがすっかり崩れてスタカート状態になってしまったり。

今日は特に左手の5・4・3の指がよたよたと遅れてしまい撃沈。タッチが重すぎと指摘もされた。

メトロノームを100bpsにセットし、各小節の八つの八分音符のうち最初から五つだけを弾いて残りの三つは引かずにビートにしっかり乗ることを意識した練習をするように、と先生から言いつかる。

(↓こういう練習。ビデオだとまだ練習不足で結構いい加減。もっとしっかりビートを意識してdead on beatで弾けという意味だと思う。あとバーの最初の三つの8分音符でもたつくと言われたからそこの部分のコーディネーションをよくせよという指示もあったっけ)



しゅん。

おっと、落ち込んではいけない。ポジティブな姿勢を保とう。

それにしても、ここまで「ほぼ毎回レッスンで上手に弾けない」のはなぜだろう?

  • 練習が足りない?→曲自体の練習はかなりしてきたし、先生も練習は十分出来ているとおっしゃっている
  • 緊張している?→それはあまりない。が、指が思うように動かず音に表れてくるとものすごく焦ってくるのは確か
  • 集中できてない?→ものすごく焦ると全く集中できなくなる
  • 一度に沢山のことをやろうとしすぎている?→シンプルな曲なのでそれはない
  • 先をしっかり考えていない?→あ、それはある。指が動かないと意識が今弾いているところに集中してしまう
  • ウォームアップが出来てない?→ウォームアップのためのボディエキササイズは毎回レッスン前にやるけれど鍵盤上のウォームアップをすることはない
  • 椅子の高さがきちんと調節されていない?→今度は弾く前にちゃんと調節しよう

...指が動いていないんだ。根本のところはおなじみの小指と薬指の独立性の問題かもしれない...と思えてきた。確かにスケールは始めたばかりだし、指の独立性を高めるための練習はやってないし。

少し調べてこのイギリスベースのピアニストのメラニーさん(Melanie spanswick)のウォームアップに関する記事を読んだ。以下は彼女のブログから抜粋。

"My own warm-ups have always been a mixture of piano exercises and movement. I start by playing diminished chords (I have no idea way I choose these particular chords but it must be something to do with their convenient shape) from the bottom to the top of the keyboard. This seems to encourage my torso to move freely from one side of the keyboard to the other, allowing my arms and wrists to start working flexibly. The shoulders also like the feeling of ‘opening-up’ too. After doing this (for a very short time incidentally), I will play a few Hanon exercises. I haven’t always been a Hanon fan at all but more recently I have found them useful if practised in a certain way, they really can help to loosen up the joints.

Here’s the opening of a typical exercise taken from The Virtuoso Pianist:

piano sheet music of The Virtuoso Pianist Part 1 (1-20)

I find it beneficial to work at these slowly and in a very focused way; using full weight from the arms behind each finger especially on the fourth and fifth fingers, building up their strength. So in the above exercise, I would concentrate specifically on the first and second note at the beginning of each bar in the left hand, making a special effort to put my weight on the fourth and fifth fingers as they appear each time. I would also play extra accents on the fourth (and probably on the fifth) finger every time in the right hand too, encouraging the fingers to work properly. The more arm weight you use then the more your finger will spring into action (it’s best to make sure your finger is really playing on its tip and your knuckles are engaged properly too), you will also produce a much fuller richer tone as well when you practice in this way. I like to add extra accents when playing these exercises, almost displacing the rhythmic pulse; this can help with coordination as well."

概略 私自身のウォームアップはディミニッシュコードの和音を低音部から高音部に向かって弾くことで上半身、腕と手首の柔軟さを取り戻し、肩を開かせることから始めます。そして私はハノンファンではなかったのですが、最近では使い方によっては役に立つ、特に関節を柔らげるのに効果的と思っていくつかウォームアップに使っています。ゆっくりとしたスピードで意識を集中し腕からのウェイトをサポートするために掌をしっかり保って指の先を使って弾いていきます。特に左手の4番と5番の指に関しては腕からのウェイトをかけ、右の4番と5番に関してもそこだけに余分のアクセントをつけたりしてこれらの指がきちんと動くよう練習します。こうした弾き方で練習することでより深みのある豊かな音色を奏でることができ、通常とは異なるところに余分なアクセントを置いて弾くことでコーディネーションの練習にもなります。

興味が湧きハノンのサイトから楽譜をダウンロードして弾いてみた。メカニカルになりすぎると意味がない(もしくは怪我の元になる)かもしれないけれど、気をつけて使えば私の軟体動物のような薬指と小指のレスキューになるかもしれないと思った。

今週ウォームアップに使ってみよう。

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# by uk_alien | 2018-03-08 09:58 | Piano ピアノ | Comments(0)

ピアノ練習動画 ー Liszt Romance

まだまだ頑張るプロジェクト、LisztのRomance。失敗だらけ 笑。
楽譜はデスクトップなら先日この記事で紹介したMusescoreで閲覧可能。フリーのアカウントを作ればPDFで普通にダウンロード出来る。



言いたい事は山々なのだろうけれど、とるあえず先生は下記の点に絞って指摘してくれた。

慌てないで時間を取るところはしっかりとる。
Rubatoのカンをつかむためにメロディを歌いながら弾く

Bar 25 スラー&スタカートはもっと時間をかけてpersisting but hesitantly
Bar 30 etc Arpeggiationのところは特にジャラっと一気に弾かずパラパラと。
Bar 31 Chord部分は弱くなり過ぎない
Bar 37 Smorzandoからa tempoで戻るところでは左手最初のEからではなく時間をかけて二つ目の8分音符のBから戻るように
Bar 67 二回目なんだからどう違いを出すのか考えて織り込むこと
Bar 71以降 弱まる指定の記述はないので消え去らないよう終わりに向かってボリュームを保とう
Bar 75以降 左手がもたつくのでスピードアップの練習

はい、頑張ります。


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# by uk_alien | 2018-03-07 07:28 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

Teign Valley

久しぶりに写真を処理した。ピアノの練習にかまけて最近全然カメラに触っていない。


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ソフトウェアの機能もどんどんよくなって、コントラストが少ない白黒ファイルも簡単に扱えるようになって嬉しい限り。

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# by uk_alien | 2018-03-06 07:28 | photography | Comments(0)

London, UK


by uk_alien
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