初心者向けのピアノスケール練習の順序

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3年半もピアノを習っているのに私はスケールを全く練習していない。

ピアノが達者な方のブログで「今から思えばスケールをもっと練習しておけばよかった」とおっしゃっているのを拝読し、はたと自戒の念にかられ、「私、これからスケールの練習をちゃんとします」と先生に伝えた。

はい、じゃこの順番で練習してねと教えてくださった内容は下記の通り。

私のレベルでは下記の6点を踏まえた上で(1)がひと通り出来るようになったら(2)へ進み、それが出来るようになったらさらに(3)に進むという順番で練習すること。

  • 効率が悪いので片手ではなく最初から両手で弾き、弱点を見つけたら片手に切り換えて練習し、また両手に戻す
  • Contrary(左右の手が反対方向に動くスケール練習)のではなく、Parallel(左右の手が平行に動くスケール練習)で行う
  • 各キーについて1オクターブから始めて、2オクターブ、3オクターブと広げる
  • 一番大事(なのだそうです)実際に鍵盤上で練習する前に頭の中で、①どのキーを練習するのか、②Key Signature(調号)は何でどの鍵に影響しているのか(例えばG Major→F#=鍵盤上の位置をイメージ)をしっかり考え口に出して理解を確認、③スケールは鍵盤上でどう見えるのか、弾いた時にどのように感じるのか(アップ&ダウン、ステップの距離感等)をイメージする
  • Minorスケールは今はHarmonicに集中する
  • スピードはゆっくりとコンスタントなペースで行なう。clarityが最も重要(←ここでいうclarityとは、どの音にもアクセントがなく、安定した重すぎないタッチのきれいなレガートを継続的にスケールの全体に適用出来るという意味に私はとった。言うは易し 涙。でも練習すればできるようになるのかもしれない。)

(1) Key Signature(調号)の順
  • C MajorからCircle of Fifth(5度圏)で#を終え、bへ
  • A MinorからCircle of Fifthで#を終え、bへ
  • Enharmonic(異名同音)は効率上ピンとくる方どちらか一つを選んでそちらで覚える(全部で12のキーだけ覚えるように)

(2) Chromatic順/各キーMajorとMinorで
  • C Major→C Minor→Db Major→C# Minorと進んでいく
  • この段階でアルペジオの練習を導入する

(3) Relative scale(平行調)の順
  • #の数がゼロの平行調(C Major/A Minor)、一つ(G Major/E Minor)二つ、三つ...と進み、bも同じように練習する

以上。先生たちのバックグラウンドや経験、方針によって教え方は色々違うのだろうが私はとりあえず忠実にこのアドバイスに従おうと思っている。

ちなみに今(1)のBb Majorまできた。初心者の私にとって定番の運指を離れてややこしくなり始めたところ。「3と4の組み合わせがポイント」と先生に言われたけれど、脳みそと指を動かす神経が繋がらず間違いを繰り返す。まずい、これは間違いを学んでしまう、と焦る。と、YouTubeで有名なJosh Wrightのビデオのアドバイスを思い出した。

「運指は4がポイントになるから左の4を使ったら『左』、右の4を使ったら『右』、と声に出して言うといい」

声に出すと左右の意識が高まり、間違えるとその瞬間に気がつくからそれを意識的に正すことで間違い癖を避けることが出来る、というわけ。大人の初心者には結構いいコツかもしれない。

ついついスピードアップにかまけて練習の質をおこたってしまう。常に忘れないようにこの記事に戻ってこよう。

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# by uk_alien | 2018-03-04 16:02 | Piano ピアノ | Comments(0)

ピアノをいつも自己ベストで弾けるようにするために

ピアノの先生からBertini Op.100 No.14について、今週は「しっかり練習した曲を常に同じように(自己ベストに近いレベルで)弾けるようになることを心がけて練習してください」と言われた。

そのためにはこの段階で
  • 練習に冒険的、試験的な変化をつけない
  • 部分練習はしない
  • 曲が自己ベストになるためのレシピを確定させ、その同じレシピをいつも繰り返せるように
  • 曲の練習は日に1回か2回だけ弾く程度、ただし意識を集中して行うこと
  • 常に先を考えることを忘れない(今に集中してしまうとスピードが落ちてしまう)

なのだそうだ。

寒いから部屋を温めて練習しよう。

追記
私のこの曲のレシピは何だろう。
  • 100bps
  • Relaxed posture, fingers, with good supported palms
  • Listen/monitor my own playing
  • 2 bars ahead and never get lost in the score
  • Concentrate on long notes/Tenuto
  • Think of the quavers as trills
  • Come down intentionally together for 3&3 before the left hand arpeggio
  • Stay close to the keys

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# by uk_alien | 2018-03-03 08:52 | Piano ピアノ | Comments(0)

珈琲をどう飲む?

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日本のフィルターコーヒーは美味しいと思う。

私はコーヒー通ではないのでよくわからないし、人それぞれ味の好みが違うから何とも言えないけれど、長い行列が出来るロンドンのモンマスコーヒーか、香典返しでもらう丹沢コーヒーかどちらかを選択せよ、と迫られたら迷って選べないかもしれない。

無い物ねだりをしても仕方がないので私はバラ・マーケットのモンマスで豆を買って家で入れるようにしている。週中は安価なスーパーマーケットWaitroseのフレンチブレンドで我慢して、週末は夫と二人で朝のモンマスコーヒーを楽しむのが習慣だ。

きっと入れ方に凝っている人も沢山いるに違いない。


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私たちはあまり深く考えずに、このイタリアのビアレッティというメーカーの直火式エスプレッソメーカーをずっと使っている。フィルターの必要がなく、中のゴムの部分を時折買い替えるだけで十数年もっている年季もの。

今週イギリスはThe “Beast from the East”(東方からの怪物)とあだ名され遥かシベリアから流れてきた例年にない氷点下気温とそれに伴う雪と凍えるような風に悩まされている。私の夫も出張先のスコットランドで空港閉鎖にあってしまい、カンヅメ状態で帰ってこれない状況。

窓の外は雪。東から吹き寄せる風が粉雪を舞い上げる中、小鳥たちは必死に庭にしつらえた餌を頬張っている。可哀相に、と思いながら珈琲を沸かした。




ほっとフォトコンテスト





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# by uk_alien | 2018-03-01 23:20 | food & drink | Comments(0)

ピアノ練習動画 Bertini Op.100 No.14

一体身体を緊張させないで速く弾けるようになんかなるんだろうか、というのは大人の初心者なら皆思うに違いない...と自分をなぐさめて「覚えてしまった」間違いと崩れたアーティキュレーションを取り戻す練習をしてからスピードをあげる。

両手105bpm 前後。Allegrettoだからスピードはこれくらいでいいか。



リピートで最初に戻ると右手の薬指が疲れちゃって上手く動かせない。ってことは緊張が解けてないんだよな。

イカになったつもりで弾いてみよう。(笑笑)
真ん中のセクションは8分音符たちを忘れてテヌートの音に頭を集中して弾こう。
左右で同時に弾く音のコーディネーションをもちょっとよくしてその効果をきちんとモニターしよう。
左手のアルペジオをちょっと練習しよう。

で、130 bpsまで上げて110 bpsに戻って来る...のが理想だけど手が疲れちゃうかもしれない。よし、30分以内。

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# by uk_alien | 2018-02-27 19:22 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

ABRSM(英国王立音楽検定)音楽理論グレード5

「ABRSM(英国王立音楽検定、と日本語にすると凄い響き)の音楽理論は勉強するとためになる」とピアノの先生に勧められ、グレード2から4までのエキササイズブックを終わらせた。(何も覚えていないような気がする 涙)

ちなみに、ご興味のある方は→ABRSM(The Associated board of the Royal schools of Music)の英国サイトへどうぞ。
日本では公益財団法人かけはし芸術文化振興財団が日本代表事務局として試験を運営しているのだそうだ

「グレード5はとっておくと便利だから受験を考えてみるといい」と言われながら薄いグレード5のエキササイズブックを勉強し、先日終了。「便利」というのはピアノの実技試験で6〜8級(!)を受けたい場合の必要条件になるという意味で、私がこれらの実技試験を受けたいか、もとい生存中に受けられるレベルに達するかどうかというは全く別問題である。

ピアノを楽しんで学び、好きな音楽を異なる角度から理解するのに役立つことを考えると音楽理論の勉強は苦にならない。外国語の勉強とよく似ているような気がする。ただ漠然と不思議な外国語が単語や文法を勉強することで自分のものになっていく、そんな感じだ。

でもなんでもそうだけど「試験」となるととても緊張する。

最後「試験」を受けたのはいつだったろう。げ、7年前のこの職務資格試験だ。それを考えると衰えた脳細胞に鞭打って勉強するのはボケ防止でいいかもしれない。そろばん検定と同じで失敗したら何度でも受ければいいんだし(ちなみにそろばんは11級でやめている 笑)。

「11月の試験に向けてコツコツ復習、勉強してみるつもりです」と伝えると私のピアノの先生は「November!」と声を上げ「I don't want to PUSH you AT ALL, BUT(おー、きたきた 汗)その頃にはもうグレード6の勉強とかしてると考えていました!申し込みの5月まではまだ日があるからそれまで勉強してどんな感じか見てみましょう。準備が出来てない人を試験に送り込むようなことはしないから」ときっぱり。

と、いうわけで5月の申し込みに向かってグレード5の勉強に励むことになった私である。

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# by uk_alien | 2018-02-26 08:28 | Music Theory 音楽理論 | Comments(0)

ピアノ練習動画 スピードアップは難しい Czerny Op.139 No.70

まだまだ練習を続けるこのツェルニーの練習曲。右手を130 bpmまで上げた。でも既に無我夢中で走ってゼイゼイしている感じ。余裕がないなぁ。





覚書
  • 腕が身体に近くなり過ぎないよう自由に動くスペースをとろう。
  • 緊張をほぐして、緊張したな、と思ったら緊張を解いてから再スタート。
  • 8分の3拍子→Tripleなんだから、最初の拍子とグルーピングの最初の音を意識して重みを使ってスピードに乗る。
  • 常に先を考えよう。(楽譜で先を「読む」より暗譜で先を「考える」練習をした方がいいかのしれない。)
  • 練習のしすぎに気をつけて。タイマーで練習時間を限ろう。(練習でHigh Cを連発すしるテナーはいない。)
  • スケールでアーティキュレーションが崩れたらスタカートで切り離して再びレガートに戻ろう。
  • タッチの軽さ、レガートと重心の配分がスピードのきめて。

長い道のりは続く。

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# by uk_alien | 2018-02-23 16:19 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

無料の作曲ツール Musescore 

すっかりテクノロジーに遅れをとっている私。Music Notationが簡単に出来る無料ソフトウェアなんてないかな?なんてちょっと探したてみたら、ものすごく便利なものが結構沢山出回っていることに驚いてしまった。

早速無料にしてはイチオシと言われている(らしい)Musescoreというのを使って見たら驚くほど簡単。音楽理論で反復記号の部分を読んでいたから試しにこのソフトウェアを使って書いたみたのがこの画像。
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あっという間に出来ちゃう。オーケストラのスコアなんかもどんどん書けて、しかもプレイボタンを押すと、それぞれの楽器の音で演奏してくれる。た、楽しい。

感心してもちょっと調べてみたらDAW、Digital Audio Workstationの世界が凄い凄い。これはハマったらきっと楽しくて仕方がないだろうなあ...と思いつつ、私は大人しくプリミティブなピアノ練習に戻る(笑)。

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# by uk_alien | 2018-02-21 03:23 | Piano ピアノ | Comments(0)

ピアノ練習動画 Czerny Op.139 No.70

目下テクニカルでBertini Op.100 No.14と同時に練習しているのがこのCzerny Op.139 No.70


私が使っている薄っぺらい(でもなかなか進めない 涙)Graded Pianoforte Studies Grade 2という本では”Agility in broken chords”と題されている。Broken chordsとは例えばC majorの「ドミソ」(root position)のドを動かして「ミソド」(1st inversion)にしたり、その上ミを動かして「ソドミ」(2nd inversion)にしたりする、いわば基本の和音のバリエーションのこと。


ちなみに、「Agility」という単語と「中年」という言葉は交わることはない。それでも辛抱強い私の先生は「緊張を解いて手首の動きと手の重心の位置を駆使して軽いタッチで手を放り投げるように」弾けばターゲットスピードに達成する…と励ましてくれる。


Youtubeにアップロードされているこの女の子のスピードとテクニックには拍手。




で、中年の私。昨今めっきり冷え切っているロンドンで関節と腱が悲鳴を上げている私。ダメージが大きくならないよう痛みをモニターしながら少しずつスピードアップを目指す。




でも問題はフィジカルじゃなくて、メンタルもといコグニティブだったりする。


「走っているときにじっと足元を見ながらは走らないでしょう?目指す行き先をしっかり頭の中にイメージして、かつ、3m先に気を使いながら今を駆け抜ける、それがピアノパフォーマンスなのよ!」


はい。まさにごもっとも。突っかかる時はいつもゴールはおろか3m先をふっと見失うとき。


右手練習。




頑張ります。


Descending(右から左へ動かす時)の動きがスムースに行かずぎこちない。以前時計回りの手首のロテーションを試した時はどうもしっくりこなかったのだけれど、スピードアップを考えるともう一回試した方がいいのかもしれない。


このブログ、しばらくはピアノ練習トピックに追われる予定。


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# by uk_alien | 2018-02-18 04:17 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

ハッピーなお菓子

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先日日本から届いた小包の中に、お菓子が入っていた。

甘党の私は一人で一気に平らげる。出張中の伴侶は糖分に関しては概ねアルコールからの摂取に限っているので後ろめたさは感じない。(親切に3パックに分けて包装されているものを2日で食べ終えてしまった事実にはやや自責の念を覚えるのだが。)

美味しい。特にこのビスコ。このビスケットに乳酸菌が入っているというアイデアが美しい。食感もサクサクしていてとても幸せにしてくれる。

パッケージの裏を見ると、不思議なメッセージが印刷されている。「そんな日もあるね。いっぱい泣いていいからね。あしたはえがおだね。」

送ってくれた友人に感謝し微笑みながらも何か腑に落ちない気がした。変だ。

イギリスのスーパーマーケットに並ぶ商品でこんなサマリタン的なメッセージが記載されているお菓子があるだろうかと眉を顰めた。

これは子供向けの「可愛い」デザインのカテゴリーに入るのだろうか、だとしたら奇妙だ...と思いつつ、いくつか異なるデザインで販売されているに違いないと興味が湧きホームページを見てみると、「裏面企画 ハッピービスコ」と題して十種類のデザインで店頭に出されているという。

デザインだけをまとめて見てしまうとちょっとたるい感じは否めない。が、このハローキティ的に曖昧な表情のキャラクターがメッセージの重さを軽減し、商品自体の味や食感、サイズからパッケージングまで包括的な「ハッピー」体験がニートに具現化されているのは確かだ。昭和8年発売(だそうです)以来の長い歴史=商品認知層が広いことと独特な消費者文化背景がこの裏面企画の重要なキーになっている(と勝手に理解する 笑)。

賢い人たちは賢いなあと感心しながら空箱たちをリサイクルのバッグに放り込む前に、「チョコレートと合計で600kcalも食べちゃったんだぞ」と自戒の念を込め証拠写真をとってこの記事を書いた。




HOTな食べ物教えて!



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# by uk_alien | 2018-02-15 22:15 | just a thought | Comments(2)

ピアノ練習動画 - ピアノ、ピアノ

ピアノを習い始めて三年が経つ。

そう、時間だけがぐんぐん行き過ぎて実力が伴ってくれない。ピアノなんて簡単だよ〜んとものすごいスピードでバシバシ弾いているお子様達のビデオを観るとさすがにぐっと涙がこみ上げてくるのだけれど、いいんだもん。人それぞれだもん。

目下のプロジェクト(もう永遠に終わらない)はLisztのRomance。


ダイナミクス、左右のバランス、左手、オクターブ、フレージング、ルバート、スピード....。ああ、もう無理だー(あーあー)。

今は最後のセクションを見直しているところ。



テクニカルの方はこのBertiniのエチュード、Op. 100 No.14。



動かしにくい薬指と小指を使う練習曲なのだけど、これもこの二本の指のレガートを保ちながらスピードを上げるのが難しい 涙。

この歳になって一体何を好き好んで頑張っているんだか。

でもね、ずっと頭の隅でピアノが弾ければいいのにと思ってきて、やっと習うチャンスができた今、本気で取り組まないと絶対後悔するとわかっているんだ。

それに上手じゃなくてもやっぱりピアノが弾けると嬉しいし。(にっこり)

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# by uk_alien | 2018-02-14 09:32 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

London, UK


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