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ルバートの壁 - Franz Liszt Romance S.169

永遠に終わらないLisztのRomance。

え、まだやってるのーーーー?

まだやってるの。ルバートが出来ない。文字通り、壁に突き当たっている状態。ガツン、ガツン。

スピードの壁も厚いけど、ルバートの壁もしっかり厚い。

よく映画監督が「カーーーーット!ダメダメ。違うんだよねえー、君。何度も言ってるじゃないの、もぉー。」と俳優に怒鳴りつけているシーンがある。監督が言う抽象的で曖昧な表現がわかるようなわからないような、でも同じシーンの撮影を幾度となく繰り返しているから自分の演技に癖がついてしまいその状態から抜け出すことができない俳優…それが私。涙

もちろん先生は怒鳴ることはない。でも真剣に「ロマン派なんだからそんなにかっちり弾いちゃダメよ!」と毎度毎度言われてしまう。

クラスの中でどうしても授業についていけず、ぽつねんとしてしまうダメ男君。←うーん、ネガティブになってる。

それでもどうしたらいいのかわからないお手上げ状態から何とかガッツで這い上がって、心機一転。演奏の中でどこをどう引き延ばすのか、どこで取り戻すのかを色鉛筆で書き込む私。健気だ。(←自分で言ってる)

「オーナメントや左手のアルペジオのリープのように時間が必要なところに時間をかけてはダメ。そういう難しいところはきっちりタイミングよく弾く。表現のために時間をかけたいところにはしっかり時間をかける。意図の問題。自分が指揮者になったつもりで権威と自信を持って時間を使って。」





↑録音して、あとから聴いてみて「あれー、十分時間とったつもりなのにーーー!」の繰り返し。

暫くすると元の癖が出てきてしまう。

た、助けて〜。

# by uk_alien | 2018-10-23 22:02 | Videos ピアノ練習動画

ABRSM(英国王立音楽検定)音楽理論グレード6 和音の基礎ブロックを弾こう

Monty Pythonの映画でLife of Brianというのがある。


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その中でBrianが「ローマ人は国へ帰れ」という反ローマ帝国スローガンを塀に落書きしているところをローマ兵士に見つかり、ラテン語文法の誤りを手厳しく直され、正しいセンテンスを何十回も壁に書かされる、というシーンがある。

何度も繰り返すことで嫌でも覚えさせる、という図式はいつでもどこでも同じ。

目下音楽理論のために取り組んでいる作業があまりに地道なのでどうしてもこのRomans go homeのシーンが頭に浮かんできてしまう。

何をしているかというと...

以前この記事で書いたメジャーとマイナースケールにおける和音構成の書き出し作業が終わり、今はそれを鍵盤上で弾いていくという作業をしている。

具体的には...

まずスケールの7つのdegreeに関してtriad root positionを弾く。その都度下記の事項を口に出して唱える。

the first degee, tonic, major
the second degree, supertonic, minor
the third degree, mediant, minor
the fourth degree, subdominant, major
the fifth degree, dominant, major
the sixth degree, submediant, minor
the seventh degree, leading note, diminished
で、tonicで締める。

次に左手はrootのまま、右手でroot, 1st & 2nd inversionsをそれぞれのdegreeで弾く。終わったら左右をスイッチする。

“Trust me. You will thank me later when tackling with Grade 6.”

と先生。

うーーーーーーー。

そうしてメジャースケールの#、bがやっと終わった。

これからナチュラル、ハーモニック、メロデックのマイナースケールに関して同じ作業を行う。

き、気が遠い。



# by uk_alien | 2018-10-23 06:32 | Music Theory 音楽理論

Breathless

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# by uk_alien | 2018-10-22 03:06 | photography

手早く便利で美味しいカリフラワーライス

食欲の秋、ということで食べ物の話が続く。

健康的で美味しいものを食べたいけれど日々の食事の支度にはあまり時間をかけたくない。

私の限られたレパートリーの中でおすすめなのは「主食」のご飯やクスクスの代用として使うカリフラワー。穀類を摂りすぎちゃったな、というときに最適。

フードプロセッサーに入れて細かくなるまで様子を見ながらパルスで砕き、電子レンジで3分くらい加熱して出来上がり。ご飯炊くより早く、カロリーも断然低い。調理後冷凍可能、というのも嬉しい。いつもはかさばって洗うのが面倒くさいフードプロセッサーのパーツも水でささっと洗える。



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カリフラワーでカロリーを節約した分、体にいいけどカロリーが高目、という副菜が摂れる。

例えばココナッツミルクを使った野菜たっぷりのタイカレー。買い置いてあるもの+冷蔵庫の野菜でちゃちゃっと作れる。



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材料:
[A]
オーガニックココナッツオイル
ドライにんにく
シュリンプペースト(←おススメ買い置き品)
フィッシュソース
添加物無使用のタイカレーペースト
ターメリック

[B]
オーガニックココナッツミルク(缶)
冷凍のムール貝お徳用パック
冷凍の海老お徳用パック
ブラウンシュガー(ほんの少し)

プラスあり合わせの野菜(今回はブロッコリー、玉ねぎ、オイスターマッシュルーム、スウィートペッパー、生姜)

30分で作り終わる作り方:
冷凍のシーフードをぬるま湯を張ったボールに入れ放っておく。
カリフラワーと野菜を洗って切る
カリフラワーをフードプロセッサーのパルスで細かく刻み電子レンジ用の器に入れ3分加熱。出来上がったら放っておく。
[A]を炒め、しんなりしたら[B]を入れてシーフードに火が通ったら出来上がり



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満足、満足。

ちなみにこのカリフラワーライス、炒飯を作る際にご飯の代わりとして使っているチャイニーズのブロガーの記事を見かけたことがある。ほんとうかいな、と思って試してみたら本当に美味しかったのでそれもおススメ。

# by uk_alien | 2018-10-19 21:55 | food & drink

自家製ホットケーキミックスで作る紅茶風味アップルケーキ

ここのところ少しダイエットに気をつけている。ついた脂肪がとれにくくなるお年頃。以前のように「暴飲暴食(=平均的イギリス人にならってカロリーを摂取)しても、もとにもどっちゃうんだもーん」という特典クレジットは底をついた。

私にとって健康的な食事というと昔母が普通に作ってくれていた食事のイメージがあるので、どうしても日本の献立に目がいく。

そうして最近ちょこちょこみているのが栄養管理士さんが監修しているというこの「美味しい健康」というウェブサイト。



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その中で見つけた「ノンオイル 炊飯器で紅茶アップルケーキ」というのにちょっと惹かれた。林檎はまさに旬。目下風で落ちたクッキングアップルが芝生の上でごろごろしている。

まずはホットケーキミックスを作る。
小麦粉160g
砂糖30g
ベーキングパウダー小さじ2(10ml=2tsp)
塩ひとつまみ

これをWhole Earthのでかいピーナッツバターの空き瓶に入れてがしがし振って混ぜる。



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そして紅茶アップルケーキは以下の通り(6人分):
林檎 240 g
レモン汁小さじ1と3/4強 (9 g)
紅茶の茶葉大さじ2/3強 (4.2 g)
熱湯 120 ml
ホットケーキミックス180 g
卵 一個 (60 g)

(一人分150kcal)

林檎をスライスしてレモン汁をふってレンジで5分。(今回はシナモンを追加)
紅茶の葉の半分を熱湯につける
卵を割りほぐし、さめた紅茶を葉っぱごと混ぜ、残りの半量の紅茶の葉も混ぜる。
これにホットケーキミックスを入れてさっくりと混ぜる。
炊飯器のボールに林檎を並べケーキミクスチャーを入れて早炊きモードで二回炊飯して出来上がり。




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デザートやおもてなし用ではなく、平凡な日々の「幸せなおやつケーキ」といった感じ。私は電子レンジで加熱した段階で林檎がほぼジャム状態になってしまった。でもとても美味しい。

1〜2人分の分量で作りたいときは中途半端な量の卵を牛乳か何かで代用し、フライパンで普通のホットケーキとしてチャチャッと作るといいかもしれない。(でもそうするとオイルをつかわなくちゃいけないか。)

甘味は十分すぎるほど甘い。

「でもバターを少しのせたらもっと美味しいかもしれない...」と思って迷わず試している私は味覚も皮下脂肪量もすっかり現地化している。

ノンオイルで炊飯器を使う意味がない。ちょっと反省。

# by uk_alien | 2018-10-19 02:52 | food & drink

朝陽 - Morning LIght

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# by uk_alien | 2018-10-16 23:30 | photography

オールブランの簡単で美味しい朝食

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冬場、時間をかけたくないけど健康的な暖かい朝食をしっかり摂りたい、という時にオススメなのがこのオールブラン。日本でもアマゾンなどで簡単に手に入る。

オート麦は、コレステロール値を下げ心臓病のリスクを低下させるのに役立つ食品とされている。また、糖質の吸収を遅らせ食物繊維が高く便秘解消にも役立つそう。

よく耳にする「オートミール」または「(オールドファッション)ロールドオート」と呼ばれるものは、オート麦の外皮(ふすま)をとり除き押しつぶしたもので、「オールブラン」はこのオート麦の外皮(ふすま)の部分を砕いたもの。食物繊維がさらに豊富で砕かれているから調理がしやすい。(ちなみに某有名ブランドのシリアルで似たような名の製品があるけどそれは別物。)

例)スパイシーバナナオールブラン
材料:
オールブラン 30g (111kcal)
水170ml
バナナ一本 (62kcal)
オールスパイス(なければシナモンで代用)1/4tsp
ターメリック 1/4tsp
無脂肪ヨーグルト 25g (9kcak)

作り方:
ヨーグルト以外の材料を全部器に入れてレンジで2分くらい。1分くらい放置して余熱で調理してヨーグルトを混ぜて出来上がり。

上記の材料全部で200kcal以下なので、もう少しパワフルな朝食が好みならココナッツミルクパウダーを混ぜたり水の代わりに牛乳を使ったりするとこってりとした味に仕上がる。すっかり煮崩れたバナナのおかげで十分な甘味。勿論好みでアーモンドを散らしたりフラックスシードをのせたりするのもいい。

電子レンジ数分でちゃちゃっと調理できるので怠惰な私にぴったり。

そんな西洋かぶれの朝飯なんて食えるかぃ!という江戸っ子さんにはだし汁を使って卵やネギなどお好みの具を入れてお粥の代用としてもとってもおすすめ。

# by uk_alien | 2018-10-15 17:22 | food & drink

呼吸 - Breathing

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# by uk_alien | 2018-10-15 02:31 | photography

プチ練習No.12 Yugoslav Folk Song

プチ練習No.12はYugoslav Folk Song、ユーゴスラビアフォークソング。

前回と同じく16分音符を弾こう、というのがテーマの8小節の短い曲。簡単な左手の伴奏が加わっている。






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異国情緒あふれる楽しいメロディー。

# by uk_alien | 2018-10-14 00:28 | Audio ピアノプチ練習

飽和状態から脱するためのリスト作り Franz Liszt - Romance

長期プロジェクトで取り組んでいるFranz LitztのRomance S169。

モチベーションをキープするのが難しい。

「どんな感じ?」と先生に聞かれて、「今の仕上がりでダメならもう一度最初から見直す、という状態です」と訴える私。

すっかり飽和状態の私に心から同情する一方、目的に向かって決して妥協しない先生。小首を傾げて茶目っ気が見え隠れする美しい澄んだ瞳で真っ直ぐ私を見つめ「Could you do me a favour?」

楽譜の最後のページから、順々に各ページ毎に「ウィッシュリスト」を作ってくれという。リストに基づいて最後のページを練習したら、再び次のページをリストに基づいて練習し、最後のページと繋げて最初のページまでどんどん繋げていく。

リストの項目は例えば、

  • 全体的に向上したい点: ペダリング&コーディネーション(殆どの場合これらを直すことで大幅に演奏の質が向上する、のだそうだ)、ダイナミクス&フレージング、ルバート等
  • 特別なある部分をこういう音で弾きたいというスペシャルサウンドポイント
  • ちょっと難しい箇所
  • ここが好き!というお気に入りの箇所
  • ここは外してはならないという重要な箇所

等々。

最後のページから逆方向に進むことでマテリアルに対しての目新しさが増す上、「リスト作り」という新しいアクティビティーのおかげで過去に指摘されたにも関わらずおざなりにしていた部分などが再度明確に浮かび上がってくる。しかもスペシャルサウンドポイントを考えることでどんな音を出したいか、どうやったら出せるか、実際出しているかいないかのリスニングに注意が向けられる。

飽きっぽくだれ気味で単細胞の私にはとてもタイムリーなタスク。

リスト作りには思ったより大分時間がかかった。

そうして言われた通り最後のページから逆方向にページを足していき、最終的に全体を通しで録音してみる。

更にその録音を参照しながらポイントポイントにポストイットを貼って注意点を書き込む。それらを部分練習したら更にコンテクストに入れて練習、ポストイットに練習したぞと印をつける。フレージングが出やすくなるように(アクセントがつきにくくなるように)右手オクターブの運指もいくつか変更してみた。

もう一度画像付きで録音してみる。





ポストイットの数が笑える。

出来ているところあり、出来ていないところは...非常に多し。

通しで弾いているときはポストイットはおろか楽譜を見る余裕はない。聴いてみるとやっぱり痛々しい。はぁ。

ともあれ、再びこの演奏とチェックリストを照らし合わせて形を整えていく予定。

こうしてリストのためのリストとともに(言わずにはおれない 笑)とりあえずはフレッシュな視点で練習に取り組んでいる。










*Note to self
Lacking sense of direction and storytelling as a whole piece - clearer planning
A tempo - Mindset for speed and coordination - anchor & point practice
LH arpeggios - softer and more fluid - practice on its own
Very last part - slower, gentler, more tenderly and fluid like flickering autumnal light through French antique lace

# by uk_alien | 2018-10-12 01:11 | Videos ピアノ練習動画

カメラ小僧のイギリス帰化人。愛機はライカMモノクローム。はたと思い立って始めた大人ピアノ初心者で目下楽しくて仕方がないピアノ練習と音楽理論の勉強をブログに綴る日々 ー London UK


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