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左右のコーディネーションと楽譜暗記のための道標作り

速いアルペジオセクションを練習しているDawn。

ペダリングがまだクリアでないと指摘されたので、その点に注意しながら片手練習をすると共に、ペダルをつけずに両手を合わせて「 Points of Arrival」のチェックをするようにいいつかる。

要は左右の運指の合わされ方について、弾きにくかったり不意をつかれたりする組み合わせや動かしにくい指を使う組み合わせ等々をフレーズごとにゆっくりチェックしていく作業。口に出して言ったり、危ういところはその都度練習して動きに慣らしていく。

チェックポイントの具体的な例を挙げると:

  • ターンやターンの後の指遣い(3→1→ターンの後は2を使う等)
  • 問題児の4番指のチェック(例えば右4+左低音1のコンビ等)
  • ややもするとアクセントになってしまいがちな親指のチェック
  • barの始めの運指コンビのチェック
  • 滅多にない運指コンビに意識を向ける
  • 弾きにくい運指コンビに注意し必要なら動きに慣らす練習をする
  • 弾きやすい運指コンビに意識を向ける
  • 記憶があやふやな部分のコンビのチェック→クリアにする

などなど。

左右のコーディネーションを向上させ、曲を通してそこここに「道標」を作っておくことで記憶をクリアにしていくのが目的。

例えば「完全じゃないけど概ね覚えている」状態で曲を弾いていると、突然間違えて頭が真っ白になり先が見えなくて戸惑ってしまうことがある。曲の中に点々と「道標」を作っておくことでこういった際に咄嗟なリカバリーが可能になる、というわけ。

お父さんに頼まれてお使いに行くのに、電柱(右に曲がる)→神社(左手に見える)→田中さんちの怖い犬(要注意)→郵便ポストがみえたらそこがタバコ屋さん(セブンスターを買う)といった認知マップを持っていれば、田中さんちのポチに吠えられても次の道標の「郵便ポスト」に集中することでお使いの目的は達せられる、というのと同じ。心理学でいうアンカリング。

「どんな点で自分は間違えやすいのか、自分にとって後々問題になりがちな点は何かといった知識を持つことはとても大切で、これらのポイントを意識的にチェック、問題が問題になってしまう前に手を打つことで効率的な練習が可能になる」のだそうだ。

うん、理にかなっている。

最終的にはビーコンのように光り輝くこれらの道標が点々と繋がっていく...と、理屈ではわかるけどその域まで到達できるだろうか。

ともあれ、目下「手探り状態」で「道標作り」をしている最中。

# by uk_alien | 2018-10-10 01:29 | Piano ピアノ

プチ練習No.11 On the Lawn

プチ練習No.11は16分音符が導入されるOn the Lawn。

パーカッシブになりすぎないように弾くマーカートやスタカート、レガートなどのアーティキュレーションに気をつけながら両手でメロディーを弾きましょう、というもの。





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タイトルのOn the Lawn「芝生の上で」から想像すると私は天気の良い庭で忙しく食べ物を探している鳥たちを思い浮かべるからどちらかというと長調の曲の印象を受けるのだけれど、そこはロシア、Dマイナー 笑。

人馴れしない割には我が家の庭に来て孤独に芝生を突きまくってるグリーンウッドペッカーを思い起こさせる。

# by uk_alien | 2018-10-09 06:06 | Audio ピアノプチ練習

そとは黄金色

そとが黄金色に染まると心が忙しなくなって何処にいようかと迷い出だすのは言葉も拙かった幼い頃から変わらない。

「この時を何処で見送るのか」胸が張り裂けるような戸惑いを感じたあの頃と違うのは、今居るところで、それでいいと思えること。


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それでもこの光は特別だ。今でもやっぱり胸がそわそわする。

だから小さい散歩カメラの力を借りてこの日のこの時間をそっと引き出しにしまってしまおう。


# by uk_alien | 2018-10-06 17:49 | walks

冬は懐炉

冬が来る。

ピアノの練習はいわば反復運動。

私の場合、部屋の温度が19℃を切ったあたりから身体にうっすら影響が出始め、18℃以下になると覿面。ここで気がついて身体を温める、部屋を温める、マッサージやストレッチをする、こまめに休憩を入れるなどの対処をしないと、肩や肘の腱に容赦なく影響が出る。

そんな話を似たような体質の持ち主である先生としていたら、「ハンドウォーマーはライフセーバー。学生時代必須アイテムだったから色々試したけどUSBで充電可能なのが一番だった」という。

そうか。自宅での練習もそうだけど、出先でピアノを弾かなければいけないことを考えるとそういったポータブルなタイプのものが役立つのかもしれない。考えてみたら私も寒い季節にレッスンで手が動かなくて苛つくことが多かった。よし、これからの季節に向けひとつ購入してみよう。

とはいえ環境に良くないからなるべく「充電池が切れたらポイ」系のプラスチック製品は買いたくなかった。ネットで調べていると、ライターのZippoが便利そうなハンドウォーマーを作っているよう。

オレンジ色のが可愛い...とワクワクしてレビューを読んでいると「Zippoも悪くはないが、やはり細かい使い勝手や保温時間などを比較するとPeacockに軍配が上がる」と書いてある。

Peacock?

興味をそそられて検索してみると、なんと、かの、ハクキンカイロ。そう、あのハクキンカイロ。確かにグリルの部分が孔雀のデザインだ。いやぁ、そういえば何十年も前に持ってたなぁ。

ハンティングやフィッシングなどのアウトドア系で需要が高く、イギリスでもしっかり販売されているよう。



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と、いうことで、まさに今私が必要としているのは何十年も前に所持し、紛失し、紛失したことすら忘れていたこのハクキンカイロであると結論し、ミニサイズを購入した。

うーん、メイドインジャパン。(←何故かproud)

しかしこれで「冬だから手がかじかんで動きません」という言い訳はできなくなった。

# by uk_alien | 2018-10-06 01:51 | Piano ピアノ

プチ練習No.10 The Folk Song

プチ練習No.10はThe Folk Song。同じタイトルだけどNo.5とは違うフォークソングの初心者用アレンジ。


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ポイントはアナクルーシスと、両手で異なるアーティキュレーションを弾くこと、そして休符をしっかり休むこと。溌剌と元気よく弾く。

「え、これで終わっちゃうの?」という15秒。

(あ、Bar 7の左手、間違えてた)

# by uk_alien | 2018-10-04 20:42 | Audio ピアノプチ練習

ABRSM(英国王立音楽検定)音楽理論グレード6 短調和音の基礎ブロック

グレード6の音楽理論の勉強に入る前段階として、和音の基礎ブロックを理解する目的で始められたこの和音構成の書き出しタスク。

前回の記事を書いた時は長調に関して取り組んでいるところだった。今は短調に関して同じタスク↓に取り組んでいるところ。(例はC#マイナーだが全てのキーに関して行う)



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ポイントはtonalityに関してharmonicとmelodic minorでどのdegreeがどのように同じでどのdegreeがどのように異なるのかを理解すること。

手順
1) Natural Minorで全てのdegreeに関してtriad root positionを構成する。Key signatureが影響している音は色分けして判りやすくする
2) それぞれのdegreeに関してtonalityを書き出す
ローマ数字の大文字:major(M), augmented(aug)
ローマ数字の小文字:minor(m), diminished(dim)
ちなみにコードのtonality(調性)を知るには:
  • triadの5thをチェック。もしperfect 5thなら3rdのtonalityで決まる。3rdがmajorならmajor、minorならminor。
  • triadの5thがperfect 5thでなく、augmentedならtonalityはaugmentedで通常3rdはmajor。Triadの5thがdiminishedならtonalityはdiminishedで3rdは通常minor。
3) 同じ要領でharmonic minor、melodicを書いていく。(私は上に書かれたもの同じものに関しては単に縦線を弾いている。)
4) 次にharmonic、melodic minorに関してtonalityが同じものを四角で括る。
5) 最後にroot, 1st, 2nd inversionsを1st degreeから7th degreeまで書き出す。

地道な作業。とりあえずシャープは終わったので今日からフラットに手をつける予定。

このタスク、復習も兼ねて意外と役立っている。特にこれまでは特定の音のシャープとフラットに関しては演奏のフレームの中で「ここは黒鍵」というトポロジー的な把握にしか留められていなかったのが、ほんの少しずつ調や音階と関連して意識出来るようになってきた(ような気がする)。

# by uk_alien | 2018-10-02 20:21 | Music Theory 音楽理論

Common Ash Trees

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# by uk_alien | 2018-10-01 01:42 | photography

ターメリック風味のオートミール

今日は9月末とは思えない良い天気。気持ちいい!

もう片付けようかと思っていたガーデンテーブルで久しぶりにアルフレスコの朝食をとることにした。

季節柄スパイシーなオートミールが合うような気がしてターメリックとシナモンで味付け。



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材料は2人分(一人分374kcal)

ロールドオーツ 100g
無脂肪牛乳 600ml
ターメリック 1tsp
シナモン 1/4 tsp
デシケイテッドココナッツ(粗めの粉末)5g
デザートアップル 1個
塩ひとつまみ

トッピング:
ナッツとフラックスシードを砕いたトッピング 1tsp
ハニー 2tsp

作り方は簡単。トッピング以外の材料を全部鍋に入れて10分くらい中火から弱火でかき回しながらゆっくり温める。全体にとろりとしてきたら火を止めて休ませて、トッピングをして出来上がり。

満足感のあるしっかりした朝食。牛乳を無糖のアーモンドミルクにしたり、ココナッツを入れないなどするともうすこしカロリーが下がる。あと、りんごをババナに変えた方が食感がまとまるかもしれない。カロリーを気にしなければレーズンやアーモンドなどとも相性が良いと思う。



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超多忙な一週間を終えた私の伴侶はゆっくりガーデニングを楽しんでいる。私はフロントガーデンの草むしりを手伝って、午後はピアノの練習をしようかなと思っている。



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でも天気があまりに良いので家の中にいるのがもったいない土曜日。



# by uk_alien | 2018-09-29 22:59 | food & drink

Dawn - 左手アルペジオとクリアペダリング

練習続きのDawnのアルペジオセクション。

前回のDawnの記事の状態でレッスンに出向いたら

  • ペダルがクリアでない
  • アルペジオのペースが一定でない。意図的かつ効果的なスピードの変化は一定のスピードで弾ける上でのチョイスであって、技術的な未熟さ故のものであってはならない

という二点を注意された。

  • ペダルはアップの時に「がっちゃん」と音を出すつもりできっかりとしたタイミングで上げること。音を出さない微妙なペダリングは後々自然に身につく。今はこのきっちりしたタイミングを先に学ぶこと。ペダルチェンジまで弾いてぱったり止め、サステインされた音がクリアかどうかチェックすること。リープとペダルチェンジが素早く同時に起こる部分ではアップ&ダウン・キャッチの練習を繰り返しすること
  • メトロノームを使ってスピードを♩=80に落として左手練習をする

といいつかる。

頑張って練習してレッスンに出向くと、ペダリングはよくなり左手のペースとタッチも一定になったが、この左手、今のボリュームではうるさすぎると指摘された。

このセクションをfで弾きたいなら左手は最大でmp。右手(f)と左手の間に2レベルの差(mp→mf→f)がないと、パーカッシブになりすぎて音楽性が薄くなる。左右の手でボリュームを出し強調する必要があるとすれば曲の中で一度だけクライマックス部分で使用すること。

「えー、そうなの?そうなの?だってレコーディングを聞いているとブワーッと盛り上がっているから、このruptureという感じを出すために必然的に左右でボリューム出して弾くと思ったんです」

というと

「でも鍵盤上でのレジスターのことを考えなければいけないでしょう?右手のメロディーのレジスターは高音。このレジスターでメロディーを響かせるのは至難の技。だから左手をコントロールしないと綺麗にまとまらない。更に左手のアルペジオはかなり低音に下がるから低音部のボリュームが目立ちすぎになってしまう。もし左手でボリュームを出してウェーブをつけるなら右手とのレジスターがかなり近くなる部分がいいかもしれない。試行錯誤してみる価値はあるけれど現段階では基本的にこの左右の2レベルの差を守ること」

なのだそうだ。納得。

と、いうことでひたすら練習に励む私。




両手の部分は練習不足の右手が結構外れていて運指を間違えて勢いで弾き通している。笑
うん、よくない。右手も練習しよう。

ともあれ、これから♩=120くらいまで左手練習のスピードを上げる予定。

ソフトに...ソフトに...(言い聞かせている)

# by uk_alien | 2018-09-28 18:57 | Videos ピアノ練習動画

暖かい飲み物はバッグの中

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私は長時間外出する際はよく暖かい飲み物を自分で作って持って行く。

超貧乏だった学生時代、数十ペンス出してキャンティーンのまずいコーヒーを飲むくらいなら自分で作って持って行こう、と身についた貧乏癖。テイクアウェイのコーヒーショップがそこら中に立ち並ぶ21世紀になっても未だ抜けない。

日本の知り合いから小さな携帯用のサーモスステンレスマグを頂きこれまで大変重宝していたのだが、部品の一部を紛失してしまい中身の漏れが生じるようになってしまった。

新しいマグを買うのに色々ネットで調べてみたら、どうやらアメリカでは象印のステンレスマグが頗る高い評価を得ているよう。確かに作りやデザインもよさそうだ。イギリスでは私の欲しいサイズ(360ml)の需要が低いのか、やや入手しにくい感じだったが在庫のある店を北アイルランドに見つけ早速注文した。真ん中の黒いのが象印↓。



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モデルはひとつ前のもの。(そして日本の二倍の値段...あー考えたくない。)

以前使っていたサーモス(左側のピンク)と比べるとこの象印は同じ容量なのにとても軽くサイズも小ぶり。片手で開けられるようになっていて、飲み口からもとても飲みやすく非常に満足。(ちなみに写真右側の大きなトナカイマグはフィルターコーヒー用に使っておりこれらのステンレスマグと同じ容量が入る欲張りマグ。)

テイクアウェイコーヒーはプラスチックゴミが問題になっているのでどうしても足が遠のいてしまうし、使い捨てカップを避けるために「マイカップ」を持参した上で数ポンドの値段を払ってまで彼らのコーヒーが飲みたいわけでもない。

やはり板に付いた貧乏性はなかなか抜けるものではないということか。

ともあれ長い散歩の途中で自然の美しさを堪能しながら暖かい飲み物をバッグから取り出しほっと一息つく、というのも結構楽しめるものだ。


# by uk_alien | 2018-09-27 08:35 | great about it

カメラ小僧のイギリス帰化人。愛機はライカMモノクローム。はたと思い立って始めた大人ピアノ初心者で目下楽しくて仕方がないピアノ練習と音楽理論の勉強をブログに綴る日々 ー London UK


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