長〜い夏

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幸福は上空のジェット気流の位置により大きく左右される。

今年は大当たり。イングランド南東部は珍しく夏らしい天気が続き毎日嘘のようにカラッと青空。洗濯物が乾く、乾く。

3日間かけてペンキを塗り直した古いサマーハウスで冷やしたサイダーをすする。

Life is beautiful (for now).

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# by uk_alien | 2018-07-15 22:58 | just a diary | Comments(2)

フレージング - Burgmüller Op.100 No.10

先日から始めたStamaty Op.37 No.1。

「早いスピードじゃないし、これはとっとと終わらせたいからそのつもりで」と先生に言い渡される。

「やたらめったらに繰り返してスピードを上げる練習をするのではなく、ピースの構成をしっかり頭で理解して正確にゆっくり練習して基礎ブロックが確実になった段階でスピードを上げていけば目標のスピードへの到達も早い」のだそうだ。

とっとと終わらせたい野望とそんなに早く仕上げられるかという不安の狭間に暫し立ちすくむ。今までのパターンから行くとスピードがある程度上がった段階で基礎ブロックごと総崩れになり、そこからしっかり安定した状態に立ち戻るのに時間がかかってしまう傾向がある。どうしたらそれを避けられるのだろう?やたらめったらな繰り返し練習を避ける、脳みそのための道路標識マップを作って見直ながら練習する、ゆっくり練習とスピードアップ練習を兼ね併せる...かな。

自分の精神状態をモニターして「学習可能状態」か否かを判断、思考が自動的になったいたら練習を避け、気分転換になる何か別なことをするのがいいのだそうだ。いうは易しでこれがなかなか難しい。




さて、夏休みを前に次の練習曲、Burgmüller Op.100 No.10も今週から始めた。学習課題はフレージング。

フレージングというと「美しくフレージングをしたい→頭の中の音の流れを鍵盤上で表したい→手・指・腕に無駄な力がこもる、無駄な動きが目立ちミスタッチが多くなる→録音してみると全然思った通りに弾けてない」というのが私のパターン。この動画↓は譜読みと右手練習。この「3歳の子供が奏でる咲いた咲いたチューリップが咲いた」演奏からいつか抜け出して、先生が弾いてくれるような美しい音を出せるようになりたい...という野望が疼く 笑。


じゃあ一体どうやってフレージングするんだろう。

  • 小節の最初の拍子はしっかり意識して曲のパルスを保つ(フレーズの最初や最後と重なったら微調整する)
  • フレージングの構造上、出だしと最後は弱めに弾き、特に最後の音符は「呼吸をさせるために」気持ち短めに弾いてフレーズを閉じる
  • フレーズの長さ(フレーズの終わりまで何小節あるのか)を常に念頭に置き、最終地点を意識して弾く
  • フレーズ内はしっかりレガートで弾く
  • フレーズの間は手を持ち上げて一息入れる
  • ダイナミクスと、マイクロダイナミクスを考えてプランする、が、細かく計画した通りに弾くのではなく、話し言葉のように1つのフレーズチャンクがホーリスティックに繋がるように弾く

のだそうだ。

子供だったら...あまりくどくど考えないで、先生の出す音を再生しながらこうしたチェックポイントも同時に覚えて弾いていくんだろうな。

曲を学ぶ最初の段階でフレージングとダイナミクスを意識して練習して、と言われたが、こんなにたくさんのことを一気に考えてスコアや運指を学ぶのはちょっときつい。でも時間をかけてやってみよう。

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# by uk_alien | 2018-06-23 01:03 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

ABRSM(英国王立音楽検定)音楽理論グレード5試験終了!

6月16日の土曜日はABRSMの音楽理論5級の試験だった。

最寄りの試験センターは地元の中学校。早めに出向いて受付を済ませ、待合室のライブラリーで待つ。小さな子からローティーンまで21世紀をしっかり生き抜く世代に混じってぽっちり鎮座する中年のオリエンタルな私。偉いもんですこの歳で、と自分を褒める。

と、彼らのお母さんくらいの年齢の女性が「あなたも理論の5級を受けるの?」と話しかけてきた。お嬢さんがピアノを習い始めたのをきっかけに彼女も習い始めて、次回受験予定の実技6級に必須な理論5級を受けにきたのだそうだ。

「すごいですね、実技の試験なんて想像できませんよ」という私に彼女は「あれほど神経にこたえる試験は滅多にないわよ」と断言。「舞い上がって鍵盤上の手の震えが止まらなくなるの」

しえー。想像に難くない。偉いなあ、本当に。

グレードに関わらず理論を受ける全員が同じ講堂に案内され、グレード別に席に着く。グレード5の試験は2時間。早々に試験を終え子供達が徐々に席を立っていく。私は予想通り見直しも含めて1時間半で終えるタイミング。それ以上は集中力がなくなるので潔く諦めて席を立つ。

試験の内容はウェブサイトに掲載されている模擬試験のフォーマット通り。今年から作曲問題がなくなり、パフォーマンスダイレクションも選択肢の中から答えを選ぶフォーマットに変わったので容易だ。知っていなければならないことを勉強して、見直して、transpositionintervalの問題を解く手順をマスターしていれば難しい試験ではない。

ただ、「変化球」というか「意地が悪い」というか、F majorのスコアに関する問題で暫しF majorに基づいて質問に答えていたのに、突然最後の質問で「このスコアでD majorleading noteに該当する音符を丸で囲め」と聞いてきた。この「D majorの」という部分を見落とした子供は何パーセントくらいだろうと暫し訝しむ。

あと、4分の4拍子のスコアの一部をcompoundに書き換える問題で、8分の12拍子にしてからふと最後に「♫→?」と一拍おいて考えさせられた。dupletじゃん、と思ったがこの表記に戸惑う。ビームの下に2と書くのが正しいんだよな、でも下向きのステムでビームが五線譜に重なって見えにくいからこの場合はヘッド上にカッコして2と書く方がいいに違いない」と結論した。あとになって本で見直して「しまった、単にビームの下に2と書けばよかったんだ」と後悔。

そんなこんなでまずは終了。結果は一ヶ月後くらいに出るらしい。

暫くは理論の勉強もお休み。来月からピアノの先生が長い夏休みをとるので8月末から6級の勉強をゆっくり始める予定。

なっ、なっ、夏休み〜ぃっ🎶

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# by uk_alien | 2018-06-22 00:10 | Music Theory 音楽理論 | Comments(0)

テンポ・ルバートの長い道のり - Liszt Romance

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Wikipediaによると、テンポ・ルバートとは下記の通り。
テンポ・ルバート: tempo rubato)は、訳せば「盗まれた時間」という意味であり、本来的には音符音価の一部を奪い、他の音符に付与することを意味していた。したがって全体のテンポは変化しなかった。19世紀以降ではこの概念は退化して、柔軟にテンポを変えるという意味で用いられるようにもなった。テンポ・ルバートの記譜された実例は14世紀に遡る。テュルクの『クラヴィーア教本』(1789)では「最も普通には、先取または遅延によって音符をずらすことをいう」と記述されているが、実際には古典派の時代を通してテンポ・ルバートの概念は衰退し、単にテンポを厳格にしすぎない程度の意味になっていた。
テンポ・ルバートが再び脚光をあびるのはショパンの楽曲においてである。テンポ・ルバートはマズルカバラードスケルツォワルツノクターン即興曲といった、叙情的な作品の演奏において多く用いられる。普通は、フレーズの最初と最後を遅めに、また、強調したい音を長めに演奏するためにその前後を遅めに演奏し、それ以外の場所を速めに演奏する。この場合、完全にテンポが自由というよりは、基本のテンポを設定しておいて、それを基準に遅め、速めにずらす、という手法を採るのが一般的である。なお、ショパンの場合、このようなテンポの変化は楽譜に書かれていないため、演奏者の解釈に任されている。またショパンは右手のテンポを揺らしても、左手のテンポは常に一定であるべきであると述べている。つまり時間を盗むという旧来の用法に従っていた。
で、これを中年ピアノ3年生(私)に説明して理解させてピアノで弾かせる、というのはピアノ教師にとっては至難の技に違いない。しかし生徒側にしてみたら「盆踊りの基本ステップもマスターしたことだし、ブラックスワンでも踊ってみようか」といきなり言われるようなもの。

二ヶ月くらい前に久しぶりに先生の前でこのロマンスを通しで弾いた。「うーん、よく頑張ってきたね。でもテンポがガチャガチャ。基本テンポが感じられない。ルバートで逸れてもこの基本テンポに戻らなければ曲としてまとまりがつかず、聞き手を困惑させてしまうのだ」と言い渡され、再びメトロノームでかっちり練習をする日々が続いた。70bpmを身体に埋め込み再度先生の前で通しで弾くと、

「かっちりしすぎ。ロマン派音楽はクラシック派に比べると遥かに自由な解釈が許されるのだから、効果的なテンポの柔軟性を考えてどこでそれを活かすのかをプランし、それ以外のところではしっかり基本テンポを感じらせるようにすること。所謂『どこで観客を泣かせるのか』を意図的にプランして臨むように」

と言い渡された。

どーん、と落ち込む。

「初心者なんだからそんなことが出来るわけがない。難しい曲を長期間練習して嫌になってしまうより語学学習のように同じレベルの違う曲を短い周期で仕上げていくことでスパイラル状に上達するというやり方のほうが効果的なんじゃないか」等々、悶々とすると同時に自棄っぱちになる。「ピアノなんか上手にならないし、時間の無駄だ、やめてやる!」と旦那に息巻いたその夜にしっかりピアノの前に座って練習をする。

他の人のピアノ演奏を聞いてもこのルバートの勘が掴めない。聞いたすぐ後に形だけ真似をすればなんとなくロマンチックになるけれど、どうも違う。何をしようとしているのかが自分の中から感じられない。最初のEを弾いて耳にするだけでリストのコントアーの効いたボブ顔が頭に浮かび「出来ない、わからない」というネガティブな気分になる。

と、この演奏が耳に留まった。


Violaの音がとてもロマンチックだ。そう、この弦楽器の感じ。

鍵盤上の低いレジスターでチェロをイメージしてメロディーを弾いてみた。普段のレジスターと異なるのでピアノの音がすんなり耳に入ってくる。

歌ってみた。ベルカント・テナー、ベニスのゴンドラを漕ぐおじさん、チャリングクロス駅でゴッドファーザーのテーマを繰り返し演奏するフィドラー、シャンソン歌手のおばさん、彼らだったらこのロマンスをどんな風に歌うだろうと想像しなが低いレジスターで歌う。最初は冗談半分で誇張していたのだけれど、なんとなくどうしたいのかが見えてくるような気がしたので通しの演奏を録画してみた。



スピードが落ち、後半のオクターブとアルペジオで再度緊張してしまっているけれど、なんとなく先生が言っている方向へどうしたら前進できるのかが感じられるようになった(気がする)。今日はこの後半部分でどう表現できるのか、ちょっと考えてみようと思っている。先は長い。

さて、練習曲のCzerny Op.139 No.70。先週、やっと(やっと、やっと、やっと)先生の「ま、いいとしましょう」のお達しが下った。これも長い旅路だった。「緊張して早く弾ける」という状態から、手首の「振り付け練習」を経て、やっとリラックスして早く弾くということがどういうことかがわかるようになってきた。(意識していないとすぐ緊張状態に戻ってしまうのだけど。)最終的にはリラックス+スピード演奏(130bpm)をゴールにし、正確なコントロールとアーティキュレーションは犠牲になっている。全部できればいいのだろうけれど、今の段階ではどうしても出来なかった。


で、先週から始めた練習曲はこのStamaty Op.37 No.1↓。同じ音の繰り返しの部分の運指を覚えること、三種類のスラーのアーティキュレーション(出来てない〜涙)、両手のコーディネーションが学習項目。



頑張ります。

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# by uk_alien | 2018-06-06 21:28 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

Cycling

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音楽理論の復習をしなくちゃ、しなくちゃ、しなくちゃ...と思いつつ、写真に浸る。
いくつになっても試験前の拒否反応は同じ。

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# by uk_alien | 2018-05-14 17:06 | photography | Comments(0)

Lady Macbeth of Mtsensk

コベントガーデンでShostakovichの因縁付きオペラ、Lady Macbeth of Mtsenskが上演されるというのでチケットをとっておいた。

Lady Macbeth of Mtsensk/Pappano指揮というだけでめくら予約してあったのだが、今回は大当たり。

ストーリー、リブレット(サータイトルの限りで)、音楽、オーケストラ、歌手(Eva-Maria Westbrook主演)、舞台プロダクションと、どれをとってもエンターテイニング。

オペラ自体は同タイトルの原作を元に1934年に書かれたそうだが、超20世紀モダンでブラックコメティ/シリアスドラマのバランスが絶妙。

うーん、よかった。久々によかった。

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# by uk_alien | 2018-04-28 18:18 | music | Comments(0)

楽語を覚える - ABRSM(英国王立音楽検定)音楽理論グレード5

や、落語じゃなく...(笑)。

音楽理論の試験まではまだ時間があると高を括っていたらあっという間に月日は過ぎ、真剣に試験勉強しなければならない状況になってきた。ラッキーなのは今年からの変更で8小節のメロディーの作曲問題がなくなってくれたこと。苦手で気が重かったのでほっとしている。

ABRSMのサイトでは変更後の問題サンプルと模範解答がダウンロード出来るようになっている。
また、同じABRSMのサイトでグレードごとの楽語のクイズも用意されているので興味のある方はチャレンジされてみては?

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この薄い本(↑)を先生と一緒に勉強した後、Music theory Practice Papers 2017(↓)を買って、模擬試験問題を解いてみた。

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ちなみにこれらは模範解答ブックを別購入しなければならないので注意が必要。答えくらい最後につけてくれればいいのに。

時間配分は問題なさそうなのだが、問題をいくつか解いてみた結果、手を抜いていた分野が露わになってきた。楽器に関する一般知識と楽語(Performance Directions)。まずい。

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楽器に関しては青い教本(↑)をしっかり読めばなんとかなりそうだけど、楽語はGrade 1から5までを一気に覚えることになるのでちょっと気を入れないといけない。なんとなく親近感があるイタリア語はともかくドイツ語とフランス語は真剣に暗記しなければ。中学、高校時代の英語の期末試験勉強を思い出す。

先生も心配して、「まずはテンポの速い遅い、ムードが明るい暗いという2つの軸で形容表現をマッピングしてはどうか。同じ意味の言葉は三言語で纏め、文法用語は別に括るようにして」と提案してくれた。子供っぽい感があるかもしれないが、期末試験で徹夜した時代から数十年が経過した昨今、覚えられるならなんでもやるという姿勢に徹している。

で、とりあえずStendigの大きなカレンダーの裏に作成したのがこの楽語マップだ。

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結構笑える。

勝手にGroup "Sad"(mesto, traurig, piangevole etc.)、Group "Noble"(nobilmente, maestoso, grazioso)、Group "Dying Away"(smorzando, perdendosi, calando etc.)等々と括り、色分けはされているが三言語は一緒くたになっている。次のステップとして「変化を表す単語」、例えば「だんだん遅くする」という単語を「遅い」という単語と区別出来るようにマーキングして、そのあとはグループごとにまとめて覚え、最後にシャッフルされたフラッシュカードでテストするというのを繰り返せばなんとかなると思っている。

文法用語の方(↓)はもう少しグループ分けが必要。これからテンポ、構成、度合い、アーティキュレーション等のグループに分けていく予定だ。

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試験は6月16日。当日は問題をしっかり読んで勘違いや思い込みを避けようと思う。

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# by uk_alien | 2018-04-26 04:30 | Music Theory 音楽理論 | Comments(0)

ばいばいBertini

ファーストビートに集中してたらセカンドビートの後が遅れる、緊張はまだとりきれない...

が、今日やっと先生の「ま、よしとしましょう」がもらえた。うう、嬉しい。頑張ったのでとても嬉しい。ばいばい、Bertini。

これでLisztのRomanceの左手スピードアップに集中できる。目標両手♩=70、なので片手で♩=100まで上げようとしているのだが...これもまた容易ではない。涙

今週末はイースター休暇で長いお休み。私たちはWalesに住む義理の兄夫婦の家に犬猫を連れて総出で泊まりに行く。ウォーキングホリデーだー!わーい。

彼の家には義理ママから譲り受けた古いイギリス製のピアノがあるので遊びに行くたびに弾かせてもらう。ハープのような、古い昔のピアノ音がして独特の味わいがある。

彼の息子達は一人はピアノも軽く弾きこなすプロの弾き語りギタリスト、もうひとりは仕事はファイナンス関係だがピアノグレード8の持ち主で目下Appassionataの第三楽章を独学で練習している輩。その中に混じるとしょぼーんと縮こまる私。

でもいいんだ。地道に頑張るんだもん。もん。もん。

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# by uk_alien | 2018-03-27 03:21 | Piano ピアノ | Comments(0)

スピードの壁

初心者のスピードの壁は90〜120 bpmあたりにあるそうで、私はこの壁にガツンガツンと頭をぶつけて大分月日が経つ。

目下のネメシスはBertini Op.100 No.14とCzerny O.139 No.70。前者はスピードは100 bpmで安定したけどどうもアーティキュレーションがおぼつかない感じで足を引っ張るので今その調整をしているところ。

Czernyの方は最終目標は両手120 bpmなのだが、100〜110 bpmあたりで暫くぼーっと頭を使わないで練習していたら手が間違いを学んでしまい思考のフローも上手く流れなくなってしまった。しょぼんとして先生に正直にそう伝えると、ブロークンコードの見直しとアーティキュレーションをよくするために次の練習をするようにと言いつかった。

①4つの16分音符のグループのうち、アクセントを異なる場所につけて練習する
②軽い、切り離した音で弾く(綺麗に引けなくても良い)
③ブロークンコードをダララーっとアルペジエーションで弾く

ざっとこんな感じ↓
①は動画ではちょっといい加減。ともあれこれらの練習とともにセクションごとにスピードアップして全体のスピードを上げていく(予定)。

下の動画は両手128 bpm。どれだけ早く走れるかだけを考えてとにかく全速力で駆け抜けている感じ。アーティキュレーションがついていけないのはわかるけど手の緊張が気になる。気をつけないと。



ちなみにCzernyが亡くなる前に最後に書き上げた曲はOp.861 30 Studies for Left Handなのだそうだ。なんてロマンチック。次のOp.862は左手の薬指の為のエチュードにしようと目論んでいたに違いない。

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# by uk_alien | 2018-03-22 08:26 | Videos ピアノ練習動画 | Comments(0)

ピアノをできるだけ長く楽しむツールキット

私は小さい頃から緊張の塊。

柳も幽霊から抽象的なコンセプトまで何から何までが怖かった上に、周りの人たちと違うことを出来るだけ隠していくことにエネルギーを費やしたりして緊張状態が普通になってしまった。今から思えばみんながみんなそれぞれ違っていたのにね。

学生の頃友人に「樹木に例えるなら uk_alienは柿の木だね」と言われたっけ。言い得て妙。

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大人でも子供でもそういうタイプの人とそうでない人はパッキリ分かれるとピアノの先生は言う。

勿論どちらのタイプでもその人なりでいいのだろうけど、楽器を弾くとなると体の緊張が怪我に繋がるので注意が必要だ。頭をフル回転しながら理想の音楽を奏でるために体、主に上肢を動かすのだから誰でも肩、腕、手指が緊張してしまうのは当たり前だし、緊張しやすいタイプの人間なら尚更。しかも筋・骨格系が影響を受けやすい身体だともうダブルワミー。

ピアノを習い始める前から様々な理由でフローズンショルダー、バネ指、ゴルフ肘、テニス肘、関節炎を患ってきた。これでピアノなんか習っていけるのかとも思ったが、ある意味では逆に痛みに敏感に反応して対処するようになったので上手く体質と付き合えるようになったと思う。

で、そんな私の目下の「ピアノを出来るだけ長〜く弾いていこうね」中年版ツールキット。

その1 ピアノの先生←貴重な存在。私の手の緊張を指摘してくれ、ご自身の経験からの様々なアドバイスをしてくれる。あの小さくしなやかで緊張していない手から奏でられる美しい音を聞くと、身体を緊張させないでピアノを弾くことは「不可能ではない」と思える。

その2 ウォームアップ:British Association of Performing Arts Medicine(演劇・音楽・舞踏のプロ・セミプロ・プロになるために勉強中の学生達の健康を推進するイギリスの非営利団体)がウォームアップのための小さなリーフレットを出していて、ピアノを始めて以来レッスンでも自宅でも必ずこのウォームアップを行っている。→BAPAM Musician's Warm Up Leaflet
身体の状態によっては休憩中やクールダウンに再度行うと良いと言われているがやっていない 汗)

その3 タイマー:スマートフォンのタイマーを45分にセットし、それを超えて練習し続けることはしない。(...してしまうことも過去にあった。しかし、その代償はしっかり払わなければならない事を身を持って知ったので今はもうしない。)その後再び練習に戻る時間と体力があれば15分の休憩を入れる。2セット以上練習してもっと練習する時間と体力があったら、全く別の場所で全く違う事をして再び練習に戻る方が効率的、らしい。ちなみに脳の集中力は25分くらいが限界なんだそうで、それを賢く踏まえて効率的に練習しろと先生に言われているが、生来頭も効率も悪い私にはちょっと難しい。

その4 ネックウォーマー:冬場は特にお役立ち。電子レンジであっためられるタイプのもの。↓
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その5 マッサージオイル:寝る前やちょっとした休憩の合間に自分で腕、指、手をマッサージすると効果的。リラックスできる香りのロクシタンのマッサージオイルがおすすめ...う書こうとして...日本での値段をみて愕然とした。5600円。この値段なら絶対買わない。安価なお気に入りのオイルでどうぞ。

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その6 消炎効果のあるジェル:使わなくて済むのが一番なのだが、気温の低い日に部屋の温度に気づかずテクニカルの練習をして、夕飯作ってる時にシクシクと痛みがやってきて「うわー、やってもうたぁ」と思ったら私はVoltarol。イギリスでは普通にカウンターで買える↓
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その7 怪しいリハビリ道具①:以前肘の腱鞘炎を患った時のリハビリ道具で良いと思ったのはこの温泉街で売っていそうなマッサージの道具。要はプラスチックの棒にローラーが沢山付いているその名も The Stick。腕のマッサージに効果的。

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その8 怪しいリハビリ道具②:Thera-bandのFlexbar これも腱鞘炎を患った時に手に入れたもので日本のamazon.co.jpでも売っている。
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ちなみにその7と8はこの人↓のyoutubeのビデオを観て良さそうなので購入、地元のちゃんとした理学療法士さんの治療と同時進行して使用した。一生治らないと悲観していたのに治ったのでとても嬉しかった。この理学療法士さんがネックウォーマーと自分でするマッサージを勧めてくれ、それ以来これらを使ってなんとか上手く自分の体と付き合っている。




以上、こんな感じかな。ピアノ用ってわけではないけれど、緊張を解くのに時々20分くらいのヨガのDVDも使っている。

そう言えば、先日「ピアノの練習計画・記録」という記事で紹介した表。頑張って使っていて結構役に立っている。意欲的すぎて達成できない傾向があるのは変わっていない 笑。が、なんか記事にそう書いたらそれも普通だよな、と思えるようになって、その日中に出来なかったら計画を修正して、いつか無謀すぎない計画がきちんと立てられるようになると楽観できるようになった。

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# by uk_alien | 2018-03-20 22:33 | Piano ピアノ | Comments(0)

London, UK


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